評価:★★★【3点】
怖い嫁にマリオン・コティヤールってことで観る気になったが
見どころは結局彼女だけって。。。
◇
激しい内戦で荒廃したスコットランド。
ダンカン王に忠誠を誓うグラミスの領主マクベスは
獅子奮迅の活躍で反乱軍を撃退、戦友バンクォーとともに
戦場を後にしようとした時、彼の前に3人の魔女が現われ、
マクベスがスコットランド王になると予言する。やがてマクベスは、
夫の王位獲得に執着する夫人からダンカン王暗殺の計画を吹き込まれる。
一度は覚悟を決めるも、
やはり罪悪感から決行をためらってしまうマクベスだったが…。
<allcinema>
◇
本作、シェイクスピア戯曲「マクベス」に忠実なのはいいんだけど
劇場用として作るのであれば、もっと娯楽性を入れてもらわないと。
これだとまるでテキストをそのまま読み上げてるみたいで
睡魔に襲われついつい記憶が飛びそうになってしまうのだ。
実際、数か所で飛んだけど。
それを思えば、日本の黒澤明はスゴイよね~
舞台を戦国時代に置き換え戯曲を独自にアレンジして
ホラー要素まで入れ込み、さらに妻の半端ない怖さは想像以上(笑)
弱腰亭主を叱咤激励するのもほどほどにしておかないと
スロー・スターターの夫がその気になったとき
妻の予定するレベル以上のところまで突き進んでしまうので
夫のテンポが悪くても必要以上の事は押し付けてはいけないのだ。
【今週のツッコミ】
・マクベス夫人には「ヘレン・ケラー物語」を是非読ませたい。
・本当に怖い嫁は『トータル・リコール』のケイト・べッキンセイルですから。
・マクベスがこんなにも臆病だとは知らなかった。
叱咤激励も度を超すと単なるDVになっちゃうし
嫁からのDVに怯える夫シリーズに加えてもいいかも(おい)
・死体の目に石って可なりのホラー^^;
・身長190センチのエリザベス・デビッキが出てましたが
今回は高身長を特に生かすキャラではなかった。
ちなみに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の
キャプテン・ファズマ演じたグェンドリン・クリスティーも
191センチのノッポさんです(←それがどうした)
・どうもここの所パッとしないマイケル・ファスベンダー。
ここは「X-MEN」でもういちど返り咲いてほしいものだ。
・マリオン・コティヤールの泣きの演技は流石だが
同じシーンが長すぎて間延びしてる感じは否めない。
・万一、内容で落胆しても映像が凄そうなので観る気なったが
噂されるほどの映像美は感じなかった。霧が邪魔(笑)
----------------------------------------------------
監督:ジャスティン・カーゼル
脚本:トッド・ルイーソ/ジェイコブ・コスコフ/マイケル・レスリー/
音楽:ジェド・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/パディ・コンシダイン/
エリザベス・デビッキ
『マクベス』
怖い嫁にマリオン・コティヤールってことで観る気になったが
見どころは結局彼女だけって。。。
◇
激しい内戦で荒廃したスコットランド。
ダンカン王に忠誠を誓うグラミスの領主マクベスは
獅子奮迅の活躍で反乱軍を撃退、戦友バンクォーとともに
戦場を後にしようとした時、彼の前に3人の魔女が現われ、
マクベスがスコットランド王になると予言する。やがてマクベスは、
夫の王位獲得に執着する夫人からダンカン王暗殺の計画を吹き込まれる。
一度は覚悟を決めるも、
やはり罪悪感から決行をためらってしまうマクベスだったが…。
<allcinema>
◇
本作、シェイクスピア戯曲「マクベス」に忠実なのはいいんだけど
劇場用として作るのであれば、もっと娯楽性を入れてもらわないと。
これだとまるでテキストをそのまま読み上げてるみたいで
睡魔に襲われついつい記憶が飛びそうになってしまうのだ。
実際、数か所で飛んだけど。
それを思えば、日本の黒澤明はスゴイよね~
舞台を戦国時代に置き換え戯曲を独自にアレンジして
ホラー要素まで入れ込み、さらに妻の半端ない怖さは想像以上(笑)
弱腰亭主を叱咤激励するのもほどほどにしておかないと
スロー・スターターの夫がその気になったとき
妻の予定するレベル以上のところまで突き進んでしまうので
夫のテンポが悪くても必要以上の事は押し付けてはいけないのだ。
【今週のツッコミ】
・マクベス夫人には「ヘレン・ケラー物語」を是非読ませたい。
・本当に怖い嫁は『トータル・リコール』のケイト・べッキンセイルですから。
・マクベスがこんなにも臆病だとは知らなかった。
叱咤激励も度を超すと単なるDVになっちゃうし
嫁からのDVに怯える夫シリーズに加えてもいいかも(おい)
・死体の目に石って可なりのホラー^^;
・身長190センチのエリザベス・デビッキが出てましたが
今回は高身長を特に生かすキャラではなかった。
ちなみに『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の
キャプテン・ファズマ演じたグェンドリン・クリスティーも
191センチのノッポさんです(←それがどうした)
・どうもここの所パッとしないマイケル・ファスベンダー。
ここは「X-MEN」でもういちど返り咲いてほしいものだ。
・マリオン・コティヤールの泣きの演技は流石だが
同じシーンが長すぎて間延びしてる感じは否めない。
・万一、内容で落胆しても映像が凄そうなので観る気なったが
噂されるほどの映像美は感じなかった。霧が邪魔(笑)
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監督:ジャスティン・カーゼル
脚本:トッド・ルイーソ/ジェイコブ・コスコフ/マイケル・レスリー/
音楽:ジェド・カーゼル
出演:マイケル・ファスベンダー/マリオン・コティヤール/パディ・コンシダイン/
エリザベス・デビッキ
『マクベス』
戯曲に関連してるから歓迎で~す。
ほほう!妻の浮気を疑念するって面白そう!
しかもそれを操られた方向に持っていかれるって
ケネス・ブラナーってシェイクスピアモノに結構出てますよね(笑)
関係ないはなしで。
オセロはマクベスと同じく愚かな男の話ですが
臣下のイアーゴに騙されて、奥さんの浮気を疑う話です。
ハンカチがカギなの。。。
戯曲の名で「あのハンカチだ」と何度いうことか・
オセロをローレンス・フィッシュバーン、
イアーゴにK・ブラナーのはなかなかでした。
個人的にはイアーゴが好きなもので。
戯曲の中でも最もシンプルなのがこの「マクベス」らしいですね。
なのが単細胞のワタシでも容易に理解することが出来ました(笑)
>オセロ
どんな内容だったかまったく思い出せません^^;
っていうか、それをモチーフにした他の映画なら多分観てるはず。
一度チェックしてみますね(笑)
マクベスはあまりに愚かで嫌いなんですが、
(まあ、愚かさは似たり寄ったりですが)
その部分が、ものすごく端的にあらわされてて、
ほんとうに舞台を見ているような実写版でした。
何と言っても、血のシーンが美しいとさえおもちゃって。。。(;´・ω・)
確かにそうですよね、これでひとつ知識が付きました。
>日本でいう三途川の渡し賃に、ヨーロッパでは目に置きますよね。
恥ずかしながら、ワタシそれを知りませんでした^^;
日本でいう三途川の渡し賃に、ヨーロッパでは目に置きますよね。
どちらかというと戯曲をベースにした他の映画で数本観たくらい。
今回の「マクベス」をベースにした黒澤映画は
下手なホラー映画顔負けの怖さでしたよ(笑)
はぁ?でした(汗
またまじめに作ってるからなおさら?でしたわ。