卓球と木造建築

卓球と木造建築に関するつぶやき

単板と合板

2011-03-24 23:43:23 | 卓球
ラケットに使われている木材は大きく単板と合板に分けられます。
単板とは一枚の木の板、合板は薄い木材を貼り合せたものです。
合板には3枚、5枚、7枚などがあり、板の間に特殊素材(炭素繊維など)を挟み込んだものもあります。

単板は主に日本式ペンホルダーラケットに使われています。
現在はほとんどがシェークハンドラッケトを使用していますし、ペンホルダーも中国式で両面にラバーを貼るタイプが多いので、軽くて丈夫な合板ラケットがほとんどですね。

単板はほとんどが檜材で、ラッケトに適した柾目で、目のつまった材料が稀少になっています。
ですから、値段が高いですね。

ラケットに使われている木材については下記サイトがわかりやすく説明しています。
http://www.enjoy-sports.com/basic4.php

ちなみに私はペンホルダーの桧単板を使っています。
木曾(長野県南西部)で育ったいわゆる木曾檜です。
山の北側斜面で育ったヤツです。(たぶん)
木目が詰まっています。
打球感が心地いいです。

3年前に9ミリ単板から10ミリ単板に変えましたが、柔らかい打球感は変わらず、スピードも出ますので気に入っています。

1967年の世界チャンピオン森沢幸子さんは手に響く打球感を求めて、8ミリの単板を使っていたそうです。


ペンホルダーの場合、ラケットの指にあたる部分を削る必要があります。
※中国式ペンホルダーはあまり削りませんが、日本式は削ります。

新しくラケットを購入した場合、この作業が必要になってくるのですが、まずカッターで大まかに削ったあとサンドペーパー(紙やすり)で仕上げます。

サンドペーパーには目の粗いもの、細かいものがあって、ホームセンターではだいたい #40、#60、#100、#120、#180、#240、#320の7種類が売られています。
※数字が大きいほうが目が細かい。

私の場合はまず#60でカッターで削ったガタガタの形を整えていき、#120できれいに整え、#320で表面を磨きます。

握って、ラケット振ってみて少しずつ調整していきます。

この作業が結構楽しいですね。



五重塔と天守閣

2011-03-21 08:33:38 | 木造建築


表題の2つは木造建築の代表格といえるでしょう。

ふだんの生活とはあまり関係のない建築物です。


五重塔は宗教建築。天守閣は武装建築。



興福寺(奈良)の五重塔は大きく、すばらしいプロポーションで

建っています。





天守閣で木造のまま残っているのは12城。

なかでも世界遺産になっている姫路城はとても美しいですね。