評価:★★★★【4点】
主人公に感情移入でき、彼目線でストーリーを追えた。
すべてのヒーローの原点がここに詰まっている。
やっぱりビギニングってどの作品もいいですね。
こういうヒーローものに限っていえば
後まで続くことになりますから
失敗が許されない怖さもありますが
それが見事に決まれば、思い入れも格段と上がります。
まずは、近日公開の『アベンジャーズ』への
期待値もそこそこ上がって来たのはいうまでもありません(笑)
◇
1941年。
ヒトラー率いるナチス・ドイツがヨーロッパを席巻していた頃、
祖国アメリカを愛する青年スティーブ・ロジャースは、
兵隊となって正義のために戦うことを願っていた。
しかし、体が小さく虚弱な体質の彼は入隊テストをパスできず、
悔しい思いを募らせていた。
そんな時、謎の軍医アースキン博士から、
軍の“スーパーソルジャー計画”というプロジェクトに誘われ、
極秘実験の被験者第1号に志願する。
みごと実験は成功し、超人的な肉体と運動能力を獲得したスティーブ。
しかしその直後、博士は自分がナチ党時代に生み出したカルト集団
“ヒドラ党”のスパイによって絶命、
“スーパーソルジャー計画”も頓挫してしまう。
その結果、戦力として貢献する道を絶たれたスティーブは、
彼の意に反して単なるマスコット“キャプテン・アメリカ”として、
軍のPRに駆り出されることになるのだったが…。
<allcinema>
◇
主人公の人柄に共感したため感情移入しやすかったんだと思う。
通常、日本でも160センチ、40キロという小柄な体格に加え
強弱体質というオマケまでついてくると
さすがに過酷な任務に就く自衛隊でも無理でしょう^^;
そんな彼ですが、自身へのコンプレックスを持ちつつも
意思の強さだけは誰にも負けず
いじめっ子に殴られても決して逃げたりせず
相手が殴り飽きるまで我慢するだなんて!
これは一本筋が通っているというか、むしろ“M”なんじゃないの?
なんてジョークも言いたくなるくらい魅力ある性格でしたね。
仕事は出来ても人間的にどうよ?!っていうのが多い現代において
この主人公のように仕事は遅いがヒト的に申し分ないという
キャラの方が映画的には共感できるのはよ~く分りますとも^^
本作、“誠実”を絵に描いたような主人公が軍の極秘実験の対象となり
そこから唯一入隊できるというのも切ないし
直後、アースキン博士の死によってその後の“殺人兵士計画”も棚上げされ
たったひとりの被験者は軍のマスコットとして
各地に訪れ、国債キャンペーンなどに駆りだされる生活に。
しかしながら、そんな時に虚弱時代の自分の唯一の友人が
敵地で行方不明となり戦死者名簿に刻まれることに対し
親友の死を受け入れたくない気持ちと生きているなら助けたい!
そんな思いだけで、ひとり敵地に乗り込む姿は
もはや、その重み自体、他の見せかけだけのヒーローとはひと味違うんです。
なかなか、よかったです。
誠実な主人公、女性エージェントとの控えめなロマンスやら
クリス・エヴァンスのビフォー、アフターどちらもグッドです!
1940年代のレトロ感ある時代設定も個人的に好きでした。
さて、主演のクリス・エヴァンスの身体って
実際はどうなのよ?っていうのが本作鑑賞後の最大の疑問でしたが
さすがに過去作で『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』に出演してるだけに
序盤のガリガリくんじゃないのは当然としても、
あの実験後に見せた驚愕の肉体もデジタル処理による
怪しさもあったりしたのですが、1年かけて肉体改造してたのですね!
ということで、実験後の肉体こそクリス本来の姿ということで納得しました(笑)
おまけ)
・冒頭からグイグイ惹き込まれたデジタル処理されたクリスの身体(笑)
あれはいったい誰の肉体なんでしょうか。
エンドクレジットに協力者の名が出てたのかな。
・ビブラニウムなる素材でできた盾が唯一の道具ってのもいいね!
もちろんその前に兵士なので普通に武装はしてますが。
・出演者のすべてに意味があるのでマーベルコミック映画は気が抜けない。
トニー・スタークのお父さんが大活躍するし起業家という意味では
父のハワード・スタークも凄かった。
・スキンヘッドじゃないスタンリー・トゥッチを初めて見た!
おぉ~!意外と自毛を生やすと一気に老人っぽくなりますね(爆)
・気の強い女性エージェントの右フックは大柄で粗暴な兵士でさえ転倒してた。
ちなみにワタシは好みのタイプじゃないけど^^;
・割りと単純なストーリーであったことは確か。お子様向けだっていいじゃない。
悪役のキャラが好きになれない。電子銃っていうのも漫画っぽいし^^;
・最も緊張したのはラストです。もしや、ガリガリくんのままだったら
本作最大のカタルシスってやつですかね。
---------------------------------------------------------------
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー/
撮影:シェリー・ジョンソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:クリス・エヴァンス/トミー・リー・ジョーンズ/ヒューゴ・ウィーヴィング/
ヘイリー・アトウェル/スタンリー・トゥッチ/
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
・
主人公に感情移入でき、彼目線でストーリーを追えた。
すべてのヒーローの原点がここに詰まっている。
やっぱりビギニングってどの作品もいいですね。
こういうヒーローものに限っていえば
後まで続くことになりますから
失敗が許されない怖さもありますが
それが見事に決まれば、思い入れも格段と上がります。
まずは、近日公開の『アベンジャーズ』への
期待値もそこそこ上がって来たのはいうまでもありません(笑)
◇
1941年。
ヒトラー率いるナチス・ドイツがヨーロッパを席巻していた頃、
祖国アメリカを愛する青年スティーブ・ロジャースは、
兵隊となって正義のために戦うことを願っていた。
しかし、体が小さく虚弱な体質の彼は入隊テストをパスできず、
悔しい思いを募らせていた。
そんな時、謎の軍医アースキン博士から、
軍の“スーパーソルジャー計画”というプロジェクトに誘われ、
極秘実験の被験者第1号に志願する。
みごと実験は成功し、超人的な肉体と運動能力を獲得したスティーブ。
しかしその直後、博士は自分がナチ党時代に生み出したカルト集団
“ヒドラ党”のスパイによって絶命、
“スーパーソルジャー計画”も頓挫してしまう。
その結果、戦力として貢献する道を絶たれたスティーブは、
彼の意に反して単なるマスコット“キャプテン・アメリカ”として、
軍のPRに駆り出されることになるのだったが…。
<allcinema>
◇
主人公の人柄に共感したため感情移入しやすかったんだと思う。
通常、日本でも160センチ、40キロという小柄な体格に加え
強弱体質というオマケまでついてくると
さすがに過酷な任務に就く自衛隊でも無理でしょう^^;
そんな彼ですが、自身へのコンプレックスを持ちつつも
意思の強さだけは誰にも負けず
いじめっ子に殴られても決して逃げたりせず
相手が殴り飽きるまで我慢するだなんて!
これは一本筋が通っているというか、むしろ“M”なんじゃないの?
なんてジョークも言いたくなるくらい魅力ある性格でしたね。
仕事は出来ても人間的にどうよ?!っていうのが多い現代において
この主人公のように仕事は遅いがヒト的に申し分ないという
キャラの方が映画的には共感できるのはよ~く分りますとも^^
本作、“誠実”を絵に描いたような主人公が軍の極秘実験の対象となり
そこから唯一入隊できるというのも切ないし
直後、アースキン博士の死によってその後の“殺人兵士計画”も棚上げされ
たったひとりの被験者は軍のマスコットとして
各地に訪れ、国債キャンペーンなどに駆りだされる生活に。
しかしながら、そんな時に虚弱時代の自分の唯一の友人が
敵地で行方不明となり戦死者名簿に刻まれることに対し
親友の死を受け入れたくない気持ちと生きているなら助けたい!
そんな思いだけで、ひとり敵地に乗り込む姿は
もはや、その重み自体、他の見せかけだけのヒーローとはひと味違うんです。
なかなか、よかったです。
誠実な主人公、女性エージェントとの控えめなロマンスやら
クリス・エヴァンスのビフォー、アフターどちらもグッドです!
1940年代のレトロ感ある時代設定も個人的に好きでした。
さて、主演のクリス・エヴァンスの身体って
実際はどうなのよ?っていうのが本作鑑賞後の最大の疑問でしたが
さすがに過去作で『ファンタスティック・フォー:銀河の危機』に出演してるだけに
序盤のガリガリくんじゃないのは当然としても、
あの実験後に見せた驚愕の肉体もデジタル処理による
怪しさもあったりしたのですが、1年かけて肉体改造してたのですね!
ということで、実験後の肉体こそクリス本来の姿ということで納得しました(笑)
おまけ)
・冒頭からグイグイ惹き込まれたデジタル処理されたクリスの身体(笑)
あれはいったい誰の肉体なんでしょうか。
エンドクレジットに協力者の名が出てたのかな。
・ビブラニウムなる素材でできた盾が唯一の道具ってのもいいね!
もちろんその前に兵士なので普通に武装はしてますが。
・出演者のすべてに意味があるのでマーベルコミック映画は気が抜けない。
トニー・スタークのお父さんが大活躍するし起業家という意味では
父のハワード・スタークも凄かった。
・スキンヘッドじゃないスタンリー・トゥッチを初めて見た!
おぉ~!意外と自毛を生やすと一気に老人っぽくなりますね(爆)
・気の強い女性エージェントの右フックは大柄で粗暴な兵士でさえ転倒してた。
ちなみにワタシは好みのタイプじゃないけど^^;
・割りと単純なストーリーであったことは確か。お子様向けだっていいじゃない。
悪役のキャラが好きになれない。電子銃っていうのも漫画っぽいし^^;
・最も緊張したのはラストです。もしや、ガリガリくんのままだったら
本作最大のカタルシスってやつですかね。
---------------------------------------------------------------
監督:ジョー・ジョンストン
脚本:クリストファー・マルクス/スティーヴン・マクフィーリー/
撮影:シェリー・ジョンソン
音楽:アラン・シルヴェストリ
出演:クリス・エヴァンス/トミー・リー・ジョーンズ/ヒューゴ・ウィーヴィング/
ヘイリー・アトウェル/スタンリー・トゥッチ/
『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
・
記事書書かれた日時を見たら・・・同じくらいにアップしていたんですね(^_-)-☆
私も高潔(笑)なスティーブに感情移入して観ていました!1番レトロなヒーローがなぜ
アベンジャーズのリーダー?と思いましたが、この物語観て納得です^^トニースタークがリーダーでは、困りますもんね(笑)でも、トニーって言うかロバート大好きなんですが(笑)
おっと話がそれてすみませんσ(^◇^;)
そそ、私も時代設定のレトロ感、控えめな
ロマンスも好印象でした(*^o^*)
私も、単純明快、勧善懲悪な物語、大好きです!
>エンドクレジットに協力者の名が出てたのかな
出てたかもしれないですねσ(^◇^;)
パンフ見ると、代役の身長は170CMしか
書いてなくて(ーー;)
>ちなみにワタシは好みのタイプじゃないけど^^;
そうですか!itukaさんの好みではないんですね。φ(._.) メモメモ(笑)
PS.相互リンクありがとうございました!
itukaさんのブログが拙ブログなら、私のブログなんて、拙拙ブログになっちゃいます~(笑)これからもよろしくお願い致します♪
続編はなんだか見たような顔が2人ほどいそうです。
本作のヒーロー演じたクリスって、なんて好青年なの~!
なんてことを鑑賞中、ずっと思ってました。
ま、そういうキャラだからそうなんでしょうけど
こういうのからお気に入りになっていくんでしょうね(笑)
このレトロ感がどことなく『ロケッティア』っぽくて手作り感的なところが良いのかもしれません。
あのもやしっ子体形って170センチの方だったのね。
それとその時の、小柄な印象を出すのに
ワザとひと回り大きいメットを着用させる辺りは芸が細かいと思いました^^
相互リンクしました。よろしくです~(笑)
久しぶりのシネコンで本作をチョイスされたのは正解だったと思います^^
お~!★4でしたか、安心しました(笑)
次回作は『アベンジャーズ』のことですよね。
マーベルコミックのキャラが総動員されるので
いったいどうなってしまうのか想像もつきません。
でも、かなり期待してますよ^^
私もこの雰囲気は好きですが、バトルより誕生秘話のような作品だったかな~と。
今後の「アベンジャーズ」を見据えてるんでしょうね、やっぱりリーダー的存在になるのは、人となりが重要んでしょうね!
あっ、クリスは、「ファンタスックフォー」なんてもんより、「セルラー」をご覧になりましたか?
キム・ベイシインガー救出のため、携帯1本で頑張る男ですよ(笑)
かえってその方がよかったかなとも思いました。
この女優さんは昔風なお顔立ちなんで、この役には合っていたと思います。
逆にここにスター級女優を持ってきちゃうと、そっちが強すぎてバランス取れなかったかもですね。 こういうキャスティングは難しそうです。
『ベンジャミン・バトン』でびっくりしたのが遠い昔のようです(笑)
『スパイダーマン』でも主人公の体型は本作のクリス状態でしたもんね。
何のヒネリもなく単純明快なストーリーだったからヒーロー誕生物語に集中できたのかな~。
『アベンジャーズ』のリーダーも大変な仕事ですよね。
個性豊かなメンバーをまとめなきゃならないし
オレがオレが!っていうソーくんじゃまず無理っぽいですもんね(笑)
『セルラー』未見なのよ~。
リメイク作品の方なら観たのですが、オリジナルの方にクリスくん出てたんですね!
ちょっと、観てみたい!その時の体格を(笑)
ほぼ、無名な女優さんだったから前に出過ぎず、作品全体のバランスからいえば良かったんですね。
なるほどね~!いわれてみれば確かにそういうところのキャスティングも考え抜かれたものなんですね。
マリオン・コティヤールじゃ年齢的に微妙だし
エレン・ペイジだと、エージェントといえないし。。。(←インセプションのメンバー言ってるだけじゃん)^^;