isorokuのこころの旅路

遊行期に生きる者のこころの旅路の記録です

政権交代をめぐる記事で印象に残ったもの④

2009-09-07 10:37:07 | Weblog
自民党ネガティブキャンペーンについての記事(毎日新聞9月7日朝刊メディア欄)が印象に残りました。

●注目集めて票集まらず・・・?(ポイントは以下のとおり)
・有権者はどう受け止めたのか。東京都の投票所で聞いた。無職男性(66)「 非難するばかりではだめ」と厳しい。大学院生(27)「野党と逆転したみたい。ここまできたか」とあきれ顔。
・党内からは「選挙が終わってみれば結果は芳しくなかった」。麻生首相は「効果があったかなかったか。両方だ。ネガティブキャンペーンを主にやって当選した人もいる」というのが精いっぱいだった。民主党は泥試合を避けて、取り合わなかった。
・アスク社長三浦博史さん(選挙プランナー・コンサルタント)「自民党は96年の衆院選で、当時野党の新進党に対し新聞広告で見事なネガティブキャンペーンを展開した。消費税3%の公約について、新進党がかって増税論を主張していたことを揶揄してそれは成功した。しかし、今回は失敗だ。ネガティブPRで自民党の票はさらに減ったと思う。票田だった農林水産業や高齢者の支持を失っていたのに、信頼を取り戻す努力をせずに民主党を批判するのは戦略として間違っている。


◇今回の自民党のネガティブキャンペーンは、信頼を失った状況に対する信頼回復策の展開という前提を欠いていたことと、国民が望んだ政策選択的な視点ではなく体制選択的な視点で行われていたことで、二重の誤りが重なったと思われ、自民党の票にはつながらなかったようです。


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