花蝶風月

じいさんナチュラリスト

ヌルデ

2017-09-16 05:40:32 | 植物
ヌルデの花が満開。白膠木,塩の木,フシノキ,カチノキなど別名多数。ウルシ科ウルシ属。日本ほかアジア各地に分布。河川敷に多数自生。紅葉が美しい。塗料として使った白い樹液が「塗る手」の由来か。葉にアブラムシの一種が寄生して虫こぶ(五倍子,ふし)を作ることがある。ふしはタンニンを多量に含み,お歯黒液,皮なめし,染料,インク,写真現像液などに利用された。実の表面は白いリンゴ酸カルシウムの粉でおおわれる。この粉は山間部では塩の代用品だった。いろいろと役に立つ木だったが,今ではただの雑木。


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1 コメント

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ヌルデはどこですか? (西川正治)
2018-11-05 16:44:15
昨年の9月16日の、ヌルデの花の書き込みを拝見しました。ヌルデの実をみてみたいのですが、生えていた場所をお教え願えますか。
PCメールは、tabitohon@nifty.comです。
お手数ですが、よろしくお願いします。
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