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ファンタスティック・フォー

2015年10月10日 21時22分22秒 | 映画 は行
評価:★★☆【2.5点】



マーベル映画のなかでワースト作品として一票を投じたい。



発明オタクの少年リード・リチャーズは、
小学校5年生で同級生のベン・グリムとともに物質転送装置を発明する。
しかし周囲に相手にされず
日の目を見ることのなかったその装置が7年後、
バクスター財団のストーム博士の目にとまり、
リードは財団の学生研究員にスカウトされる。
そこには、博士の養女スー、息子のジョニー、研究者のビクターがいた。
やがて本格的な転送装置が完成すると、
リード、ジョニー、ビクター、そしてリードの親友ベンが転送実験に参加し、
異次元空間“プラネット・ゼロ”に転送される。
しかしそこでトラブルが起こり、ビクターが行方不明となってしまい、
リードたち3人だけが地球に帰還する。
すると装置を操作していたスーも含め、
彼ら4人は異次元のパワーによって超能力を身につけてしまうのだったが…。
<allcinema>



何故、ファンタスティック・フォーは誕生したのか!
彼らがどのような形で超人的パワーを身に付けたのかという
創世記的話が見られるので期待していたのだが。。。

単に悪を滅ぼすというストーリーと違い
そこには生身の人間としての苦悩やら悲しみが描かれるんだろうな~と。

ところが蓋を開けたら、なんとも軽いノリで
よかったのは小学生までで8年後の大人になってからが酷い。

学生研究員になった彼らの発想は中学生レベルってきたから
見るほうも“やらかした感”たっぷりで感情移入する余地すら与えない。
しかもそのせいでとんでもない事態になっちゃって
取り返しのつかない罪を背負うことになったのだが
反省の色をまったく見せない図太さはいったい何?(笑)

普通の人間でなくなったという不安がこれっぽっちもないのは
そりゃあ他の3人の場合は黙っていれば違和感ないけど
岩感たっぷりなベンにしてみれば隠れようがなく
すさまじい心の葛藤とかを見せてくれないと納得できないわ^^;

これほんとに一連のマーベルグループ?
おまけ映像が恒例と思っていたので「あれ?」だった。


【今週のツッコミ】
・リード、ジョニー、スーは人間並みに暮らせるが
 これからベンはいったいどうするつもりなのか。
 彼の両親は納得できるんだろうかと、余計な心配を少し^^;

・チョイと「ワイルドスピード」入ってます的なノリはいいが
 出てくる車が中古の日本車ばかりっていうのが、かなり安っぽい。

・『セッション』で一躍有名になったマイルズ・テラー。
 彼にとってこの作品は汚点となるのだろうか(こら)

・ヒロインがもうひとつだった。

・リード(マイルズ・テラー)の超能力は不気味以外ないと思うよ。
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監督:ジョシュ・トランク
脚本:ジョシュ・トランク/ジェレミー・スレイター/
音楽:マルコ・ベルトラミ/フィリップ・グラス/

出演:マイルズ・テラー/ケイト・マーラ/マイケル・B・ジョーダン/サイモン・キンバーグ
    ジェイミー・ベル/トビー・ケベル/

『ファンタスティック・フォー』

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2 コメント

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Unknown (えふ)
2015-10-10 22:54:22
なんかもー退屈してしまいました。
いままでのマーベル作品のような重圧さがなくて、、、
ノーベル賞もんのリードの研究もやすっぽくみえて・・・
あきらかに前の作品のほうが楽しかったです。

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えふさんへ (ituka)
2015-10-11 09:38:52
そもそもマーベルのなかで「F4」だけ前作品も見てなかったんですよ。
なので、今回の映画でも期待値ゼロで鑑賞したんですが
それでも可なり評価が低くなってしまいました^^;

重厚さなかったですよね(笑)

ベンがあれでは救われないし結局人間ドラマが薄すぎるってことでしょうね(爆)
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