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事件と 保険

日々発生する事件と それに備える保険についてコメントします。

メルシャン 粉飾決算と役員賠償責任

2010-09-26 | その他
メルシャンが粉飾決算を行っていたとして、東京証券取引所に違約金を払うこととなった。役員も加担した粉飾であったのか?水産飼料事業の部署が単独で行ったことなのかが気になる。役員も加担していれば、当然役員の経営責任が問われ、ブランドが毀損したこと、株価が下落したこと等に対して、株主などから賠償責任を求められることになる。
 役員は、会社の経営に対して 連帯責任を負う。何も知らされずにいたとしても、賠償義務を負わされることはある。そんなときに、善意の役員を救済する保険として会社役員賠償責任保険がある。
粉飾決算、メルシャンに違約金1千万円 東証(朝日新聞) - goo ニュース粉飾決算、メルシャンに違約金1千万円 東証

              asahi.com 2010年9月25日10時17分
     
 多額の粉飾決算が明らかになったワイン大手メルシャンに対し、東京証券取引所は24日、市場の信頼を損ねたとして上場契約違約金1千万円の支払いを命じた。メルシャンは「株主ら多くの関係者に迷惑をかけたことをおわびする」として、支払いに応じる方針だ。

 水産飼料事業で、売り上げや利益を水増しする「循環取引」が行われていた。8月に決算を修正したが、2007年12月期~09年12月期で純損益が黒字から赤字に転落するなどしており、東証は「虚偽記載が投資判断に重要な影響を与えた」と判断した。

 東証は25日付でメルシャン株の監理銘柄の指定を解除し、特設注意市場銘柄に指定した上で、不正を見抜けなかった内部管理体制の改善について報告を求める。


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