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犬鳴村

2020年02月29日 16時21分56秒 | 映画 あ行
評価:★★【2点】



心霊スポットには遊び半分で行ってはいけない。



臨床心理士の森口奏の周りで次々と不可解な出来事が起こり始める。
共通していたのは心霊スポットとして知られる犬鳴トンネルだった。
そこで真相を確かめるべく現地へ向かった奏は、
トンネルを抜けた先にあるという地図から消された村
“犬鳴村”に足を踏み入れてしまうのだったが…。
<allcinema>



新型コロナウィルスの感染拡大にともない
全国で真っ先に緊急非常事態宣言を発動した北海道。
今週末は映画鑑賞は控えようと決めていたが
ホラー映画好きの嫁からの「一人で観るの怖いから付いてきて」と
このひとことで結局劇場に向かうことに。

結論から言えば、まったく怖くない映画だ。
序盤、何かに取り憑かれた彼女が鉄塔から落下するまでは
ホラー映画として、まずまずの及第点だった。
だが、それ以降は、どうしたいのかがまったく見えなくてダレる。

最終的に日本ホラー界の二代キャラである「貞子」「伽椰子」に次ぎ
第三のキャラクター登場で、何とか記憶に残ることはできそうだが。

序盤までは、よかっただけに
できれば、もう少し無駄話をカットしシンプルにしたら
テンポよく見終えたかもしれない。

ちなみに嫁は「最後のキャラ笑ったわ」であった。



【今週のツッコミ】

・最後のキャラの女優さん、監督の指示なんだろうけど
 あの変態的動きは伽椰子の進化版か。

・落下する彼女がキュートで、ヒロインの三吉彩花も知的美人。
 奥菜恵も単役で出てて、女優陣は美形ぞろい(あ、高島礼子も)

・臨床心理士のヒロインが心の病になったら別の臨床心理士が
 ヒロインを見るのかどうなのかってことは
 歯科医の虫歯は誰が治療するとか、理容店主の髪は誰が切る?
 ってことと同じだろ(身内に資格者がいなければ同業者へ)

・電力会社の無慈悲で容赦ない仕打ちの犠牲になった村民。
 地図から消された村というフレーズはホラーとしてイケてる。

・電話ボックスってあんなに密閉されてたっけ?みたいな。

・遠目に鉄塔から落下する人影、直後のフロントガラスはビビった。

・普通の老人役の石橋蓮司ほど不気味なモノはない。
 独居老人でソーラーパネル設置してる感覚も不気味(笑)

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監督:清水崇
脚本:保坂大輔/清水崇
音楽:海田庄吾/滝澤俊輔
出演:三吉彩花/坂東龍汰/古川毅

『犬鳴村』


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