前回少し書いたとおり、
自分がプレイしたフリーゲームをレビューしてみようと思います。
あくまで独断と偏見で勝手にレビューしますので、
やってみたけどつまらないとか文句を言わないようにお願いします。
また、プレイしたのが半年前~ぐらいのモノも記憶を遡りながら書きますので、
細部に色々と勘違いしてる点があるかもしれませんが、
当局は一切関知しないのでそのつもりで。
【タイトル】Seraphic Blue
【ジャンル】ファンタジーSF系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】50時間程度(未クリア)
長編RPGで、このボリュームでフリーゲームというのは素直に凄いと思います。
ストーリーはやや重めで、ハッキリと好みが分かれるタイプです。
伏線の張り方は素晴らしく、『まさかアレが伏線だったなんて』と驚かされる事も多々あ
りますが、
あまりにも本編が長すぎて伏線に気付く頃には忘れてたりという弊害も。
内容的にやや詰め込みすぎのような気がしますので、
気楽に楽しみたいという人には向かないと思います。
自分は結構好きなタイプのゲームでしたので、
終盤まで進んではいるんですが、
仕事が忙しくなった際に一時止まってしまい、
そのまま微妙にプレイしないままになっています。
ただ、半年前の事ながら、次にどこに行けばいいかという事はまだ覚えていますので、
そのうち時間がある時に最後までプレイしたいと思ってます。
ツクール製ですが、戦闘システムに以前のFFのようなアクティブタイムバトルのようなシ
ステムを採用しており、
きちんと戦略を立てて戦えば楽勝の雑魚相手でも、
何も考えずにボタン連打していると即全滅といったような危険なバランスで成り立ってい
ます。
特に、序盤は装備スロットの関係からあまり重要視しなかった補助装備品が、
上手く装備すれば戦局を一変させるほどの性能を発揮したりと、
戦闘バランスに関しては自分が知ってるゲームの中ではトップクラスだと思います。
ボス戦に関しても、一瞬で全滅させられてしまっても、
装備・戦略の見直しによって勝てるようになったりしますので、
非常に熱い戦闘が楽しめます。
また、BGMはフリー素材等をメインに使用しているようですが、
中々の選曲で、耳に残るBGMが多いです。
難点としては、台詞や文章の言い回しがちょっとどうかなと思う部分もありました。
この辺りは好みが分かれるかなと思います。
鬱ゲー・戦略的な戦闘好きな人にオススメします。
【タイトル】Lost Maria -名もなき花-
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間程度(クリア)
ホラー系のバイオハザード+スウィートホームのような雰囲気のRPGです。
シナリオは暗めで、グロテスクな表現も多々あります。
特に序盤の幽霊屋敷では結構驚かされました。
中盤~終盤にかけてはホラー要素はやや薄れていき、
グロ系のイメージが強くなっていきます。
ザッピングシステムにより複数のキャラを切り替えて操作し、
戦闘時に助けを求めたり出来るシステムで、
それぞれのキャラクターでそれぞれの位置に待機して仕掛けを操作したりする必要もあり
ます。
ボリューム的にはそれほどでもありませんが、
エンディングも複数あり、
全てのエンディング回収もそれほど難しくなく、
気軽に遊べるゲームです。
倒した敵の内蔵を食べてパワーアップするという成長システムが特徴的です。
難点としては、戦闘時にわざわざ仲間を呼ぶ必要がほとんど無く、
また、助けに来た仲間は銃でしか攻撃出来ないため、
わざわざ呼ぶ必要自体が無かったりします。
ザッピングに関してはもう少し見直した方が良いのかなと思います。
グロ系やホラー系に強い人にオススメします。
【タイトル】シルフェイド幻想譚
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
限られた日数までに魔王を倒すといった内容の短編RPGで、
やり方によっては1日で魔王を討伐する事も可能です。
キャラクター成長の自由度がかなり高く、
本編が短めという事もあり、繰り返し遊べる内容です。
同じ作者の『シルフェイド見聞録』というADVゲームの印象が強すぎるという事と、
プレイ時期が一年近く前という事もあり、
少し印象が薄くなってしまっています。
期限は切ってあるものの、普通にプレイしている分にはまず余裕ですし、
長すぎてダレる事も無く気軽にプレイ出来ました。
気楽にRPGをプレイしたいという人にオススメです。
【タイトル】分裂ガール
【ジャンル】サイコ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】20時間程度(クリア)
記憶喪失の少女を操作し、精神病院の地下10階から出発し地上を目指すゲームです。
最初は自分が何者であるかもわからず、
単に地上に行きたいという理由で外界を目指すんですが、
徐々に自分が誰なのかという事が判明していきます。
作者自体予め断りを入れていますが、
シナリオはかなり重めで、最後の最後で明かされる真実は正直やられたと思いました。
そもそもタイトルの分裂ガールというのは、
分裂症を示しており(実際戦闘時にヒロインが分裂するんですが)、
舞台が精神病院という事もあり、
登場人物のほとんどが異常者という危険なゲームです。
戦闘システムは独特のシステムで、
特にヒロインの分裂システムを理解しておかないと戦闘が辛いと思います。
成長システムはロマンシングサガのような感じで、
ステータスがUPしていくタイプです。
自分は無駄に成長させまくり、
ラスボスも2ターンで撃破出来るような状態まで育てましたので20時間ぐらいプレイして
ましたが、
作者が言うには5時間程度でクリア出来るそうで、
普通にプレイしていれば10時間はかからない程度でクリア出来そうです。
難点としては、戦闘システムに慣れてしまえば、
ほとんどの雑魚敵を毎回1ターンで殲滅する事が可能なんですが、
逆にそれが原因で雑魚戦がめんどくさくなってきます。
また、ノーダメージで倒す・1ターンで倒す・激戦の末倒す・運の4つの要素で、
戦闘の度に4つのアイテムを入手する事が出来るんですが、
常に1ターンで倒していると大抵2~3種類のアイテムを戦闘の度に入手する事になるんで
すが、
そのおかげですぐに持ち物が一杯になってしまい、
数戦毎に持ち物を整理しないといけなくなってしまいます。
一応専用アイテムを入手したり、仲間が増えたりする事によってアイテム所持数は増えて
いくんですが、
あまりにもアイテムを入手しすぎだと思います。
せめて消耗品系はスタックすれば良かったと思います。
自分が鬱ゲー好きなので、何かこんな重い内容のゲームばっかりですが、
そういう系統のゲームが好きな方にオススメです。
【タイトル】Violence Adventure 2
【ジャンル】ギャグ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】3時間程度(制作途中)
色んな意味でこのゲームはヤバすぎます。
元ネタ知ってるとタイトル画面の時点で笑い死に掛けると思います。
主人公は双截拳の使い手であるビリー・リー。
恋人であるマリアンをブラックウォアーズのボスであるフリーザに殺され、
復讐のために旅立ちます。
途中で出会った亀仙流の使い手クリリンと共に、
願い事を叶えてくれるというドラゴンボールを集める事に。
各地でブラックウォリアーズのギニュー特戦隊を倒しつつ、
早乙女流の使い手である乱馬を仲間に加え、
物語は『修羅の国』へ。
ヘリの事故によって仲間とはぐれてしまったビリーの行く手には何が待ち受けているの
か。
ツッコミどころ満載というか色んな意味で危なすぎるゲームなんですが、
メインストーリーはダブルドラゴン+ドラゴンボール+らんま1/2+北斗の拳といった感じ
で、
全ての元ネタを知っていた自分からするとイベントの度に笑い死に掛けました。
残念ながら修羅の国へ到着したところまでで終了してしまい、
続きは鋭意制作中ということなんですが、
かなり気長に待つしか無さそうです。
難点としては、元ネタがわからない人には何が何やらわからないという点です。
とりあえずダブルドラゴン2をプレイした人はタイトル画面だけでも見るといいと思いま
す。
【タイトル】Gu-L
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】3時間程度(クリア)
修学旅行途中でバスが事故を起こし、
生き残った主人公達数名はとある洋館に辿り着きます。
しかし、そこでは恐ろしい実験が行われており、
主人公達も実験のターゲットにされてしまいます。
洋館の謎を解き明かし、全員無事に生還するのが目的です。
このゲームには基本的に成長という概念が無く、
ほぼ初期ステータス状態のままラスボス戦を迎えることとなります。
そのため、シンボルエンカウントである雑魚戦そのものが邪魔であるというデメリットは
あるものの、
雰囲気的にはかなり良いゲームです。
敵モンスターのグラフィックはかなりグロ系で、
このゲームもプレイするには好みが分かれると思います。
雰囲気的に某これから皆さんに殺し合いをしてもらいます映画に似ている部分も見られま
す。
難点は雑魚戦が全く必要無いという事です。
ただ、モンスターのグラフィックは中々のモノなので、
どうせなら成長要素も少しあれば良かったのになと思います。
無駄な戦闘をやりたくない、ホラー系のゲームが好きな人にオススメです。
【タイトル】kinder
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】2時間程度(クリア)
小学生達が突如として変貌を遂げた街で生き延びるゲームです。
上で紹介したGu-Lのように、成長システムは一切ありません。
戦闘もボス戦がほとんどで、主に特技を駆使して戦う事になります。
主人公達は小学生ですが、シナリオは結構重めです。
基本的にイベント毎にメンバーへの死亡フラグが立ち、
それを回避していく事になります。
最初にイベントで死亡するメンバーを除いて、
全員生存すればTrueEndに辿り着く事が出来ます。
生存するために必要なアイテムといったモノは無く(一部イベントを除く)、
基本的には注意しておけば生存させる事が可能です。
難点というか気になる点として、
文中の『・・・』が異常に多かったりします。
また、小学生がメインなので、会話に平仮名が多いです。
これはわざとやってるんだと思いますが、
気になる人には気になるかもしれません。
ホラー・グロ系が大丈夫な人にオススメです。
【タイトル】ひよこ侍
【ジャンル】アクションRPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】4時間程度(クリア)
ひよこ侍として剣に生きる主人公の物語です。
タイトルとは違って内容はシリアスです。
とある事情から剣に生きる事になった主人公は、
世界一の剣士になる事だけを目指し、
剣の事だけを考えるようになります。
戦闘はアクション系ですが、
そこまで難易度は高くありません。
ストーリー重視の内容ですが、
そこまで長く無いので気軽に楽しめます。
ゲームオーバー時の画像がヤバすぎまして、
初めて見た時は驚きました。
難点としては、戦闘が単調になりがちです。
基本的にヒットアンドアウェイのため、
踏み込んで攻撃して下がるという行為を延々と繰り返します。
また、全編通してこちらがそこまで激しく強くなるという事が無いため、
うっかり回復を忘れていたりするとすぐ死にます。
ゲームオーバー時の画像の衝撃に耐えられる人にオススメです。
【タイトル】お前の屍を越えてゆく(ダッシュ)
【ジャンル】ダンジョン探索型RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間程度(未クリア)
呪いのために自らは全く成長出来なくなった主人公が、
魔王を倒すため、自分の遺伝子から作った息子を成長させ、
息子の能力を奪って成長していくゲームです。
タイトルからわかる人も居ると思いますが、
『俺の屍を越えてゆけ』の逆バージョンのような感じのストーリーです。
行為はさておき内容はギャグ色が強めです。
プレイ途中でリアルが忙しくなったため放置になっていますが、
それなりに楽しめました。
息子の職業には色々な種類があり、
自分が上げたいパラメーターが上がりやすい職業を選んで育てていきます。
システム的に成長の自由度が高く、
好きなように主人公を育てていく事が出来ます。
難点としては、延々と塔を登っていく形なんですが、
ランダム生成の上に一回あたりのダンジョン侵入に制限時間があるため、
思うように先に進めないという点があります。
LV上げが好きな人にオススメです。
【タイトル】FF3.5
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】10時間程度(未クリア)
『FF3がリメイクされないなら俺が作ってやるぜ』という精神で作ったゲームらしいで
す。
グラフィックやBGMはFFシリーズから持ってきており、
懐かしい敵キャラやBGMがガンガン登場します。
リメイクという事でスタートしたようですが、
ストーリーはオリジナルのものになっており、
シリーズを色々繋いだような感じになってます。
BGMについても、FFについては1~11までのBGMが使用されており、
それ以外にもSa・Gaシリーズや、ルドラの秘宝等、
FC・GB・SFCあたりのスクウェア系ゲームのBGMがガンガン流れます。
システムとしては3や5のようなジョブチェンジシステムを採用しており、
オリジナルのアビリティやジョブも存在するようです。
戦闘は5のようなアクティブタイムバトルです。
難点を挙げれば移動速度がやや遅いような気がしますが、
もしかするとうちのPC環境のせいかもしれません。
FFシリーズや、昔のスクウェアが好きだったという人にオススメです。
【タイトル】リバースサガ
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】5時間程度(クリア)
タイトルの『サガ』からわかる人も居ると思いますが、
ロマサガシリーズのようなゲームです。
戦闘システム等はほぼロマサガで、
戦闘中に技を閃いたりします。
いくつかの章から成り立つらしく、
第2章の主人公も途中で登場してくるんですが、
自分がプレイした時点では第1章しか完成してませんでした。
そのため本編は短めに感じると思います。
色んな意味でロマサガで、
妙に敵が強かったりと、それなりの難易度です。
難点としては、良さそうな内容ではあるものの、
ストーリーが途中で終わってしまった感があります。
一応制作途中という事ですので仕方ないとは思いますが、
是非最後まで完成させて欲しいと思います。
ロマサガシリーズが好きな人にオススメです。
【タイトル】STARGAZER
【ジャンル】SF系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
超能力を使える少年が主人公のSF系RPGです。
『星をみるひと』と聞いて思い当たる人も居るかと思いますが、
『星をみるひと』のリメイク版です。
ストーリーはほぼオリジナル通りで、
あの異常なまでの移動速度の遅さも再現されています。
しかし、移動速度が速くなる装備もちゃんと用意されていますので、
FC版のような苦労はしません。
自分はFC当時にもクリアしていたんですが、
ストーリーはそこまで悪くないものの、
システム面がヤバすぎて糞ゲーだと思っていた人がほとんどだと思います。
戦闘システムに関してはGBのSa・Gaシリーズのような感じで、
普通に楽しめる物になっています。
難点としては、主人公達が持つ特殊能力を伸ばすアイテムが各地にあるんですが、
それを入手する事によって新たなところに行けるようになるというシステムは良いんです
が、
その分クリアしたダンジョンに何度も行く羽目になったりします。
ただ、あれだけ危険なゲームであった『星をみるひと』を、
普通に楽しんでプレイ出来る内容まで引っ張り上げたという点は素晴らしいと思います。
オリジナル版『星をみるひと』を知っている人にオススメします。
【タイトル】E.
【ジャンル】サイコ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
ウィルスにより半数が死滅した人類が地下で生活する世界。
政府の特殊部隊に所属する主人公は、
とある任務の際に一人の少女を発見します。
それがきっかけとなり政府から追われる立場になった主人公が政府に対して復讐するとい
うストーリーです。
イベント毎にバンバン立ち絵が出て来て結構見栄えも良いです。
立ち絵とステータス画面のキャラの絵が違いすぎるという話もありますが、
個人的にはそれはそれで味があって良いと思います。
シナリオ自体は結構暗めで、
血飛沫とか飛びまくりなんですが、
顔グラフィックがファミコン風ですので、
そこまで危険な表現には見えません。
仲間になる女性キャラに好感度が存在し、
真ENDに関係しているようです。
自分は真ENDまで辿り着けませんでしたが、
もう一度プレイしてでも見てみたいと思わせるような内容でした。
難点を挙げれば、終盤の雑魚敵のHPが高くて無駄にターンが経過する事でしょうか。
まあMP回復薬が安価なので、大量に買い込んで必殺技使いまくればOKですが。
こういう系統が好きな人にはオススメです。
【タイトル】Wiz Dungeon
【ジャンル】ダンジョン探索型RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間(未クリア)
あの有名な『ウィザードリィ』風のシステムの2DRPGです。
3DじゃないとWizじゃないという方にはオススメ出来ませんが、
ウィザードリィのようにアイテムを収集するのが楽しいです。
あくまでウィザードリィ風なので、
賛否両論な部分もありますが、
宝箱を開けるのが楽しみだというあの独特の雰囲気は味わえます。
自分は上級職に転職したあたりで一度ストップしています。
難点を挙げると、中盤になっても初期アイテムがガンガン宝箱に入ってますので、
中々性能の良いアイテムが手に入りません。
まあ逆に当たりを引いた時が嬉しいという気持ちは増えるのかもしれませんが、
自分にはちょっとめんどくさく思えました。
ウィザードリィ風というか、どっちかというと、
ダンジョンは変わらずに宝箱からの入手アイテムだけが毎回変わる、
『微妙に不思議なダンジョン』といった感じのゲームです。
アイテムの収集が好きな人にオススメします。
何かよくわかりませんが10000文字オーバーしてしまったので、
その2に少しだけ続きます。
自分がプレイしたフリーゲームをレビューしてみようと思います。
あくまで独断と偏見で勝手にレビューしますので、
やってみたけどつまらないとか文句を言わないようにお願いします。
また、プレイしたのが半年前~ぐらいのモノも記憶を遡りながら書きますので、
細部に色々と勘違いしてる点があるかもしれませんが、
当局は一切関知しないのでそのつもりで。
【タイトル】Seraphic Blue
【ジャンル】ファンタジーSF系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】50時間程度(未クリア)
長編RPGで、このボリュームでフリーゲームというのは素直に凄いと思います。
ストーリーはやや重めで、ハッキリと好みが分かれるタイプです。
伏線の張り方は素晴らしく、『まさかアレが伏線だったなんて』と驚かされる事も多々あ
りますが、
あまりにも本編が長すぎて伏線に気付く頃には忘れてたりという弊害も。
内容的にやや詰め込みすぎのような気がしますので、
気楽に楽しみたいという人には向かないと思います。
自分は結構好きなタイプのゲームでしたので、
終盤まで進んではいるんですが、
仕事が忙しくなった際に一時止まってしまい、
そのまま微妙にプレイしないままになっています。
ただ、半年前の事ながら、次にどこに行けばいいかという事はまだ覚えていますので、
そのうち時間がある時に最後までプレイしたいと思ってます。
ツクール製ですが、戦闘システムに以前のFFのようなアクティブタイムバトルのようなシ
ステムを採用しており、
きちんと戦略を立てて戦えば楽勝の雑魚相手でも、
何も考えずにボタン連打していると即全滅といったような危険なバランスで成り立ってい
ます。
特に、序盤は装備スロットの関係からあまり重要視しなかった補助装備品が、
上手く装備すれば戦局を一変させるほどの性能を発揮したりと、
戦闘バランスに関しては自分が知ってるゲームの中ではトップクラスだと思います。
ボス戦に関しても、一瞬で全滅させられてしまっても、
装備・戦略の見直しによって勝てるようになったりしますので、
非常に熱い戦闘が楽しめます。
また、BGMはフリー素材等をメインに使用しているようですが、
中々の選曲で、耳に残るBGMが多いです。
難点としては、台詞や文章の言い回しがちょっとどうかなと思う部分もありました。
この辺りは好みが分かれるかなと思います。
鬱ゲー・戦略的な戦闘好きな人にオススメします。
【タイトル】Lost Maria -名もなき花-
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間程度(クリア)
ホラー系のバイオハザード+スウィートホームのような雰囲気のRPGです。
シナリオは暗めで、グロテスクな表現も多々あります。
特に序盤の幽霊屋敷では結構驚かされました。
中盤~終盤にかけてはホラー要素はやや薄れていき、
グロ系のイメージが強くなっていきます。
ザッピングシステムにより複数のキャラを切り替えて操作し、
戦闘時に助けを求めたり出来るシステムで、
それぞれのキャラクターでそれぞれの位置に待機して仕掛けを操作したりする必要もあり
ます。
ボリューム的にはそれほどでもありませんが、
エンディングも複数あり、
全てのエンディング回収もそれほど難しくなく、
気軽に遊べるゲームです。
倒した敵の内蔵を食べてパワーアップするという成長システムが特徴的です。
難点としては、戦闘時にわざわざ仲間を呼ぶ必要がほとんど無く、
また、助けに来た仲間は銃でしか攻撃出来ないため、
わざわざ呼ぶ必要自体が無かったりします。
ザッピングに関してはもう少し見直した方が良いのかなと思います。
グロ系やホラー系に強い人にオススメします。
【タイトル】シルフェイド幻想譚
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
限られた日数までに魔王を倒すといった内容の短編RPGで、
やり方によっては1日で魔王を討伐する事も可能です。
キャラクター成長の自由度がかなり高く、
本編が短めという事もあり、繰り返し遊べる内容です。
同じ作者の『シルフェイド見聞録』というADVゲームの印象が強すぎるという事と、
プレイ時期が一年近く前という事もあり、
少し印象が薄くなってしまっています。
期限は切ってあるものの、普通にプレイしている分にはまず余裕ですし、
長すぎてダレる事も無く気軽にプレイ出来ました。
気楽にRPGをプレイしたいという人にオススメです。
【タイトル】分裂ガール
【ジャンル】サイコ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】20時間程度(クリア)
記憶喪失の少女を操作し、精神病院の地下10階から出発し地上を目指すゲームです。
最初は自分が何者であるかもわからず、
単に地上に行きたいという理由で外界を目指すんですが、
徐々に自分が誰なのかという事が判明していきます。
作者自体予め断りを入れていますが、
シナリオはかなり重めで、最後の最後で明かされる真実は正直やられたと思いました。
そもそもタイトルの分裂ガールというのは、
分裂症を示しており(実際戦闘時にヒロインが分裂するんですが)、
舞台が精神病院という事もあり、
登場人物のほとんどが異常者という危険なゲームです。
戦闘システムは独特のシステムで、
特にヒロインの分裂システムを理解しておかないと戦闘が辛いと思います。
成長システムはロマンシングサガのような感じで、
ステータスがUPしていくタイプです。
自分は無駄に成長させまくり、
ラスボスも2ターンで撃破出来るような状態まで育てましたので20時間ぐらいプレイして
ましたが、
作者が言うには5時間程度でクリア出来るそうで、
普通にプレイしていれば10時間はかからない程度でクリア出来そうです。
難点としては、戦闘システムに慣れてしまえば、
ほとんどの雑魚敵を毎回1ターンで殲滅する事が可能なんですが、
逆にそれが原因で雑魚戦がめんどくさくなってきます。
また、ノーダメージで倒す・1ターンで倒す・激戦の末倒す・運の4つの要素で、
戦闘の度に4つのアイテムを入手する事が出来るんですが、
常に1ターンで倒していると大抵2~3種類のアイテムを戦闘の度に入手する事になるんで
すが、
そのおかげですぐに持ち物が一杯になってしまい、
数戦毎に持ち物を整理しないといけなくなってしまいます。
一応専用アイテムを入手したり、仲間が増えたりする事によってアイテム所持数は増えて
いくんですが、
あまりにもアイテムを入手しすぎだと思います。
せめて消耗品系はスタックすれば良かったと思います。
自分が鬱ゲー好きなので、何かこんな重い内容のゲームばっかりですが、
そういう系統のゲームが好きな方にオススメです。
【タイトル】Violence Adventure 2
【ジャンル】ギャグ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】3時間程度(制作途中)
色んな意味でこのゲームはヤバすぎます。
元ネタ知ってるとタイトル画面の時点で笑い死に掛けると思います。
主人公は双截拳の使い手であるビリー・リー。
恋人であるマリアンをブラックウォアーズのボスであるフリーザに殺され、
復讐のために旅立ちます。
途中で出会った亀仙流の使い手クリリンと共に、
願い事を叶えてくれるというドラゴンボールを集める事に。
各地でブラックウォリアーズのギニュー特戦隊を倒しつつ、
早乙女流の使い手である乱馬を仲間に加え、
物語は『修羅の国』へ。
ヘリの事故によって仲間とはぐれてしまったビリーの行く手には何が待ち受けているの
か。
ツッコミどころ満載というか色んな意味で危なすぎるゲームなんですが、
メインストーリーはダブルドラゴン+ドラゴンボール+らんま1/2+北斗の拳といった感じ
で、
全ての元ネタを知っていた自分からするとイベントの度に笑い死に掛けました。
残念ながら修羅の国へ到着したところまでで終了してしまい、
続きは鋭意制作中ということなんですが、
かなり気長に待つしか無さそうです。
難点としては、元ネタがわからない人には何が何やらわからないという点です。
とりあえずダブルドラゴン2をプレイした人はタイトル画面だけでも見るといいと思いま
す。
【タイトル】Gu-L
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】3時間程度(クリア)
修学旅行途中でバスが事故を起こし、
生き残った主人公達数名はとある洋館に辿り着きます。
しかし、そこでは恐ろしい実験が行われており、
主人公達も実験のターゲットにされてしまいます。
洋館の謎を解き明かし、全員無事に生還するのが目的です。
このゲームには基本的に成長という概念が無く、
ほぼ初期ステータス状態のままラスボス戦を迎えることとなります。
そのため、シンボルエンカウントである雑魚戦そのものが邪魔であるというデメリットは
あるものの、
雰囲気的にはかなり良いゲームです。
敵モンスターのグラフィックはかなりグロ系で、
このゲームもプレイするには好みが分かれると思います。
雰囲気的に某これから皆さんに殺し合いをしてもらいます映画に似ている部分も見られま
す。
難点は雑魚戦が全く必要無いという事です。
ただ、モンスターのグラフィックは中々のモノなので、
どうせなら成長要素も少しあれば良かったのになと思います。
無駄な戦闘をやりたくない、ホラー系のゲームが好きな人にオススメです。
【タイトル】kinder
【ジャンル】ホラー・グロ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】2時間程度(クリア)
小学生達が突如として変貌を遂げた街で生き延びるゲームです。
上で紹介したGu-Lのように、成長システムは一切ありません。
戦闘もボス戦がほとんどで、主に特技を駆使して戦う事になります。
主人公達は小学生ですが、シナリオは結構重めです。
基本的にイベント毎にメンバーへの死亡フラグが立ち、
それを回避していく事になります。
最初にイベントで死亡するメンバーを除いて、
全員生存すればTrueEndに辿り着く事が出来ます。
生存するために必要なアイテムといったモノは無く(一部イベントを除く)、
基本的には注意しておけば生存させる事が可能です。
難点というか気になる点として、
文中の『・・・』が異常に多かったりします。
また、小学生がメインなので、会話に平仮名が多いです。
これはわざとやってるんだと思いますが、
気になる人には気になるかもしれません。
ホラー・グロ系が大丈夫な人にオススメです。
【タイトル】ひよこ侍
【ジャンル】アクションRPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】4時間程度(クリア)
ひよこ侍として剣に生きる主人公の物語です。
タイトルとは違って内容はシリアスです。
とある事情から剣に生きる事になった主人公は、
世界一の剣士になる事だけを目指し、
剣の事だけを考えるようになります。
戦闘はアクション系ですが、
そこまで難易度は高くありません。
ストーリー重視の内容ですが、
そこまで長く無いので気軽に楽しめます。
ゲームオーバー時の画像がヤバすぎまして、
初めて見た時は驚きました。
難点としては、戦闘が単調になりがちです。
基本的にヒットアンドアウェイのため、
踏み込んで攻撃して下がるという行為を延々と繰り返します。
また、全編通してこちらがそこまで激しく強くなるという事が無いため、
うっかり回復を忘れていたりするとすぐ死にます。
ゲームオーバー時の画像の衝撃に耐えられる人にオススメです。
【タイトル】お前の屍を越えてゆく(ダッシュ)
【ジャンル】ダンジョン探索型RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間程度(未クリア)
呪いのために自らは全く成長出来なくなった主人公が、
魔王を倒すため、自分の遺伝子から作った息子を成長させ、
息子の能力を奪って成長していくゲームです。
タイトルからわかる人も居ると思いますが、
『俺の屍を越えてゆけ』の逆バージョンのような感じのストーリーです。
行為はさておき内容はギャグ色が強めです。
プレイ途中でリアルが忙しくなったため放置になっていますが、
それなりに楽しめました。
息子の職業には色々な種類があり、
自分が上げたいパラメーターが上がりやすい職業を選んで育てていきます。
システム的に成長の自由度が高く、
好きなように主人公を育てていく事が出来ます。
難点としては、延々と塔を登っていく形なんですが、
ランダム生成の上に一回あたりのダンジョン侵入に制限時間があるため、
思うように先に進めないという点があります。
LV上げが好きな人にオススメです。
【タイトル】FF3.5
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】10時間程度(未クリア)
『FF3がリメイクされないなら俺が作ってやるぜ』という精神で作ったゲームらしいで
す。
グラフィックやBGMはFFシリーズから持ってきており、
懐かしい敵キャラやBGMがガンガン登場します。
リメイクという事でスタートしたようですが、
ストーリーはオリジナルのものになっており、
シリーズを色々繋いだような感じになってます。
BGMについても、FFについては1~11までのBGMが使用されており、
それ以外にもSa・Gaシリーズや、ルドラの秘宝等、
FC・GB・SFCあたりのスクウェア系ゲームのBGMがガンガン流れます。
システムとしては3や5のようなジョブチェンジシステムを採用しており、
オリジナルのアビリティやジョブも存在するようです。
戦闘は5のようなアクティブタイムバトルです。
難点を挙げれば移動速度がやや遅いような気がしますが、
もしかするとうちのPC環境のせいかもしれません。
FFシリーズや、昔のスクウェアが好きだったという人にオススメです。
【タイトル】リバースサガ
【ジャンル】ファンタジー系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】5時間程度(クリア)
タイトルの『サガ』からわかる人も居ると思いますが、
ロマサガシリーズのようなゲームです。
戦闘システム等はほぼロマサガで、
戦闘中に技を閃いたりします。
いくつかの章から成り立つらしく、
第2章の主人公も途中で登場してくるんですが、
自分がプレイした時点では第1章しか完成してませんでした。
そのため本編は短めに感じると思います。
色んな意味でロマサガで、
妙に敵が強かったりと、それなりの難易度です。
難点としては、良さそうな内容ではあるものの、
ストーリーが途中で終わってしまった感があります。
一応制作途中という事ですので仕方ないとは思いますが、
是非最後まで完成させて欲しいと思います。
ロマサガシリーズが好きな人にオススメです。
【タイトル】STARGAZER
【ジャンル】SF系RPG
【備考】オリジナルプログラム
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
超能力を使える少年が主人公のSF系RPGです。
『星をみるひと』と聞いて思い当たる人も居るかと思いますが、
『星をみるひと』のリメイク版です。
ストーリーはほぼオリジナル通りで、
あの異常なまでの移動速度の遅さも再現されています。
しかし、移動速度が速くなる装備もちゃんと用意されていますので、
FC版のような苦労はしません。
自分はFC当時にもクリアしていたんですが、
ストーリーはそこまで悪くないものの、
システム面がヤバすぎて糞ゲーだと思っていた人がほとんどだと思います。
戦闘システムに関してはGBのSa・Gaシリーズのような感じで、
普通に楽しめる物になっています。
難点としては、主人公達が持つ特殊能力を伸ばすアイテムが各地にあるんですが、
それを入手する事によって新たなところに行けるようになるというシステムは良いんです
が、
その分クリアしたダンジョンに何度も行く羽目になったりします。
ただ、あれだけ危険なゲームであった『星をみるひと』を、
普通に楽しんでプレイ出来る内容まで引っ張り上げたという点は素晴らしいと思います。
オリジナル版『星をみるひと』を知っている人にオススメします。
【タイトル】E.
【ジャンル】サイコ系RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】10時間程度(クリア)
ウィルスにより半数が死滅した人類が地下で生活する世界。
政府の特殊部隊に所属する主人公は、
とある任務の際に一人の少女を発見します。
それがきっかけとなり政府から追われる立場になった主人公が政府に対して復讐するとい
うストーリーです。
イベント毎にバンバン立ち絵が出て来て結構見栄えも良いです。
立ち絵とステータス画面のキャラの絵が違いすぎるという話もありますが、
個人的にはそれはそれで味があって良いと思います。
シナリオ自体は結構暗めで、
血飛沫とか飛びまくりなんですが、
顔グラフィックがファミコン風ですので、
そこまで危険な表現には見えません。
仲間になる女性キャラに好感度が存在し、
真ENDに関係しているようです。
自分は真ENDまで辿り着けませんでしたが、
もう一度プレイしてでも見てみたいと思わせるような内容でした。
難点を挙げれば、終盤の雑魚敵のHPが高くて無駄にターンが経過する事でしょうか。
まあMP回復薬が安価なので、大量に買い込んで必殺技使いまくればOKですが。
こういう系統が好きな人にはオススメです。
【タイトル】Wiz Dungeon
【ジャンル】ダンジョン探索型RPG
【備考】RPGツクール
【プレイ時間】5時間(未クリア)
あの有名な『ウィザードリィ』風のシステムの2DRPGです。
3DじゃないとWizじゃないという方にはオススメ出来ませんが、
ウィザードリィのようにアイテムを収集するのが楽しいです。
あくまでウィザードリィ風なので、
賛否両論な部分もありますが、
宝箱を開けるのが楽しみだというあの独特の雰囲気は味わえます。
自分は上級職に転職したあたりで一度ストップしています。
難点を挙げると、中盤になっても初期アイテムがガンガン宝箱に入ってますので、
中々性能の良いアイテムが手に入りません。
まあ逆に当たりを引いた時が嬉しいという気持ちは増えるのかもしれませんが、
自分にはちょっとめんどくさく思えました。
ウィザードリィ風というか、どっちかというと、
ダンジョンは変わらずに宝箱からの入手アイテムだけが毎回変わる、
『微妙に不思議なダンジョン』といった感じのゲームです。
アイテムの収集が好きな人にオススメします。
何かよくわかりませんが10000文字オーバーしてしまったので、
その2に少しだけ続きます。
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