(5月3日)
アドビス・デンデラへ
午前7時、ルクソールを出発。
宿の朝食時間より出発が早いため
車中で食べられるように
宿の人がBOXで用意してくれたのがこちら。
あ、これ二人分。
給食で食べたコッペパンは超高級品だ!
とにかく無味で硬くてパサパサ。
だから塩気の強いチーズが付いているとありがたい!
セティ1世の葬祭殿
(ラメセス2世の父)
ルクソールから車で3時間の
場所に位置するアビドスは
古代エジプト神話のオシリス神信仰の聖地。
オシリス神は再生の神とされ、
人は死ぬとオシリス神となって
復活すると信じられていた。
だから人々は
聖地アドビスの巡礼を行い
建物を寄進したり空墓を造ったそうだ。
一般の神殿には聖所が一つしかないのに
この葬祭殿の奥には彩色壁画が残された
7つの至聖所が横一列に並んでいる。
うん!ここまで来たかいがあった!
セティ1世によって建てられ、
その息子ラムセス2世によって完成。
約3300年前の建物。
大変保存状態が良く、きれいで
色も鮮やかに残っているレリーフが多い。
二枚の羽冠のアムン神
壁画のテーマは
神々に捧げ物をする王と、
王に祝福を与える神々というのが主。
ヒーリングでよみがえらせてるのかな?
ハヤブサの姿のホルス神
ホルス神のアクセサリーとかが
お土産品であったらいいのになぁ。
葬祭殿の中では銃を持った人が常時見回っていた。
葬祭殿から少し離れたところにある
ラメセス2世神殿に向かうとき、
帰るときも銃を持った人が護衛でついてまわった。