TRANS_X.online

トランスフォーマー小劇場

なぜウーマンサイバトロンが存在するのか、あるいはウーマンサイバトロンなるものは実在するのか

2010年11月30日 | 妄想ネタ
凡例:ここでは種族としてのトランスフォーマーをサイバトロニアンと呼称します。

非常に稀なウーマン・デストロン - Wikipedia

トランスフォーマー関連の同人誌で(主に女性が)サイバトロニアン同士をくっつけたりしていますが、なにしろビーストウォーズ日本版でもタイガトロンとエアラザーがあんなことになってしまったため(原語版ではエアラザーは女性)、まあいいんじゃないかと思っています。嫌がる人がいることは承知していますが。

サイバトロニアンの個体がどのように発生するかについてはよくわかってないため(ありていにいうと各作品ごとに設定がバラバラ)、あくまでも僕個人の妄想が入り込んだ認識を補強するものにすぎないという断り書きをいれてから書きますが、個人的にはビーストウォーズのクリエーション・メイトリクス=スパーク起源説を信じることにしています。で、思うのですが、これはプラトンのイデア論にも通じる設定といえるのではないでしょうか。

そもそも生殖の必要のないサイバトロニアンになぜ性別という概念があるかについて考えてみるに、あれは本当に「性別の違い」なのかという疑問が湧いてくるのです。われわれ人間はアーシーの姿や声を聞いて、「どう考えても女性型だな」と思い込むわけですが(なにしろ名前からして「ウーマン」だし)、はたして本当にそうなのかなと。

178:名無しは無慈悲な夜の女王:2008/02/27(水) 00:36:03
むしろ「何でもあり」だった世界観をSF的に解釈したのが、あのマルチバースの設定なんだと思う。
あるいは我々のいるこの世界も、TFが玩具としてしか存在し得ないマルチバースの一つと考えてみるのも
面白いかも知れない。
2ちゃんねる「SF板的にトランスフォーマーについて語るスレ」(DAT落ち⇒ログ
※178さんは僕ではありません

知的種族としてのサイバトロニアンが存在しないこの宇宙でサイバトロニアンについて一次言及となる玩具やアニメを作るに際して、玩具会社の人もアニメ会社の人も「ウーマンサイバトロン」のイデアに触れたはいいが、それを人間の感覚で「女性」と解釈してしまったため、このような誤解が広がってしまったのではないか、などと考えてみるのはどうでしょう。

大柄で力強い「リーダー」オプティマスや、小柄ですばしっこい「スカウト」バンブルビーのような「違い」があるのは、長きに渡る戦争においてそれを必要としているからなわけで、ウーマンサイバトロンと呼ばれている人たちも、そうしたなにかしらの職能を果たすのに適した形態ということなのかもしれません。

そりゃたまに他のサイバトロニアンと妙に親密だったりするように見えたりすることもありますが、それだってアニメ制作会社の人が「いくらロボットの話でもちょっとぐらいロマンス成分を入れないと間が持たない」とか思ったゆえかもしれませんし、だいたい「親密」と言ったら上下合体や左右合体とか五体合体とかどうなりますか。サウンドウェーブのあのカセットロンの収納はなんですか。


そして思うのですが、オプティマスやバンブルビーが「男性」であるというのも思い込みでしょうね。映画版『リベンジ』でラヴィッジが吐き出した金属球が個々体としてもどうやら自立しているようでいて、けっきょくは合成して一つの薄っぺらい個体(あれがインセクティコンだって?)になりましたけど、もしかしたらあれと同じに、玩具やアニメでは言及されない、オプティマスやバンブルビーを合成している極小個体があるのかもしれません(人間だって60兆の細胞の集合なわけで)。「マイクロンはユニクロンの細胞」とかいう設定のマイクロン伝説もありましたけど。

まあとりあえず今日はこんなところで。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。