店員と衝突しねんざ、1週間後骨折も店責任…賠償命令(読売新聞) - goo ニュース 店内で店員と接触してケガをした71歳の女性がお店を訴えたという事件。 高齢化が進んでいることを象徴する事件だとも思うし、なんでも訴訟で解決するようになったんだなという感想も持つ。 捻挫をした一週間後に転倒して骨折したのまで店の責任といわれるとお店も納得できなかったのかなと少しお店に同情するところもあるが、被害にあわれた方の立場からすると71歳で右足が動かなくなるという障害をおったのだったら訴えたのも理解できる。 しかし、660万円というのは、お店にとっても相当な痛手だ。 こんなときに役に立つのが 施設賠償責任保険だ。 お店の中で店舗の管理上の不備や運営上のミスで怪我をさせたり物を壊してしまったときに 損害賠償金と裁判費用などを補償する。 店舗の業種と規模にもよるが 年間1万円~数万円で保険に加入出来る。 店舗総合保険などの火災保険では、今回のような賠償事故は補償されない。店舗の経営者の方は 要注意だ。
<事件と記事>店員と衝突しねんざ、1週間後骨折も店責任…賠償命令読売新聞 2006年11月20日(月)22:57 東京都新宿区の薬局で、従業員とぶつかってけがをした女性(71)が、薬局を経営する都内の会社に損害賠償を求めた訴訟の判決が20日、東京地裁であった。 女性は薬局でねんざした1週間後に自宅近くで転倒し、右足を骨折したが、松井英隆裁判官は、この骨折についても薬局側に責任があるとして、同社に約660万円の支払いを命じる判決を言い渡した。 判決によると、女性は2003年6月、薬局で商品を見ていた際、後ろ向きに台車を引いていた従業員とぶつかって転倒、股(こ)関節をねんざするなどした。その1週間後、女性は病院に行くため娘に付き添われ自宅を出たが、タクシーを呼びに行った娘を追いかけて転倒。右足の骨を折り、右足の股関節が動かなくなる障害を負った。