ヨッち作
ポン子服とヨッち服
ポン子の服を作って
余った生地でヨッち服を作るから
毎度、お揃いなのだ
『新作だよ、見てね』
『ポン子服』
緑のニット生地にレモンイエローのリブを使用
『ヨッち服』
緑のニット生地にちょい明るい青のリブを使用
袖口のリブが長いのは生地が足りなくなったから
７部袖にするか、迷った末の結果
『ポン子服とヨッち服』
ポン子服の胸元にはヨッち→ヨンッち→４ッちで「４」のワッペン（ええっ）
ヨッちの背中にはポン子→ＰＯＮＫＯで「Ｐ」のワッペン（ええっ）
４は幸せの４なのだ
『新作どよ
試着はまた今度ね』
『追加・５』
ぱぱが帰って来た
笑顔で迎えるヨッち、もちろん愛しき財布におかえりー
それから 夕食の買出しに出掛けるぱぱとヨッち
あれこれ酒のつまみをカゴに入れ
豪華な刺盛りの前で立ち止まるぱぱ
悩むヨッち 渋る、悩む、渋る、渋る
ぱぱが言った
『お財布無くしたと思えば安いもんじゃん』笑顔だ
暴力を行使してでも更生させるべきか
模索するヨッち
この日、めでたく財布と刺盛りを手に入れたぱぱ
完
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ポン子服とヨッち服
ポン子の服を作って
余った生地でヨッち服を作るから
毎度、お揃いなのだ
『新作だよ、見てね』
『ポン子服』
緑のニット生地にレモンイエローのリブを使用
『ヨッち服』
緑のニット生地にちょい明るい青のリブを使用
袖口のリブが長いのは生地が足りなくなったから
７部袖にするか、迷った末の結果
『ポン子服とヨッち服』
ポン子服の胸元にはヨッち→ヨンッち→４ッちで「４」のワッペン（ええっ）
ヨッちの背中にはポン子→ＰＯＮＫＯで「Ｐ」のワッペン（ええっ）
４は幸せの４なのだ
『新作どよ
試着はまた今度ね』
『追加・５』
ぱぱが帰って来た
笑顔で迎えるヨッち、もちろん愛しき財布におかえりー
それから 夕食の買出しに出掛けるぱぱとヨッち
あれこれ酒のつまみをカゴに入れ
豪華な刺盛りの前で立ち止まるぱぱ
悩むヨッち 渋る、悩む、渋る、渋る
ぱぱが言った
『お財布無くしたと思えば安いもんじゃん』笑顔だ
暴力を行使してでも更生させるべきか
模索するヨッち
この日、めでたく財布と刺盛りを手に入れたぱぱ
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今日、起きてベランダを見たら手摺りになにかいる
肉眼では判別不可能
怖いけど眼鏡を掛けて確認
部屋の中から見たら巨大な虫かな
なんだろ、わからない
怖いけど部屋を出て近くから確認
ふんっ
鳥のウンコ
なんでうちのベランダなんだよー
ふんっ
ウンコと共に生きるわけにはいかない
ウンコをほうきでエイッとひとふり
さよなら
ウンコさん
とか言っちゃって
通行中の皆さん
失礼しました
１２階からウンコ落としちゃったー
『追加・４』
朝目覚め、ことの重大さに気付くぱぱ
兎にも角にも 東京メトロに電話で再度確認を取る
案の定ない
しかし、駅員の話では終着駅によってはＪＲに届くことがある
なかなかの朗報を手にしたぱぱ
早速、ＪＲに電話
な、な、なんと
朗報、あった
早速、ＪＲ西船橋に取りに向かうぱぱ
な、な、なんと
朗報、中身もあった
昨日の時点でお財布なんかどーでもいいヨッち
ぱぱ大ぴんち脱出
つづく
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肉眼では判別不可能
怖いけど眼鏡を掛けて確認
部屋の中から見たら巨大な虫かな
なんだろ、わからない
怖いけど部屋を出て近くから確認
ふんっ
鳥のウンコ
なんでうちのベランダなんだよー
ふんっ
ウンコと共に生きるわけにはいかない
ウンコをほうきでエイッとひとふり
さよなら
ウンコさん
とか言っちゃって
通行中の皆さん
失礼しました
１２階からウンコ落としちゃったー
『追加・４』
朝目覚め、ことの重大さに気付くぱぱ
兎にも角にも 東京メトロに電話で再度確認を取る
案の定ない
しかし、駅員の話では終着駅によってはＪＲに届くことがある
なかなかの朗報を手にしたぱぱ
早速、ＪＲに電話
な、な、なんと
朗報、あった
早速、ＪＲ西船橋に取りに向かうぱぱ
な、な、なんと
朗報、中身もあった
昨日の時点でお財布なんかどーでもいいヨッち
ぱぱ大ぴんち脱出
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今日のお客様は
『ウェルシュ・コーギー・ペンブローク ミントちゃん』
ミントは超美犬さん
かわゆいのだ
連れて帰りたいほどにかわゆいのだ
ミントは８歳のおんなのこ
立派なおとなのおんななのだ
だから ポンたんは
あまり構ってもらえない
でも 昔は
自転車を追い回したり、ボールの取り合いしたり
おてんばちゃんだったのだ
ミントと出会って３回目の冬だね
ミントの洋服は全てママの手作り
プロ顔負けの腕前なのだ
色々な素材を使って色々な型を作る
和風だったり、チャイナだったり、ウエスタンだったり
憧れてしまうのだ
もっとたくさんの事を学びたかった
ミントのおうち
今週の金曜日に引っ越しなんだ
歩いては行けないとこなんだ
寂しくなる
今まで
ほんとに
たくさん
ありがと
『追加・３』
交番に着いて 早速、遺失物届けを提出することに
ぱぱが椅子に座り記入し始める
『間違えた、もー分かんない』と、言った
用紙を見ると名前しか書いていない
もはや住所すら記憶にないらしい
ヨッちが代筆
その間、ぱぱは交番の片隅、床にうずくまる
この時既にヨッちはお財布なんかどーでも良かった
ぱぱ大ぴんち
つづく
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『追加・２』
駅員が財布を追跡してくれたけど
案の定、東京メトロの遺失物に届けはないとのこと
仕方なく交番に向かう
酔っ払い夫婦が寒空の夜道を市民の味方お巡りさん目指して歩く
途中、ぱぱが『さむーい、早く家に帰りたーい』と、言った
ポッケの中のヨッちの手が握り拳に変わった瞬間
ぱぱ大ぴんち
つづく
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