レースの模様はこちら
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その1)
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その2)
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その3)
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レースも終えましたので、いつもの調子で書くことにします(ネタが無くて、ゴメンなさいね)。
折角、この前の写真を皆さんに褒めていただいたので、調子こいて貼ってしまいます・・・。

足をつる前に撮った(汗)
将棊頭山(しょうぎがしらやま)途中から振り返っての一枚

木々はただの葉が落ちた後の枯れ木ですが
こうなると着飾ったみたいで綺麗ですね

木曽駒山頂へ向かう道
馬の背とはよく言ったものです

馬の背を超えても、まだまだ続く長い道

路面状態がこんな状況の中、突風に耐えながら進むのは大変でした
右側から風がゴウゴウ吹き上げてきて・・・

やっとのことで山頂にたどり着いてみれば
あっちこっちでエビちゃんまみれモエちゃん 氷まみれ

ダイジェストの時に報告しましたが
山頂では駒ヶ岳神社と狛犬がお出迎え
ここから、千畳敷や中岳、宝剣岳の周遊コースへ!と行きたい所でしたが、残念ながら帰り道も考えると、これ以上無理を重ねる事が得策では無いと判断・・・なんていうと聞こえはいいですが、山頂到着時点で「これ以上は無理無理・・・」と思っておりました。このコースのことは、時間的には、把握しておりましたが、よくよく考えてみると、片道 約11km、高低差 約1,700m としげぞうさん夫婦が喜んで選択しそうな(ヲイッ)ハードっぷり。素人がうかつに手を出すと危険ということですね。何はともあれ、勇気ある(?)撤退をします。

理由はそれだけではなくて
向かおうとした先がガスで見えなくなっていたことと
相変わらずの突風が山頂にも吹き荒れていた為でもあります

これだけ見ると、よくある冬の山頂風景のようですが
実は、石垣を風除けにして突風から避難している写真だったりします
さてさて、来た道をそのまま下山する事にします。最初の下り道はともかく、やや登坂になっている平坦な道は、「おいおい、こんなに長かったか?」という位に長く感じる代物でした。相変わらず、風の強さには、変わりなく苦しめられながらも、なんとか、西駒山荘までやってきました。泊まりを選択したという夫婦の方にウラヤマシイ光線を浴びせながら、前回神秘的な景色を見せてくれた場所を眺めてみると・・・

おおっ、鮮やかなグリーン・・・
自分を拒んできたあの白い山が、そんなこと無かったかのように融けておりました。よくよく見ると、どこも白一面だった景色もただの枯木になっています。それはそれでちょっと寂しい気もします。

これはこれで綺麗なのですが
やはりあの景色を見た後では物足りない感じがしてしまいます(贅沢)
後は、自分を苦しめていた胸突八丁コースを下ればいいだけと思っていましたが、登りがキツけりゃ下りもキツい。これまたいささか曲者でして、無限地獄のような状態に陥っていったのでした。今回のレースも、山頂で折り返して登山口までというステイヤーズS並みのレースでしたら、惨敗だったことでしょうに・・・。
しかし、下り坂でこんなに疲れるとは、やっぱりロングコースだったんだねぇ・・・なんて甘いことを言っていた最後の九十九折にて、最後の事件が待っておりました。
イタッ!! ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
右の膝に痛みが走りました。ここにきて困ったことに富士山以来の膝痛が襲ってきたのでした。また一過性のものだと思っていましたが、気持ち悪くなる位に痛みが続きます。ディープのスピードに合わせようとした結果か、ただの運動不足か(恐らくこっち)。これはいかんと、久しぶりにステッキ ストックを取り出しましたが、久しぶりに使うシングルストック、どう使ったらいいか悩む始末。えぇっと、どっちの足を下ろす時に突くんだっけ? で、どの辺に突くんだっけ? もとよりどっちの手に持てばいいんだ? 痛いほうだっけ? と、誰でも使えるアイテムかと油断していれば、意外な盲点・・・といいますか、棒切れ一本使えない自分が、ちょっと情けなく感じてきました。_| ̄|○
なれない手つき足つきで降りていきますが、こうなってしまうと、もう大ブレーキ。日が暮れる前には、帰り着きたいという一心で頑張るのですが、こうも歩みが遅くなると本当に困ります。とはいえ、発症したのが最後の方の下りでしたので、なんとか日暮れ前には下山を完了して、今回の山行は終了となりました。結局、予想以上の時間とダメージを負って、一応の完走となりましたが、やはりしげぞうさん夫婦の凄さは、段違いという認識を持った今回の山行でした。やはり自分は、低山をユルユル登っている方が合っていることを再認識出来ただけも、この挑戦は意味があったと思います。
我こそは、打倒しげぞうさん夫婦を目指したいアナタ!是非、挑戦をしてみて下さい。
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木曽駒ケ岳(長野県/本日の最高峰 木曽駒ケ岳 2956.3m)
日程 : 2006年10月8日(日)
天候 : 概ね晴れ(突風)
コース: 桂木場(5:30)~(1時間40分)~(7:10)大樽小屋~(20分)~(7:30)胸突八丁標識~(40分)~(8:10)津島神社~(1時間)~(8:40)胸突の頭~(色々あって1時間30分)~(10:10)西駒山荘~(1時間50分)~(12:00)木曽駒ケ岳山頂(12:30)~(1時間30分)~(14:00)西駒山荘~(1時間20分)~(15:20)大樽小屋~(1時間30分)~(16:50)桂木場
行程 : 日帰り 11時間20分(休憩含む)
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寸評:なんだかキツイような報告を書いてしまいましたが、道もしっかりしていますし、途中で水場もありますので、ペース配分さえしっかりしていれば、非常に歩きやすいコースだと思います。行者岩から山頂までの景色は特に素晴らしく、ロープウェイ側とは全く違った、静かな山歩きが楽しめます。しげぞうさんの報告では、夏は暑いようですので、夏の初めか秋の初め頃が良い季節かと思われます。ただ、胸突八丁と馬の背がやはり長く感じられ、トータル20km以上のコースとなりますので、是非とも宿泊をしてノンビリするか、日帰りでしたら、ロープウェイを利用して下山してしまう方法も良いかと思います。
木曽駒ケ岳(2956.3m) おすすめ度 ☆☆☆☆
ロープウェイでも行ける手軽さに加えて、アチコチからも登れるバリエーションの豊かさが、また別ルートで行ってみたいと思わせてくれますね。自分も次回は、別ルートで!
<おまけ情報>
場所:
中央自動車道伊那ICから20分程度。
道路は、舗装道路ながら小黒川渓谷キャンプ場以降の道は、狭めですのですれ違い注意です。
駐車場:

遠足のバスが停まれる大きさがあると聞いていましたが
桂木場には、かなり大きめの駐車スペースがあります
20台は確実に停められそうです
トイレ:

こんななりはしていますが、中は結構綺麗で臭いもあまりしません
そして、意外にも簡易水洗! 電気はありませんのでライト必須
登山ポスト:
暗いと分かり辛い(近寄りがたい)ですが、駐車場そば(登山道右)の休憩所の中にあります。
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その1)
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その2)
木曽駒ケ岳:木曽駒特別(その3)
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レースも終えましたので、いつもの調子で書くことにします(ネタが無くて、ゴメンなさいね)。
折角、この前の写真を皆さんに褒めていただいたので、調子こいて貼ってしまいます・・・。

足をつる前に撮った(汗)
将棊頭山(しょうぎがしらやま)途中から振り返っての一枚

木々はただの葉が落ちた後の枯れ木ですが
こうなると着飾ったみたいで綺麗ですね

木曽駒山頂へ向かう道
馬の背とはよく言ったものです

馬の背を超えても、まだまだ続く長い道

路面状態がこんな状況の中、突風に耐えながら進むのは大変でした
右側から風がゴウゴウ吹き上げてきて・・・

やっとのことで山頂にたどり着いてみれば
あっちこっちでエビちゃんまみれ

ダイジェストの時に報告しましたが
山頂では駒ヶ岳神社と狛犬がお出迎え
ここから、千畳敷や中岳、宝剣岳の周遊コースへ!と行きたい所でしたが、残念ながら帰り道も考えると、これ以上無理を重ねる事が得策では無いと判断・・・なんていうと聞こえはいいですが、山頂到着時点で「これ以上は無理無理・・・」と思っておりました。このコースのことは、時間的には、把握しておりましたが、よくよく考えてみると、片道 約11km、高低差 約1,700m としげぞうさん夫婦が喜んで選択しそうな(ヲイッ)ハードっぷり。素人がうかつに手を出すと危険ということですね。何はともあれ、勇気ある(?)撤退をします。

理由はそれだけではなくて
向かおうとした先がガスで見えなくなっていたことと
相変わらずの突風が山頂にも吹き荒れていた為でもあります

これだけ見ると、よくある冬の山頂風景のようですが
実は、石垣を風除けにして突風から避難している写真だったりします
さてさて、来た道をそのまま下山する事にします。最初の下り道はともかく、やや登坂になっている平坦な道は、「おいおい、こんなに長かったか?」という位に長く感じる代物でした。相変わらず、風の強さには、変わりなく苦しめられながらも、なんとか、西駒山荘までやってきました。泊まりを選択したという夫婦の方にウラヤマシイ光線を浴びせながら、前回神秘的な景色を見せてくれた場所を眺めてみると・・・

おおっ、鮮やかなグリーン・・・
自分を拒んできたあの白い山が、そんなこと無かったかのように融けておりました。よくよく見ると、どこも白一面だった景色もただの枯木になっています。それはそれでちょっと寂しい気もします。

これはこれで綺麗なのですが
やはりあの景色を見た後では物足りない感じがしてしまいます(贅沢)
後は、自分を苦しめていた胸突八丁コースを下ればいいだけと思っていましたが、登りがキツけりゃ下りもキツい。これまたいささか曲者でして、無限地獄のような状態に陥っていったのでした。今回のレースも、山頂で折り返して登山口までというステイヤーズS並みのレースでしたら、惨敗だったことでしょうに・・・。
しかし、下り坂でこんなに疲れるとは、やっぱりロングコースだったんだねぇ・・・なんて甘いことを言っていた最後の九十九折にて、最後の事件が待っておりました。
イタッ!! ((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ピクピク
右の膝に痛みが走りました。ここにきて困ったことに富士山以来の膝痛が襲ってきたのでした。また一過性のものだと思っていましたが、気持ち悪くなる位に痛みが続きます。ディープのスピードに合わせようとした結果か、ただの運動不足か(恐らくこっち)。これはいかんと、久しぶりに
なれない手つき足つきで降りていきますが、こうなってしまうと、もう大ブレーキ。日が暮れる前には、帰り着きたいという一心で頑張るのですが、こうも歩みが遅くなると本当に困ります。とはいえ、発症したのが最後の方の下りでしたので、なんとか日暮れ前には下山を完了して、今回の山行は終了となりました。結局、予想以上の時間とダメージを負って、一応の完走となりましたが、やはりしげぞうさん夫婦の凄さは、段違いという認識を持った今回の山行でした。やはり自分は、低山をユルユル登っている方が合っていることを再認識出来ただけも、この挑戦は意味があったと思います。
我こそは、打倒しげぞうさん夫婦を目指したいアナタ!是非、挑戦をしてみて下さい。
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木曽駒ケ岳(長野県/本日の最高峰 木曽駒ケ岳 2956.3m)
日程 : 2006年10月8日(日)
天候 : 概ね晴れ(突風)
コース: 桂木場(5:30)~(1時間40分)~(7:10)大樽小屋~(20分)~(7:30)胸突八丁標識~(40分)~(8:10)津島神社~(1時間)~(8:40)胸突の頭~(色々あって1時間30分)~(10:10)西駒山荘~(1時間50分)~(12:00)木曽駒ケ岳山頂(12:30)~(1時間30分)~(14:00)西駒山荘~(1時間20分)~(15:20)大樽小屋~(1時間30分)~(16:50)桂木場
行程 : 日帰り 11時間20分(休憩含む)
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寸評:なんだかキツイような報告を書いてしまいましたが、道もしっかりしていますし、途中で水場もありますので、ペース配分さえしっかりしていれば、非常に歩きやすいコースだと思います。行者岩から山頂までの景色は特に素晴らしく、ロープウェイ側とは全く違った、静かな山歩きが楽しめます。しげぞうさんの報告では、夏は暑いようですので、夏の初めか秋の初め頃が良い季節かと思われます。ただ、胸突八丁と馬の背がやはり長く感じられ、トータル20km以上のコースとなりますので、是非とも宿泊をしてノンビリするか、日帰りでしたら、ロープウェイを利用して下山してしまう方法も良いかと思います。
ロープウェイでも行ける手軽さに加えて、アチコチからも登れるバリエーションの豊かさが、また別ルートで行ってみたいと思わせてくれますね。自分も次回は、別ルートで!
<おまけ情報>
場所:
中央自動車道伊那ICから20分程度。
道路は、舗装道路ながら小黒川渓谷キャンプ場以降の道は、狭めですのですれ違い注意です。
駐車場:

遠足のバスが停まれる大きさがあると聞いていましたが
桂木場には、かなり大きめの駐車スペースがあります
20台は確実に停められそうです
トイレ:

こんななりはしていますが、中は結構綺麗で臭いもあまりしません
そして、意外にも簡易水洗! 電気はありませんのでライト必須
登山ポスト:
暗いと分かり辛い(近寄りがたい)ですが、駐車場そば(登山道右)の休憩所の中にあります。
なんと綺麗な写真、2枚目の霧氷画像いいですね~、コントラストがナイス☆彡
馬の背もいい感じですね。
とりあえずはお疲れ様でした(^^♪
今日は、蛭ヶ岳で、絶景の富士を見れましたよん♪。
いやいや、今日の富士山に比べたら・・・と、ここに正解が。蛭ヶ岳でしたか。しかしもうご帰還ですか、さすが地元の山となると帰りもお早いんですね。秩父ではこうはいかないので、羨ましいです。
とにかく仕上げないと、後が続けられないという思いから、日付変更線を勝手に超えて書いてしまいました(ヲイッ)。でも、あんまり立て続けに書いてしまうと、コメントもらえないんで寂しいんですよね。特に週末は、皆さん不在なので・・・。この記事も、そんな山行帰りの食う寝るさんに拾ってもらえて、幸せモノです(涙)。
自分も誰か拾って(爆)。
今まで、裏側に行くのに随分時間がかかりましたが、権兵衛トンネル開通のあかつきには桂小場とおもっていました。
しかし・・・・・
来年の宿題となっています。
私はディープにはぜ~~ったい追いつくことも出来ないので、木曽駒山頂でテント泊北御在所へ下山コースを考えています。
今日は菜っ葉引き。明日はお菜洗いの木曽駒@主婦の私です。
法則として、「名所が近くにあればあるほど、行った事が無い人が多い」というものがありますから・・・。権兵衛トンネルは、最近出来たのですか? 確かに車のコース的に見ると、すぐに伊那に抜けられるようになっていますね。木曽駒さんの木曽駒レポなんて、裏の裏情報が満載のようで皆さんも期待しまくらち・・・していますよ(笑)。
来年は、上松Aから上松Bへ・・・出来るかなぁ・・・。
都会(と言っても埼玉の片田舎)から見ると、そんな光景だけでも羨望の的です。木曽駒さんステキ!
ロープウェーコースしかしらないので(三回も行きながら・・^_^;)別ルートもと思いつつ、ディープコースとはつゆしらず、一歩間違えればかいねこさんの惨事(珍事?^_^;)は我等の身に降りかかったのね~・・・・かいねこさん、斥候ありがとう(って、頼まれていないか!笑)
権兵衛トンネル通っちゃったモンね(^^♪
夏休みに♪
トシちゃんは開通を知らなくて、その方が私はビックリでした(^^ゞ
そう言って頂けると行った甲斐があったってものです!
自分も今までロープウェイコースしか、ガイドなどでも目にしたことがなかったので、このようなコースがあったことを例のしげぞうさん報告で知った位でした。おそらく距離的に見ても、通常は一泊コースにした方が安全なコースですし、ノンビリ行けば決してこんな変な事にならないはずですので、斥候の報告を参考にして頂ければと思います。
権兵衛トンネル通ったのですね。これがあれば、上松も福島も西駒も思いのままですね(笑)。是非、数日かけて全コース制覇期待してます(ヲイッ)。