先日の「幸せの経済学」上映会&ダイアローグカフェに関して、
司会をしてくださった未来をつくるオーケストラの細田さんから、今後のことについて月曜日の記事にコメントの形で投稿をいただきました。
***細田さんコメントここから***
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細田です。日曜日はお疲れさまでした。
いろいろな反応も含めて、意義のある上映会だったのだと思っています。
ボランティアとして事前の準備や当日サポートしてくださった方々があの場にいらした意味、地元八ヶ岳エリアから参加された方々が期待していたもの、そして遠方より駆けつけて下さった方々の想い、きっと様々だったのだと思います。
さて、次の一歩をどこに踏み出すのか?
考え込んでしまって、立ち止まったままでもいけませんね。学ぶこと、変わり続けること。
そして、その変化のスピードをアップするための仕組みを考え、実践すること。わたしの今年のテーマです。
伊藤さんの「シューマッハカレッジ留学記」に指針となる文章を見つけたので、勝手に引用させていただきます。
ここから引用
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自己組織化がガイアを生んだ
日本で「エコロジー」というと、「動植物の生態系」であるとか「環境、自然に良いもの」といった意味合いで使われる事が多い。しかし、この言葉の本来の意味は「自然界の仕組み或いは秩序」ということを指しており、その範囲は一般に言う“自然”のみならず、素粒子から宇宙に至る様々な仕組みや、人間の身体やその心や脳の仕組みまでを含んでいる。
ここ数十年来の生物学などの研究のお陰で、この自然界には、どこを切り取っても普遍的に存在する幾つかの特徴が存在することが解ってきた。それらは、私達が義務教育において習ってきた考え方を根本的に覆すものである。その中の一つに、エコロジカル社会とも関連の深い“自己組織化”という現象がある。
自然界の中には、私達の身体の細胞の様に、比較的似通った性質の「個」が集まり、集合体のサイズやその他の条件が整うと、その「個」がお互いに協調的に働き合うことで、一つの秩序をもった組織(共同体)が出来あがる。
身体や脳の働きも、そういった現象で出来あがっていることが解っている。さらに、そのようにして出来あがっている生物は、環境や周囲の状況を常に受け入れながら、環境に合わせて自らを変えて行こうとする性質を持っている。これによって、さらに大きな一つの共同体(コミュニティー)が出来あがる。実際に生物は、世代を経ながら自らを変化させて行く事によって、地域の地形や気候などに柔軟に適応していく。そして、近隣の他の生物達とともに、その土地の風土に適合したコミュニティーを作り上げているのである。
こうした繰り返しによって最終的に出来たのが地球“ガイア”である。このような、「個」同士が協調的に働き合うことによって、自ら一つの秩序をもった組織を創りあげる事を「自己組織化」と呼んでいる。
「自己組織化がガイアを生んだ」全文はこちらから
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ここまで引用
さて、次の一歩ですが・・・
スタッフの方や希望者を交えて、振り返りと八ヶ岳での今後の取り組みについてダイアローグしませんか。
変わることを楽しみたいです。
細田
***細田さんコメントここまで***
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引用の部分、自分で書いておいてすっかり忘れておりました。
そうですね、自然界が「個」同士が協調的に働きあうことで「自己組織化」を起こすことを、人間界でも起こさなければならない時期に来ています。
細田さんの提案のように、
来月には22日の振り返りと八ヶ岳での今後の取り組みについて、
是非、ダイアローグカフェ#2ができればと私も思います。
どのような会にするかはまだ私もはっきりとは分かりませんが、
この地域の将来のためになる、
実践的な活動につながるものにしたいと思っています。
八ヶ岳近辺の皆様、いかがでしょうか?
何か、良いアイデア、テーマがあれば是非お寄せいただければと思います。