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77歳同士のデートでした

2010年10月15日 00時02分04秒 | Weblog

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2010年10月15日 No1324 77歳同士のデートでした

秋雨そぼ降る土曜日、国立新美術館にゴッホ展を見に行った事はお知らせしました。
土曜日とは言え、あの雨の中、多くの観客が入場していて館内は息苦しい。

何か?甘酸っぱい匂いが流れてくる。何だろう?ふと、周りを見回すと若い女性が
多いこと、多いこと。なぜ、こんなに若い女性が多いのだろう?

ともすると弧高で悲劇的というイメージが先行するフアン・ゴッホの生き様に若い女性は魅されているにではなかろうか?

そういえば、画家に女はつき物だが当初、ミレーに傾倒して農民派の画家になろうとしたフアン・ゴッホには女気はあまり見えない。(あえて言えばパリに居る時、一回り年上のイタリア人モデルが愛人だと言う説はある様だ。)

パリのモダニズムを身につけたフアン・ゴッホはその後、南フランスのアルルに行き真のモダン・アーチストに変貌して行きます。

 

 

このゴッホ展はフアン・ゴッホの代表作「アルルの寝室」を中心に構成されて
アルルの寝室を実物大に再現して観客の注目を浴びている。

その後に展示しているのが「ゴーギャンの椅子」勿論フアン・ゴッホの作品である。

 

フアン・ゴッホは絵画の未来は力強い肖像画家による新しい肖像画以外にないと信じていた様ですが高いモデル料が払えず実践出来なかった様です。

代わりに記憶や想像から描く様にアドバイスしていたポール・ゴーギャンえの畏敬の念が強すぎてゴーギャンの肖像画は一度も描いていない。

代わりにゴーギャンが座っている椅子を描く事はその人物を表現できると考え、空っぽの椅子を書き「ゴーギャンの椅子」と名ずけたのでは無かろうか?

部屋の壁にはガス燈が輝き、椅子の座面に置かれた蝋燭には火が灯され、二冊の本の一冊は今にもずり落ちそうに成っている。 如何にも猟奇的な感じもします。

ゴーギャンとゴッホはこの黄色いアトリエで共同生活をし、共同制作もして、ゴッホは真のモダンアーチストに昇華して行きますが、二ヶ月後、意見の違いも有った様で、あの忌まわしい耳切り事件があって突然、幕を降ろしました。

 

ゴッホといえば私はひまわりを思い出します。1ドル=80円まで行ったバブル最盛期1987年 3月 旧安田火災海上が約58億円で落札した「ひまわり」
合併により社名変更になった損保ジャパン・東郷青児美術館に蔵品されています。

見たい人は東京は新宿西口駅前にデーンと構えている安田火災海上ビルの上層階に見に行って下さい。

だけど今回のゴッホ展ではひまわりは陰も形も見えず、話題にも成らなかった。
なぜでしょう? 最後にアイリスの花が黄色い壷に納まっていました。

  

幸い、友人から戴いた入場券が二枚残っていたので、77才の彼女と晴れた日に、再度、ゴッホ展でデートをしました。平日でしたが相変わらず混んでいましたが、雨の土曜日程ではありませんでした。

彼女は私より四十一日若いのですが、天皇陛下より一日早いお姉さんよと親しみを込めてよく冗談を言います。

 

美人で品のある彼女でしょう。
実は彼女はONYXグループで国際結婚した。栃木の坊ちゃん先生のお母さんです。この結婚を通してして親類付き合いをしています。
77歳同士のデートでした。
嬉しい事に、この様なお付き合いをしている家庭は五十軒くらいあります。

海外国際結婚は私の故郷・丹東をベースに友達付き合い、家族付き合い、赤ちゃんを中心に仲間を増やして行きたいと思います。 仲間になりたい人、この指止まれ!

海外国際結婚は結婚して日本の家庭に入った所から始まります。
万全なアフターサービスが海外国際結婚の成否を決めます。ほっといちゃ駄目です

 

 

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