
浅草寺五重塔は、1973年 (昭和48年) 再建の鉄骨・鉄筋コンクリート造りの五重塔です。再建前は、1648年 (慶安元年) に徳川家光が再建した慶安の五重塔となりまして、上野寛永寺の五重塔、芝増上寺の五重塔、谷中天王寺の五重塔とともに「江戸四塔」として親しまれていたそうです。国宝指定までされた浅草寺五重塔は、昭和20年に焼失してしまいました。今とは異なり浅草寺の向かって右手にあったそうです。
江戸四塔で今は見られないのは、谷中の五重塔。幸田露伴の小説「五重塔」のモデルにもなった塔ですが、今は谷中霊園内に基礎部分のみ残されています。
自分にとっては、一番見ている五重塔でもあり、塔の高さでも日本で5本の指に入るほどの大きさですが、それほど印象に残っていないというのも不思議な感じです。周囲にもっとインパクトの大きな建造物が並んでいることもありますが、やはり、近くで見ることが出来ないからでしょうか。

最初の写真もよくよく見てみると、ちょっと変なのですよね
この角度から五重塔の屋根が初層から全て見えているのです
今更ではありますが、気が付かないものですね・・・
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