solaのえそらごと

そら好きのたわいもない雑記帳です。
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映画「セブンソード」

2005-10-11 12:23:17 | column
時は1600年代の半ばの中国では新政府は反乱分子の息の根を止めようと「禁武令」を出す。
政府に反乱できないように武術を禁止するものだったが、実際には武術など使いこなせない者たちを含む無差別な虐殺が繰り返されていた。
村を守るために遠方の神秘の山「天山」に助けを求め、7つの剣を授けられた7人の剣士が誕生した。

「HERO」「LOVERS」に続く武侠アクション第3弾って、監督が2作と違うのにツイ・ハーク、それで良いのか。
「HERO、LOVERSはプロローグにすぎなかった」というのは、チャン・イーモウ監督は許せるのか!?

まぁ佳作レベルにおさまった作品で、新鮮さを感じない気がする。
武侠好きが見る価値はたぶんある。

7人の最強剣士たちが壮絶で残酷な戦いをするが、剣士についての説明がない上、それぞれが持つ剣の特徴と持つ意味がわからない。

ストーリーがゴチャゴチャしてないのに、上映時間長すぎる。

もっとシンプルで娯楽に徹した方が、監督の味が出せたのでは…
そのうえ、長い割には唐突なつなぎ方があって不自然なところが多々ある。

残忍なシーンが多いので、ダメな人は注意だと思います。

ワイヤーアクションを控えたのは評価できるが、暗いシーンが多かったり変にアートぶったカメラワークのため、せっかくの俳優の動きがわかりにくく迫力が減ってしまっている。