へそ曲がりの真っ直ぐ日記Ⅱ

反日の中韓と国内の反日マスコミを斬る

慰安婦性奴隷説を明快に否定 「こんなでっち上げを作ったのは日本人だ」と訴えるソウル大教授

2016年10月25日 | 報道・ニュース

慰安婦問題の日韓合意にも利点があった。韓国で慰安婦問題の真実を、ソウル大学教授が明言している。
【阿比留瑠比の極言御免】
慰安婦性奴隷説を明快に否定 「こんなでっち上げを作ったのは日本人だ」と訴えるソウル大教授に学問的良心を見た

http://www.sankei.com/premium/news/161020/prm1610200004-n1.html

■韓国・ソウル大の李(イ)栄(ヨン)薫(フン)教授が、慰安婦性奴隷説を明快に否定したインターネットテレビでの連続講義「李栄薫教授の幻想の国」が話題を呼んでいる。ネットで視聴可能だが、筆者は韓国語がちんぷんかんなため、韓国事情に詳しい東京基督教大の西岡力教授に解説してもらった。

 「ものすごく実証的な内容です。学問的良心に従っていて、韓国でこれが語られたことは衝撃的だ」
 西岡氏はこう感想を述べる。講義は8月22日と23日に3回に分けて公開された「慰安所の女性たち」で、計2時間10分余に及ぶ。
 李氏は講義で歴史的経緯を重視し、韓国軍にも慰安婦制度があったことや、米軍のための韓国人慰安婦が1990年代までいたことを統計資料などから示す。
 また、ソウル大保健大学院が64年、全羅北道・群山市で保健所に登録されている韓国人相手の慰安婦188人と米軍相手の慰安婦132人を聴取した結果(月収、貯蓄、労働回数など)をひもとき、慰安婦制度が日本だけの特殊なものではなかったことを強調する

 その上で、韓国の伝統的な特権階級「両(ヤン)班(バン)」との関係や、19世紀まで親が娘を売ることは珍しくなかったこと、日本統治時代の新聞がたびたび、父母に売られそうになった娘が警察に駆け込んだ話などを取り上げていたことを説き、こう訴えている。
 「慰安婦問題は日本軍慰安婦だけでなく、わが国の現実の中に存在してきた大変現在的な歴史だ」
 李氏は、日本軍相手の慰安婦に関しても当時、法的に確立されていた公娼制度の下で親に前貸し金を渡すなどの人身売買の形で運用されていたことを指摘し、論を進める。
 「日本軍が道ばたで女性を襲ってトラックに積んでいったという話も、いわゆる奴隷狩りのような女性の略取も事実ではない」


興味深いのは、李氏が「こんな話をでっち上げて作ったのは日本人だ」と述べ、朝鮮半島で慰安婦狩りを行ったと虚偽証言をした吉田清治氏に言及したことである。李氏は「吉田氏のベストセラーが韓国にも伝わり、韓国人は女性がそのように連れて行かれたと思い始めた」と語る。
 さらに、現在も「慰安婦性奴隷説」を主張し続けている吉見義明・中央大教授の意見についても、「吉見氏の本は根拠が不十分だ」とあっさり退ける。
 朝鮮王朝時代の奴隷制度の専門家でもある李氏は理由として、日本では翻訳本が出版されていない『日本軍慰安所管理人の日記』などを引用し、次のような事実を挙げる。慰安婦が高賃金で廃業の自由があったことや、乱暴を働いた日本軍兵士を逆に刺し殺した慰安婦の証言が採用され、正当防衛と認められて無罪になったこと-などである

 李氏は朝鮮人慰安婦の数に関しても、荒唐無稽な20万人説を明確に否定し、多くて5千人と見積もった。話がころころと変わる元慰安婦女性の証言に対しては、「資料として使うのは大いに慎重にならないといけない」と戒める。
 西岡氏はこうした李氏の主張について「かなり覚悟を決めて言っている」と語り、背景をこう分析する。
 「昨年末の慰安婦に関する日韓合意により、韓国政府と慰安婦支援団体、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)が対立し、二分された。そのため挺対協の力は落ち、本当のことを言いやすい社会になっている」
 韓国社会の変化の兆しを歓迎したい
。(論説委員兼政治部編集委員)■ 

同じ話を櫻井よしこ氏も取り上げている。
韓国教授、慰安婦=性奴隷説を否定
http://yoshiko-sakurai.jp/2016/10/20/6550

■韓国のソウル大学経済学部教授、李榮薫(イ・ヨンフン)氏が「日本軍慰安婦は単なる『軍部隊の公娼』」、「軍や警察に『不正に拉致』されたという主張は、ほとんどが口述記録であり、客観的資料としての信憑性がない」などと述べ、慰安婦強制連行説及び性奴隷説を否定した。
 
これは、韓国近現代史のネット連続講義「李榮薫教授の幻想の国」の最終回、「第12回慰安所の女性たち」の内容である。2時間超の講義は、8月22日と23日に公開された。
 
李氏は韓国近代経済史研究の第一人者といってよい。氏はこれまでに『大韓民国の物語』(文藝春秋)、『代案教科書』などの「問題作」を世に問うてきた。実証的研究に基づく著作は、いずれも日本に対して驚く程、公正で、それ故に韓国で批判された。同時に、親北朝鮮の左翼的教科書を真っ向から否定し、挑戦した『代案教科書』は驚異的多数の韓国人が読んだ作品でもある。・・・・・・・・・・■

李榮薫教授については、私のブログでも3年前に<まともな韓国人>でこう紹介したことがある。http://blog.goo.ne.jp/irukanoutada/e/de87632329f2dee3b889441f0983ca31

「大韓民国の物語 韓国の「国史」教科書を書き換えよ」(2009年、文藝春秋)の李榮薫(イ・ヨンフン)。1951年生まれ、ソウル大学経済学部教授。韓国内で猛攻撃を受けたベストセラーという。ソウル大学は韓国の最高学府。その教授の著書として反響を呼んだ

このページにYOUTUBE動画<日韓近代史資料集>が紹介されているが、韓国語なのでわからない。残念だ。http://blogs.yahoo.co.jp/chaamiey/57472269.html

●気になるニュース
▽給付型奨学金の新設が話題になっている。この産経社説と同じ疑問を抱いていた。
【主張】奨学金制度 意欲もって学ぶ人に厚く
http://www.sankei.com/column/news/161025/clm1610250001-n1.html

■大学生向けの国の奨学金制度で返済が不要な「給付型」の早期導入が検討されている。
 若者向けの目玉施策としたいのだろう。だが実現しても給付対象は限られる。本当に困っている学生に行き渡る制度改善となるのか疑問だ。慎重な議論を求めたい。
 現行の奨学金制度は卒業後に返す貸与型だ。給付型は、住民税非課税世帯など年収が低い世帯の学生を対象に月額3万円程度を想定している。政府は平成30年度導入を目指してきたが、与党から29年度へ前倒しを求める声があり、協議が行われている。
 給付型が求められる背景は、就職できない学生や、給与が安く返しきれない者が多いからだという。先の参院選でも与野党の多くが給付型導入を公約に掲げた経緯がある。
 しかし、現行制度でも、卒業後の事情に応じて返済を猶予できる。経済的に困窮する世帯への助成策なら、学費減免など就学支援策がある
 自民党の作業部会などでは給付条件として高校時代の成績が5段階評価で「4・0以上」など、一定の要件を付ける案が議論されているという。
 そのような優秀な学生が進学を諦めないようにするためなら、学費を免除する特待生制度などを大学ごとに工夫する方が有効ではないか。
 無利子奨学金の拡充や、卒業後の収入に応じて返済する所得連動型の新制度も来年度から導入予定だ。返済をしやすくする、さらなる改善策の検討も急務である。
 そもそも借りた金をきちんと返すのが社会のルールだ。返せない人が多いから返済不要の制度をつくるというのは、本末転倒だ

 現行の貸与型は返済金が次の奨学金原資となり、多くの学生の学びを支える制度として定着してきた。安易に借りて遊興費などに使う例はないのか。高校や大学側が奨学金の意義や返済義務などを理解させることは当然必要だ。
 どこに厚く投じるか。教育予算のあり方にも十分な議論を求めたい。少子化にもかかわらず近年、大学の数は大幅に増えた。世帯年収が上がらない中で、大学の高い授業料も目立つ。
 意欲をもって学びたい人材育成のために国費を使うのは当然だ。乱立気味の大学を助けるためではない。■

給付には大学のレベル、成績も考慮する必要があろう。

最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (のん子)
2016-12-23 16:55:38
先程はコメントありがとうございました。

韓国の教授でもそのような良心的な方はいらっしゃるのですね。
韓国民自身でも解っていただろうと思いますのに、どうして反日になるのでしょうね。

クネさんの後はもっと反日とか?
何とかならないんでしょうかね、この国は(^-^;
Unknown (naniwa)
2016-12-30 06:14:24
へそまがりさん…?
記事の更新が途絶えて、もう2ヶ月以上経ちますが、いかがお過ごしでしょうか?
お元気でいらっしゃるなら良いのですが…。
休養してます (へそ曲がり)
2016-12-30 11:51:25
naniwa様

ご心配ありがとうございます。
へそ曲がりは大丈夫です。元気です。
ただ、3年3か月ブログを書き続けて
マンネリ化し飽いてきたので、休んで
いるところです。
お返事ありがとうございました (naniwa)
2016-12-30 17:13:28
ああ、良かった、ご無事でなにより!
3年3ヶ月、ほぼ毎日更新ペースで、ブログを続けてこられた、重みあるブログ歴に敬服いたします。
私が貴ブログと出会ったのも、3年前になります。
2013年12月26日、安倍首相が、靖国神社への電撃参拝を実行された日、私は飛び上がるほどに感激し、同じ思いを共有する相手が欲しくて、首相の参拝に賛同するブログ検索を始めました。
その時が、貴ブログを拝読する始まりとなりました。
とはいうものの、いつも拝読するばかりで、記事に対して、まともなコメント1つ差し上げられずにすみません。
私自身、時事に一喜一憂する日々ですが、これと主張する持論に乏しく、下手なコメントは邪魔になるだけと、自重しながら拝読しています。
どうぞ、マイペースで、ブログでの提唱を続けて頂ければ、と思います。
柄にもなく長文になり、失礼いたしました。
良い新年をお迎え下さい。
感謝いたします (へそ曲がり)
2016-12-31 12:53:54
naniwa様

ありがとうございます。
拙文への過大なる評価は、面はゆいものがありますが、
愛読?に感謝いたします。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。