イソノファクトリー

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BIG FISH 2/2

2012-02-27 12:48:00 | RioNeguro2012
BIG FISH 1/2からのつづき。

岸辺の様子に目を光らせながら

しばらく走り

こんな水路も幾つか抜け

『ムダ』してきたのは、減水すればラグーン(三日月湖)になりそうなゆったりした流れのエリア。とある岬を攻めていると、ネギーニュがしきりに対岸を気にしてる。ボクには何も見えなかったけど、どうもトゥクナレ(ピーコックの現地名)の稚魚が群れてピチャピチャしているという。けっこう距離があるのにエレキで極低速で近づいてゆく。

ここで気がついた。ラージマウスバスでもあるフライパターン。稚魚を守る親を狙うやつだ。知らないでやってしまってることはあるのでしょうが、狙ってはボクはやりたくない釣り方。やりたくない、ここまで来たのだ釣りたい、卑怯だ、でもすぐに逃がせば‥でも、しかし。一人心の中で葛藤を繰り返す。ボートはゆっくりと稚魚の群れに近づいてゆく。

『投げろ』とネギーニュさん。よし、腹をくくったつもりで立ち上がろうとした時、ガコーン!思いっきりタックルボックスを蹴飛ばしちゃいました(笑)当然稚魚ボールは散り、ネギーニュはため息。ボクは苦笑い。わざとやったんじゃないんだけど、弱いボクにはこれで良かったのだ。妙に気分がイイ。


次に『ムダ』してきたのはココ。ガイドは粘る、のポーズ。

ある意味今回のピークだったポイントです。ジャングルの中に小さな水路が出来ていて、勢いよく水が流れこんで(流れ出して)いっている今回の釣行では鉄板だったといっていいタイプの場所。

着いてすぐにボイルが起こる。うーんベイトが小さい。一投目SUPER CHOPPY改。ナンニモ。二投目、三投目、またボイルが起こる。だいぶん投げたけど反応なし。相当な実績が有るのだろうネギーニュは動かない。ちょっと場を休ませて、もっと投げろ、そこに投げろ、こっちにも投げろ。
こんなに投げまくっててホントに喰うのか?半信半疑になった頃、ズバーン!全身を見せつつ反転喰いで出た!デカッ!しかし乗らない。『軽くセイス(6)キロ』とネギーニュ。気を取り直しすぐ同じラインにキャスト、気の入った大きなジャークにまた派手にバイト!『グランデ』ガッコーンとロッドをひったくられそうになりながらも突っ込みに耐え、リフトしようとすると無情にもフックアウト。ガックシ、付いてないな。

ちょっと場を休ませがてら飯にしようという事でみんなと合流。午前中に釣れてないのはボクだけでした。飯も上の空で考えて考えてフックのセッティングを変更。1/0のトレブル三本から腹に特大3/0、真ん中ナシ、ケツ1/0にして入念にスイムテストを繰り返す。そしてボクの中でのポジティブなジンクス“スナップを結びなおすとデカイのが釣れる”も実践。これでどうだ。

早よ行こや(笑)

昼もそこそこにさっきのポイントへ。まずはそこへジャブ打って、あっちにも。そして三投目、本命のラインにズバッと入った。
ズバーン!ズババーン!二度目のジャークでドッパーン!
ヨッシャー!乗ったーこれはきたー!まーまー引っきょるなー!わははー

オブリガード、ネギーニュ!そして、ホント皆さんのおかげです。

SUPER CHOPPY AMAZON(今さっき改名)で12lb 5.5kg。心に残る一本。ああ幸せ。泣きそうでした。
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