評価:★★★【3点】
要所に出てくる日本語に親しみを持ちながらも
すべての設定がなんともヘンテコでシュールすぎる。
◇
1970年代のハンガリー、ブダペスト。
元日本大使未亡人マルタの専属看護師として
住み込みで働く独身女性リザ。
大好きな日本の恋愛小説のような甘い恋を夢みながら
孤独な毎日を送っていた。
そんなリザの唯一のお友だちは、
彼女にしか見えない幽霊の日本人歌手トミー谷。
彼と一緒に歌い踊っているときだけは、
日常の寂しさを忘れることができた。
そんなある日、30歳の誕生日を迎えたリザは、
マルタから2時間だけ外出することを許される。
運命の出会いを期待して嬉しそうなリザを、
傍らで寂しげに見つめトミーだったが…。
<allcinema>
◇
“容疑者リザ30歳。独身。歌うユーレイと同居中”
日本に憧れリスペクトした外人が自分らの感性で
自由に作ったらこうなりました!って感じが最もしっくりくる。
妖怪キツネ女とか日本人歌手のトミー谷とか
70年代を席巻した(ほんとかよ)個体分子を
何の躊躇もなくこれでもかと登場させるハチャメチャ振りは
逆に清々しささえ覚えてしまうのだ(笑)
主人公のヒロインが30歳という設定も若干無理はあるが
それでも綺麗なことに変わりなく、彼女の存在があったからこそ
最後までダラけることなく鑑賞できたのはよかった^^;
ちなみに物語のベースとなっている九尾の狐伝説とは
帝を誘惑し、日本を乗っ取ろうと絶世の美女に化けた
狐の妖怪の物語と本作公式サイトで書かれているけど、
ワタシは本作品でこの寓話(なのか)を初めて知りましたよ。
【今週のツッコミ】
・発音のおかしい日本語は仕方ないにしても
そこでそのセリフを言う?ってことが多々あり
もう完全に謎の世界観であった。
・元日本大使の未亡人、それらしく見せるためなのか
病床で日の丸の扇子って、さすがにそれはやり過ぎ感が(爆)
・トミー谷って嘗ての漫談家・トニー谷から?
彼の唄う昭和歌謡は殆どインド映画のノリだった。
・ヒロインはどことなくジェニファー・アニストン入ってます。
また、あのプレイボーイは太ったマーク・ラファロか。
・もしも本作のリメイクが可能ならばヒロインは是非とも
ルーニー・マーラでキャスティングしてみたい^^
で、あの日本人大使館夫人にケイト・ブランシェット。
あれ?なんだか別の方向に行ってしまいそうな気が。
・いずれにしても、こういうヨーロッパ映画は割と好きです(笑)
-------------------------------------------------------------
監督:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
脚本:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ/バーリント・ヘゲドゥーシュ/
音楽:
出演:モーニカ・バルシャイ/デヴィッド・サクライ/ゾルターン・シュミエド/
『リザとキツネと恋する死者たち』
要所に出てくる日本語に親しみを持ちながらも
すべての設定がなんともヘンテコでシュールすぎる。
◇
1970年代のハンガリー、ブダペスト。
元日本大使未亡人マルタの専属看護師として
住み込みで働く独身女性リザ。
大好きな日本の恋愛小説のような甘い恋を夢みながら
孤独な毎日を送っていた。
そんなリザの唯一のお友だちは、
彼女にしか見えない幽霊の日本人歌手トミー谷。
彼と一緒に歌い踊っているときだけは、
日常の寂しさを忘れることができた。
そんなある日、30歳の誕生日を迎えたリザは、
マルタから2時間だけ外出することを許される。
運命の出会いを期待して嬉しそうなリザを、
傍らで寂しげに見つめトミーだったが…。
<allcinema>
◇
“容疑者リザ30歳。独身。歌うユーレイと同居中”
日本に憧れリスペクトした外人が自分らの感性で
自由に作ったらこうなりました!って感じが最もしっくりくる。
妖怪キツネ女とか日本人歌手のトミー谷とか
70年代を席巻した(ほんとかよ)個体分子を
何の躊躇もなくこれでもかと登場させるハチャメチャ振りは
逆に清々しささえ覚えてしまうのだ(笑)
主人公のヒロインが30歳という設定も若干無理はあるが
それでも綺麗なことに変わりなく、彼女の存在があったからこそ
最後までダラけることなく鑑賞できたのはよかった^^;
ちなみに物語のベースとなっている九尾の狐伝説とは
帝を誘惑し、日本を乗っ取ろうと絶世の美女に化けた
狐の妖怪の物語と本作公式サイトで書かれているけど、
ワタシは本作品でこの寓話(なのか)を初めて知りましたよ。
【今週のツッコミ】
・発音のおかしい日本語は仕方ないにしても
そこでそのセリフを言う?ってことが多々あり
もう完全に謎の世界観であった。
・元日本大使の未亡人、それらしく見せるためなのか
病床で日の丸の扇子って、さすがにそれはやり過ぎ感が(爆)
・トミー谷って嘗ての漫談家・トニー谷から?
彼の唄う昭和歌謡は殆どインド映画のノリだった。
・ヒロインはどことなくジェニファー・アニストン入ってます。
また、あのプレイボーイは太ったマーク・ラファロか。
・もしも本作のリメイクが可能ならばヒロインは是非とも
ルーニー・マーラでキャスティングしてみたい^^
で、あの日本人大使館夫人にケイト・ブランシェット。
あれ?なんだか別の方向に行ってしまいそうな気が。
・いずれにしても、こういうヨーロッパ映画は割と好きです(笑)
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監督:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ
脚本:ウッイ・メーサーロシュ・カーロイ/バーリント・ヘゲドゥーシュ/
音楽:
出演:モーニカ・バルシャイ/デヴィッド・サクライ/ゾルターン・シュミエド/
『リザとキツネと恋する死者たち』
私はこれ、めちゃめちゃツボでした。
『嗤う分身』と同じ匂いがします(笑)
九尾の狐伝説は有名ですよ。
確か南総里見八犬伝にも出てきたんじゃないかしら。
あちらの作品はどうも居心地悪かったんですけど
こちらはそこまで辛くなかったです。
これも偏に主人公がヒロインだったからでしょうか(笑)
>確か南総里見八犬伝にも
そうなんですか!それは知らなかったです。
そういう伝奇ロマンはまず読まないし映画化されても観ることなかったからな~(笑)
連休中に「ちはやふる下の句」、そして今日「6.4前編」を見てきました。どちらも☆4。
ちはやのすずちゃんの全力投球が清々しい。
6.4は時間を感じさせない展開で、TVドラマみたいに「なんでここで終わんの! 早く続きが見たいよ!」という感じでした。
ワタシ結局「ちはや」はスルーにしました。
先月、チケット買ったのに急用入ったのが痛かった^^;
「64」は観ます!(笑)
月曜のメンズデイでなんとか(笑)
だから「ちはやふる」はスポコン映画なのですよ。
実際のクィーン戦の映像
https://www.youtube.com/watch?v=oELt0mRfd-Q
以前テレビで紹介してましたが、我々が正月にイメージするかるたと大違い(笑)
原作読んだ社の同僚が言うには
読み上げ時最初の呼吸で予測するとか言ってました。
へ~!チェスもスポーツ系なんですね。