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007/カジノ・ロワイヤル

2006年12月03日 17時59分27秒 | 映画 英数行
評価:★★★


出ました!パルクール!!!しかも創始者のひとりセバスチャン・フォーカンだ



ジェームズ・ボンドも必死に追いかけるが、結果、大使館内に逃げ込まれる。
己の身体のみを使った高速移動芸術。過去にフランス映画「YAMAKASI」リュック・ベッソン監督作品がありました。正式名称は『パルクール』だそうです。

10階建てビルから僅か15秒足らずで地上に降りてくる勇気と技術は鳥肌もの。あのクレーンシーンは当然VFX処理だと思いますが、それ以外のセバスチャン・フォーカンのシーンは実際にやっていると思います。

「パルクール」の参考動画はこちら

秘密諜報員“00”(ダブルオー)の称号を得るためには、最低二人を殺していないといけないらしい。そんなことから、冒頭のモノクロ映像ではその辺りの説明を数分間ではあるがしている。

今回の“ジェームズ・ボンド”は過去のイメージ(上品なスパイ)を払拭。どちらかと言うと、まだ海兵隊か特殊警察の延長に居る感じだ。思い立ったら後先考えず即行動。はみ出し刑事ならぬはみ出し諜報部員だ。これは『M・i・Ⅲ』のトム・クルーズにキャラがそっくりですね。

こういった野生的な感じが予告編のイメージと少し違っていて、個人的には「ロジャー・ムーア」「ピアース・ブロスナン」よりも数倍良かったです(笑)

ジェームズ・ボンドは孤児だった。少年時代に両親を事故で失い、叔母に育てられる。12~13歳のころはイートン校で教育を受けるが、門限破りの常習犯だった。13~17歳のころはフェテス校で教育を受ける。このころから個人競技の体育には人並み外れた才能をみせる。様々な体育競技会で優勝をする。ボクシングのライト・ウェイト級で2度学校代表となる。17~31歳は英国海軍勤務。現在はM16となっている。

未婚者で異性との付き合いは多いが長続きしない。趣味はクライミング、ダイビング、水泳。自動車競技ライセンスは所有していないようだ。しかし、高価な車を高速で走り回るのが好きらしい。ヨーロッパの数多くのカジノでギャンブル経験あり、だが破産するまではしていない。

「007」の目玉といえばボンド・カー!
今回はお馴染みのメーカーのアストン・マーチンです。でも、出番が余りにも少なくてすぐに大破してしまいます。このスタントは片輪を持ち上げる段階から苦労があったらしい。余りに車高が低すぎて台座が置けなかったため、大砲による反動を利用したスタントに切り替え見事に成功。空中7回転のスタントはギネス記録だそうです。

アストン・マーチンDBS


もうひとつ「007」の目玉といえば、ボンド・ガール。
「エヴァ・グリーン」はもうひとつ華がないというか・・大人の雰囲気が足らないような気がして・・・はっきり言って好みでない(笑)




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監督:マーティン・キャンベル
脚本:ニール・パーヴィス/ロバート・ウェイド/ポール・ハギス
撮影:フィル・メヒュー
音楽:デヴィッド・アーノルド

出演:ダニエル・クレイグ/エヴァ・グリーン/マッツ・ミケルセン/ジュディ・デンチ/ジェフリー・ライト/ジャンカルロ・ジャンニーニ/サイモン・アブカリアン/カテリーナ・ムリーノ/イワナ・ミルセヴィッチ/セバスチャン・フォーカン

『007/カジノ・ロワイアル』オフィシャル・サイト
http://www.sonypictures.jp/movies/casinoroyale/


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