イタドリ。スカンポ,サイタヅマ,タジイとも。タデ科ソバカズラ属。日本ほか東アジア一帯に分布。若い茎は山菜,根は生薬に。シーボルトが19世紀に欧州に持ち帰ったものが繁殖し,英国などで被害を与えている。
ねむの花。ネムノキ科ネムノキ属。
昼は咲き 夜は恋ひ寝る ねぶの花 君のみ見めや わけさへに見よ (万葉集 紀郎女から大伴家持へ)(昼間は花を咲かせ,夜はぴったりと葉を合わせ,好きな人に抱かれるように眠るねむの木ですよ。羨ましい。そんな花を私だけが見てもよいものかしら。あなたと一緒に見たいの。)
実際は花は夜開き,葉は昼開く。
昼は咲き 夜は恋ひ寝る ねぶの花 君のみ見めや わけさへに見よ (万葉集 紀郎女から大伴家持へ)(昼間は花を咲かせ,夜はぴったりと葉を合わせ,好きな人に抱かれるように眠るねむの木ですよ。羨ましい。そんな花を私だけが見てもよいものかしら。あなたと一緒に見たいの。)
実際は花は夜開き,葉は昼開く。
ヤマホトトギス。ユリ科ホトトギス属。日本,朝鮮半島,中国に分布。小さな花が木陰にひっそりと咲く。紫色の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似ていることから「山杜鵑」。