社内情報システム部の仕事

社内の情報システム部として働く上での様々なできごとを綴ります。

ユニクロ 誕生感謝祭(RFID)

2018-11-22 23:38:45 | 情報システム
11/22(木)~11/26(月)‎期間にユニクロで誕生感謝祭が行われています。こんなセールの時は朝からたくさんのお客さんが来て大変混雑しますよね。先着順でプレゼントなんかも用意されているので余計にそうなのかもしれません。私はあまり混雑すると嫌なので平日の初日11/22(木)の夜に行ってきました。行ってしまうと買うつもりのなかったものでもついつい良いなぁ~と思って買いすぎてしまいます。今回もやっぱり買いすぎてしまいました・・・( ^ω^)・・・

と、私の買い物の話をしたいのではなくて、今日びっくりしたのがRFIDタグです。買い物かごに一杯入れてレジに行ったところ、店員さんが買い物かごを一生懸命台の上で動かしていました。何してるのかなぁ~と思っていたのですが、どうやらRFIDタグで商品を読み込んでいるようでした。ただ、今回14点も買ってしまったからかうまく読めなかったみたいで、結局かごから出してひとつずつ読み込ませていました。こうしてしまうとバーコードを読んでいるのとそんな変わらないのですが、もしうまくできたら、かごをさっと読ませて会計が出来るようになるので、レジもすごいスピードアップできると思います。よく食堂なんかで食器のタグを読み込んで会計をするのを見聞きするけど、小売店で全商品にタグをつけて会計できるようになる時代がついに来たのかと思いました。

ただ、消費者として何がいくらで、どれだけ買ったかが最後にもらうレシートを見るまで分からないのはちょっと心配です。子供がこっそりほしいものを入れてたりしても全然気づかないと思うので。。。
ただ、恐らくもう少ししたらレジのモニターも変わって読み込んだ商品が一覧で見えるようなものになると思います。まぁ~そうなるまでは、レシートを見るしかないですね。

ユニクロ:https://www.uniqlo.com/jp/

IT部門の顧客サービス精神

2014-04-07 07:39:42 | 情報システム
先日こんな記事を見つた。

IT部門も顧客サービス精神を
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1404/03/news003.html  

なかなか共感できる記事である。
最近ユーザー部門と打ち合わせをしているのをみていてだれのためのシステムなのか疑問に思う会話が多く感じます。
そもそも何を目指しているのか?
要求の背景になにがあるのか?
考えずにシステムが作りやすいか難しいかしか考えていないような気がしてならない

効率性から生産性へ

2010-04-04 23:45:41 | 情報システム
先日こんなレポートを発見した。

ガートナー CIOが注目するテクノロジ・キーワードは「軽量化」


CIOが選択した2010年の優先的なビジネス事項のなかで、
日本と世界で大きく違う事項があった。
それは、
「ビジネス・プロセスを改善する」
という事項である。

ガートナーは、アメリカや世界はITで効率化することはほぼ完了し、
これからは、以下に生産性をあげていくかに注力しているとのこと。


SOA_2

2010-04-04 23:27:20 | 情報システム
SOAについて書き始めてみました。

前回は、当時のセミナーも、雑誌の記事もひどいものだ!と書きましたが、
どちらかといえば、セミナーや雑誌の記事をあまり信用しすぎてはいけない
ということを学ばせてもらったと表現したほうが良いかもしれませんね。

だって、メディアに出てくるのは、やはり大きな会社で雑誌の広告も
いっぱい出してくれる企業です。
なので、その企業がSOAとは「こうだ!」といえば、記事も「こうだ!」
となりますもんね。

まぁ~、それはさておき、どの変がひどいかというと、「SOAとは、自社の
(得意な)ツールをいれることがSOAの実現かのように言っている点です。

例えば
・EAIのツールベンダーなら、SOAとはデータを連携することだ!
 とか、
・ERPベンダーは、トータルでサポートできるツールがそろっている!
 →それでどう使うのよ。。。
 とか、
・ESB(enterprise service bus)の導入がSOAだ!
 とか、
 ・ワークフローをすればSOAが実現できる
などなどです。

何か愚痴っぽい話になってしまった。
今日はおしまいです。

本当のサプライチェーンマネージメント(SCM)はITではない

2010-02-11 00:24:15 | 情報システム
サプライチェーンマネージメントの本質

私は、サプライチェーンマネージメント(SCM)の上流工程によく携わって
きたのですが、システム導入の具体的な話になると金額が出てきます。
すると、1億円などという金額があたりまえのように出てきて、実際の導入を
躊躇されなかなか進まなくなります。
また、実際に大規模な投資を行ってシステム導入をしても、その後の運用定着
に一苦労されています(この段階で、あきらめて失敗に終わるケースも多々)。

しかし、実際のSCMを行っていくのに○億円ものIT投資をしなければ出来ない
ものなのでしょうか?
上流工程に携わってきたなかで、私はそう考えていません。

もっと愚直に、やれることがたくさんあります。


そもそも、サプライチェーンマネージメントは、複数の部門(企業)にまたがった
業務を全体最適に設計し、どの部門も得する(Win-Winの)関係を構築する必要が
あります。しかしどの部門も目先の自部門の利益を優先するためうまくいきません。
なによりもそれを解決することが一番大事であって、そのために1億も2億も
かけてIT投資することが必須なわけがありません。

ITベンダーやコンサルティング会社の解決策は、必ずといってよいほど
大規模なシステム導入になります。否定するわけではありませんが、
もっと他にも色々な方法があると私は考えます。

根本的な問題は、部門(会社)間で情報の共有が出来ない(あるいは、隠しあって
いる)ことや、決められたルールどおりに運用がなされず、横槍や割り込みで計画
を変更させられるなどがあります。
お互いに同じ情報を共有し、みんなで決めたルールに従って運用する(まずければ
その運用を改善していく)ことができれば、サプライチェーンマネージメントはで
きあがりなのです。
これだけであれば、何も億単位のIT投資は必要ないと思いませんか?
みんなが同じ情報を見れるようにする情報共有の仕組みや、ワークフローなどを
組み合わせて決められたルールでみんなが業務するようにする。それだけでも
十分効果が出ます。まずは、自社にどのようなサプライチェーンがあるのか?
何本のサプライチェーンがあるのかを見極めて、如何に最適なサプライチェーン
にするかを考えてみてください。


NEC「得選街」

デル株式会社



サプライチェーンマネージメントを行うのにはそれなりに時間を要します。
本質を忘れて、システムを導入することに目的にしてしまわないようくれぐれもご注意ください。

私の主観ですが、サプライチェーンマネージメントを成功させる上でITシステムが担う役割は
30%くらいだと思います。それ以外に、どんなルールで、どんなサプライチェーンを作るのか?
実際にITシステムを導入したあと、業務のやり方や考え方を変えていく啓蒙活動で70%くらい
かかると考えています。



日経記事から!No.1「本社なんて無い方がいいんだよ」

2009-08-21 00:35:42 | 情報システム
先日(確か2009年7月下旬ごろ)日経新聞の春秋載っていた記事です。
「本社なんてないほうがいいんだよ」。とは、松下電器産業(現パナソニック)の
社長だった山下俊彦さんの発言だそうです。
少々乱暴であるが、本来現業部門を支援すべき本社部門が逆につまらぬことまで
指図することに我慢できなかったようです。
この話は、「官僚は仕事の量と関係なく増殖する『パーキンソンの法則』がある
とか、企業の管理部門も仕事を増やし権限を拡張する。」といった仕事のための
仕事、一銭の稼ぎにもならない紙の上の仕事を減らしていく必要があると綴って
いました。

さて、われわれ社内情報システム部門の人々はいかがでしょうか?

私は仕事をしていて、このことをすごく感じることがあります。

われわれの取り扱う情報システムは、本来ユーザー(システムを使う人)の
目的や場面、業務を考えて仕様を決めていかなければならないものです。
しかし、実際の事業部門で業務をしながら片手間にシステムも作っている
ような人は、結構できていても、ベンダーや情報システム部門の人は、
なぜかシステムの作り手側の視点から離れられません。
ベンダーはともかく、情報システム部門の人はその部分ができなければ、
付加価値が激減します。

システムを使う人が的確に伝えることができればよいのですが、
ユーザーからの発言は、結構「この画面にAとBとCの項目を追加して欲しい」とか、
「この検索条件も選べるようにして欲しい。」などと伝えてきます。

このとき、情報システム部門の人は、どんな回答をしますか?
・「AとBはできるが、Cは別のシステムからとる必要があるので難しい」
・「この条件なら簡単にできるので大丈夫ですよ」
などの回答を良く耳にします。ほんとに要望の意図を捕らえた上で、このように
回答しているのであれば問題ないのですが、大抵、何のためにシステムを作ろうと
しているのかが忘れ去られた、作り手側だけの視点での回答だと思います。

できれば、
・「このA、B、Cの項目を見て何をしようとしているのか?」
・「どういう場合の業務を想定して言っているのか?」
といったことをちゃんと確認するべきです。

そうすることによって、それであれば、
・「この画面でなく、こちらの画面で見るのが良いでしょう」
・「A、B、Cでなく、XとYを追加したほうがよくないですか?」
・「多少不便は残りますが、追加費用xx万円はもったいなくないですか?」
などといったよりよい提案へとつながっていくと思います。

まとめ
「本社部門は現業部門を支援すべき」(春秋)
「情報システムは業務を支援すべき」(itee)


経営とIT新潮流

2009-06-20 20:23:27 | 情報システム
最近読んでいてなかなか楽しいなぁ~と思うサイトがあります。
よくあるのは、自分や企業のセールスのために書かれているサイトで、
さわりだけ紹介していたり、肝心なところは隠していたりするんですが、
ちょっとした読み物として、このサイトは気に入っています。
よかったらどうぞ


http://itpro.nikkeibp.co.jp/a/biz/index.html