おはようございます。いろはでございます。
暑い日が続きますが皆様いかがお過ごしでしょうか?
ワタクシは今週木曜日までお仕事を実施し、金曜日から日本に一時帰国する予定です。
父親が死んで初のお盆ということで、茨城の実家に帰って行事ごとに参加するつもりです。
聞くところによると、日本は酷暑が続いているみたいで、夏が過ごしやすい青島から日本の関東圏に行くのは嫌だなぁ~・・・と思っております。
とある日のこと・・・。
久々にお店リサーチということで、青島地区で人気があるという火鍋店に行ってきました。
火鍋といえば「海底捞」なんですが、ま、そういう高級店じゃなくて庶民店も一応手持ちで持っておきたいですしね。
それに、海底捞みたいに行列必至だとなかなかお客さんを案内できないですから。
ワタクシは主に日本人のお客を接待する役割りが多いのですが、来客が少人数の時に任されることが多いです。なので、例えばお客さんと2人~4人位で予約なしOKで、交通至便のお店を知っておくことはとっても重要です。
ここ、闽江路(mǐn jiāng lù)は青島市の市南区の中でも色々と飲食店が集まっている通りです。
今日は「东镇老火锅」(dōng zhèn lǎo huǒ guō)というお店で、青島にも何店舗か展開するチェーン店系火鍋やさんです。
肉は羊肉の本場、内モンゴル地区から空輸しているというこだわりがあるお店で、週末は行列ができるとの噂です。
偶にこういう青島の庶民店に行きたい!!ってお客さんがいらっしゃるんですよ。
このお店・・だけじゃなくて、中国人はなぜか火鍋にカニカマを入れるのが大好きなのです。
ここで日本人にとって見逃せない注記が・・・(笑)
カニカマのメニュー表記にですね
『采用纯蟹肉加工制作而成 不含任何淀粉 可选择生吃和涮吃两种方式』(蟹肉を加工して作りました。でんぷんは含まれていません。生食としゃぶしゃぶで食べるのを選択可能です。)
いやいや・・フツウ、カニカマに蟹肉は入ってないだろう!!
ここで突然ですが、いろはサバイバル中国語講座!!!の開催です。
火鍋やさんに行くと、最初に、鍋の種類(锅底)を選ばなければなりませんが、これ、意外と難しいんです。
日本人が大体たべたいのが、真中で鍋が区切ってあるヤツで、半分が辛い鍋、もう半分が辛くない白湯とかそういうやつですね。
これは中国語で『鸳鸯锅』(yuān yāng guo)って言います。鸳鸯は日本語で「おしどり」というみたい。
なので、直訳すると「おしどり鍋」ですね。
意外と難しい字ですが、駐在員サバイバル中国語業界では頻出単語ですから、書けなくても良いんで是非覚えてください(笑)
特に浅草界隈で辛い火鍋を良く食べている方々!!レッツトライ @佳鼎 (笑)
あとはこちらの火鍋やで店員が出し忘れる「お玉」・・なぜかお箸は絶対に出し忘れないのに、お玉は店員さんに言わないと出てこないことが多いです。
これも覚えておきましょう!(笑)
穴の開いた穴あきお玉は 『漏勺』(lòu sháo)
普通のお玉は『勺子』(sháo zǐ)です
もれるひしゃくだから漏勺ですね。なかなか面白い・・・。
お鍋はこういう変わった形をしています。
これが北京以北、北京以西の火鍋の特徴で煙突がついているんですね。
この中に石炭が入っていて、これで鍋を温める仕組みだったんですが、最近の環境規制により石炭は燃やせなくなったので、木炭や練炭を使っています。
火力の調整は、てっぺんの空気口の開閉のみ!!
タレは自制(セルフサービス)ですね。
ちなみにタレもセルフですがお通しみたいな料金(5元位)取られますから。
このお店はこの一番デカイゴマダレが特製とのこと。
ごまだれは後でいただくとして、私はゴールデンパターンの、香油(ごま油)+大蒜(ニンニク)+葱(ねぎ)+盐(塩)です。
あ、この日はごまもトッピングしていますね。
火鍋もとってもビールにあうんで、勿論、青島ビールの第一工場を貰いました。
ここのお店は冰的(冷えた)のがあって良かったです。
かにかま・・・
日本で言うフツーのかにかまです。
火鍋にいれるとおいしいですが、なぜか保管用のビニールに包まれ提供されますので、必ずビニールから出して鍋に入れましょう(笑)
そのまま入れる失敗を、日本人駐在員なら1度は犯すはずです・・・(笑)
きくらげ(木耳)と野菜盛り合わせ(蔬菜拼盘)
牛肉です。
半斤(250g)にしましたが、スゴイ量です。ホントの半斤ですね。
羊肉 こちらも半斤。
スライスされているんですが、なんこつ部分も一緒にスライスしてあるので、たべると口の中でコリコリします。
これは好き嫌いが分かれるでしょうね~。
途中でごまだれを試してみます。
が、そんなに美味しい!!と感じなかったので、やはり私はゴールデンパターンだれの方が良いみたいです。
〆に方便面(インスタントラーメン)をオーダーしました。
火鍋店には手作りの麺、手抓面(shǒu zhuā miàn)とこの方便面(fāng biàn miàn)が両方あることが多いです。
が・・なぜか中方に人気なのはこの方便面なのです。
手抓面は茹でるのに時間が掛かるってのもあるかと思いますが・・・。
こっちの辛くない清汤に入れると美味しいんですよ~~。
なかなか美味しかったんですが、正直、行列するほどではないかな・・・。
週末の夕食だったのですが、聞いた話と違い全く行列していないしお客さんの入りは5割程度・・・
もしかして味が落ちたのかも・・・(日本人には気付きませんが)
お肉系が安くてボリューミーということで、庶民店ではありますが、店員さんも態度も良かったし(※私のロクでもない中国語オーダーに付き合ってくれた)荷物を置くかごとかもすぐに出してくれました!
ここらへんも人気店の要因なんでしょうね!!
おしまい・・。
东镇老火锅 闽江路店
http://www.dianping.com/shop/56561673
日本は猛暑なので本当に外を移動する際は注意が必要です(^^;
それにしてもカニカマか。最初の写真でなんだこれ!?まさかカニカマじゃないよな、と思ったけど。ほんとにカニカマとは。
週末台風の影響がないといいんだけど。
やはり羊が良さそうですね〜♪
が!
辛い鍋食べるとすぐにお腹壊しちゃうようになってしまったので、辛くない方でいただきます~(T_T)/~~~
もしアテンドするの機会があったら(多分一生ない)、いろはさんのこの記事で指差し確認したいと思います(笑)
軟骨羊肉メッチャ食べたいです!木耳も大きそうだし満足度は高そうですね〜
最近ちょっと暑さが一息ついてほっとしてます。
これ、中国人の方ホントに大好きなんですよ・・・。
日本滞在時は台風の影響はありませんでした!
日本だと羊より牛肉の方が良いかもですね!