飼い猫の遠吠え

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霊山寺 (りょうせんじ) へようこそ (奈良県奈良市)

2024-03-18 02:55:50 | 旅行写真のたしなみ
先日、見学会に参加できない悲しみを込めて書いた 富雄丸山古墳 に行くきっかけとなった霊山寺。折角ですからこちらのご紹介も書いてみます。

この場所に行くきっかけになったのは、霊山寺の年に一度行われている三重塔初層特別開扉を知ったことでした。「祈りの回廊」という春と秋に奈良県で特別公開される寺社の情報をまとめたものに、こちらの霊山寺の三重塔が掲載されていたのですが、三重塔初層特別開扉は、11月3日の文化の日だけと決まっていましたので、祝日なので計画し易い・・・というわけにもいかず、なんだかんだと今まで訪問出来ずにおりました。
すっかり定着した感もある「祈りの回廊」ですが、始まったのは、平城遷都1300年記念事業の2010年からとなりますので、もう10年以上前の話なのですね。貴重な秘宝や秘仏を見る機会を得られることで、より深く奈良の歴史を知ることが出来る、自分が奈良をより好きになったのは、こういった観光局の支援があったからだと思っています。有難いことです。

祈りの回廊 ホームページ




霊山寺への公共交通機関は、富雄駅からのバスが便利
1時間に1本程度運行しています (富雄駅 から 霊山寺 10分ほど、260円)




こちらが霊山寺、そういえばお寺ですが境内のあちこちに鳥居があります
そのことは、霊山寺ホームページ「霊山寺の七不思議」にも書かれています




今回の目的の一つは、三重塔初層特別開扉ですが、予定通り行われているようです




三重塔の開扉は1日だけですが、それ以外の仏像や宝物は本堂で公開しています
まずは本堂から参拝します




塔内部の特別公開は、10時から16時まで
人が少ないタイミングで見られるように開始前からスタンバイ




こちらが国指定重要文化財の三重塔、四方の扉が開いています
内部は、扉も含めて剥落も少なく、予想以上に美しい姿を保っています
一見の価値ありです




内部はこのような感じになっています
見所についても説明書きもありますし、時間があれば担当の方からも説明いただけます
写真撮影も枠外からであれば、撮影可とのことでした
実際に見ていただいた方がよいかと思いますので、内部写真は省略




他の見どころと言えば、ばら庭園が敷地内にあります




この位の規模の庭園が2面ほど、かなり本格的です




カフェも併設しており、お茶を飲みながら庭園を堪能できます
開花時期:5月上旬〜6月中旬・10月中旬〜11月上旬




時期としては終わりごろではありましたが、まだまだ綺麗に咲いている花も多く、楽しめました



訪問は2回目となりましたが、まだ訪れていない奥の院や薬師湯という温泉施設もまだ入っていませんので、それはまたの機会ということで。この後、「富雄」という地名からピンときたことから、歩いて20分ほどにある富雄丸山古墳に向かったのでした。

2024年3月16日記事:富雄丸山古墳へようこそ (奈良県奈良市)


霊山寺
〒631-0052 奈良県奈良市中町3879
* 近鉄奈良線 富雄駅より奈良交通バス「若草台(系統番号50番)」 行きに乗車し「霊山寺」にて下車。
入山拝観料 大人 500円 (600円)、小人 250円(300円)
※( )内料金は、バラ見頃時期 5月・6月・10月・11月の料金


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