社内情報システム部の仕事

社内の情報システム部として働く上での様々なできごとを綴ります。

日経記事から!No.2「ポンチ絵」

2009-09-03 22:50:41 | ITスキル
ポンチ絵ってご存知ですか?

日付は忘れたのですが、日経新聞の朝刊「春秋」にポンチ絵についての記事がありました。そこには、海外のなんとかポンチさんの漫画から取られたとかいうようなことが書いてあったと思います(記事を切り抜いたのに、どこかえなくしてしまったのでわからなくなりました)。

記事の内容はさておき、社内SEとして仕事をしていると、ポンチ絵は、結構大事なツールだと思っています。というのも、システム利用者の要望や、仕様の検討などなにかと意見が食い違ったり、かみ合わなかったりすることが良くあるからです。こういうとき、ポンチ絵は、物事を分かりやすく伝えたり、議論のポイントとなることをディスカッションしやすくしたりできるからです。
でも、次回の打ち合わせ用に「ポンチ絵作っといて!」と頼んでも的確なポンチ絵を描ける人は、意外と少ないことを最近感じております。

なぜなのでしょうか?
ポンチ絵は、“絵”ですが、絵のうまい下手はあまり関係ないと思います。
ポンチ絵は描いてしまえば簡単な絵なので、スケッチされた絵をパワーポイントに落とすのであれば難しいものではありません。
しかし、ゼロから作るとなると実は様々なことを考え、それをわかりやすく伝える工夫をしなければいけないのです。
つまり、ポンチ絵を描くには、絵を描くテクニックではなく、伝えたいことや議論したいこと、相違点などがきちんと整理され、その内容を正しく伝える(見せる)テクニックが必要なのです。

例えば、
・これからディスカッションするメンバーが誰か?
・その参加者は、どんなことを考えているか?
・参加者間の意見の相違はなんなのか?
・何が解決すれば結論が出るのか?
・ディスカッションを想定し議論しやすくするにはどうすれば良いか?
など、など、です。

描き方のポイントなどは、また別の機会に書いてみたいと思います。
(次回ということで..)



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