
御嶽神社にて、山行の無事をお参りをしたら、いよいよ絶景とご対面です。
登山道では、外観から予想もつかないほど樹林に囲まれていたため、周囲の展望が殆ど無かったのですが、山頂からは好展望が期待出来ます。行ってみると、まるで模型のように町並みが一望! 手摺から身を乗り出さんばかりに景色を眺めています。あれが両神山で、あれは浅間山、宝登山はどこ? といった感じで、気になるのは、やはり登ってきた山々となりますね。

第1展望所・・・ということは第2もあります
ここから右手にあるのですが通常は閉じているようなので、今回は寄っていません

オトコ衆4人と紅一点なオネエサマ
「あれでしょ」 「いや、こっちだよ」
トシちゃんとheppocoさんは、山座同定白熱中

山頂からの眺めは、このような感じ
遠くの山々まで一望できます

山頂の石碑を見て、なぜか計算できない面々が多数・・・ヲイヲイ
+9は最近付け加わった値ですが、何で増えたんでしょうかね?

アームレスリングチャンプ
・・・ではなくて、違いの分かる測量士
「なんか、ここも両神山と同じで曲がってるんだよね」
山頂の展望所は、丁度誰もいなくなったものの、雪に覆われていましたので、神社の方に再び戻って右手にある休憩所(最初、第二トイレかと思いましたが)にてお昼休憩にします。出発地点が予定よりも遠かったため、やや遅れ気味のスケジュールがいささか心配ですが、とにかくお昼は大事です。腰をすえて臨みます。

第1展望所は、こんな感じ

さすが、目の付け所が隊長さん
我々の中で物議を醸した、神社に付けられた洋式取っ手
今回は、山頂は寒いので長居は出来ないだろうとの考えもあって、珍しくお昼ごはんは各自での用意することとなっていました。しかし、いきなり登場したのが、巨大なバームクーヘン(ねんりん家)。何が始まるかと思いきや、な、なんとバースデーケーキに早変わり。
・・・って、自分のお祝いだったのですね。
いやはや、この歳になって皆さんから祝って頂けるなんて、嬉しいやら、恥かしいやら、どうしてよいやら分かりませんでした。ハピバスデの歌まで歌って頂いたのですが、何故か皆さん(変な)歌詞まで呼吸ピッタリと・・・また美人秘書さんが暗躍していたようです。嬉しいじゃないですか、こんちくしょう!
親方さんからは、スパーリングワインのプレゼントを頂き、皆さんからプレゼントまで頂きまして、とにかく猫尽くしに感謝、感激です。自分のお祝いとなると、写真が撮れないのが甚だ残念ですが、皆さん、有難う御座いました。ただ、この歳になって「たっくん」はありませんよ、「たっくん」は。
もっと大人のオトコを目指しているんですから・・・。
そんなサプライズもあったためか、話のネタに担いできたジェットボイルは、すっかり忘れ去られてしまうわ、¥さんと被ってしまうわで、今回は、残念ながらあまり日の目を見ませんでした。ただ、そのジェットボイルが違う意味で大ブレークしたのが、いつもクールな¥さんでした。サイテイメンバー全員、まゆ太さんから噂では聞いていたものの、普段からは想像もつかないその話に半信半疑ではありましたが、初めてその光景を目撃するのでした。
ジェットボイル点火・・・ボフッ!!
「うおっ!」ヽ(゜Д゜; )ノ
¥さんの周囲から異様なガス臭がするのは、気になっておりましたが、周囲に漂うガスに点火したからか、巨大な炎が¥さんの髪を襲います。
ジェットボイル沸騰・・・ゴボゴボゴボ
「!!」 (゜Д゜;)

ジェットボイルが熱湯を撒き散らすの巻
まるで間欠泉の如く、ジェットボイルの上蓋の隙間から吹き出してくる熱湯に周囲は騒然。しかし、慌てずに熱湯なんてお構いなしに火を止める姿は、凄いなぁと感心してしまいます。自分のボイルは、沸騰してもこんなにはならないと不思議に思っていましたが、まゆ太さんは理由をご存知でした。そう、水の入れ過ぎです。以前の奥多摩テント内事件と同じ事を繰り返した¥さんには、まゆ太さんお説教タイムがしばらく続いておりました・・・。
バームクーヘンに女将さんの手作りドイツクッキーやミカン、イカ煎餅、あんぽ柿などが振る舞われ、しばし談笑が続いていましたが、楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうもの。めいめい片付けていると、4名の大学(院)生がこの休憩所にやってきました。我々の妙な集団っぷりを見ても憶すること無くお昼休憩をしていますから、良い人に違いありません(?)。話を聞いてみると、最近山を登り始めたとのことで、前回の山で一緒になったおばさんから聞いた話から、この武甲山がいいと聞いて来たとのことでした。そんな素直な行動に、誰もが胸をズキュンと打たれてしまいましたが、そうやってオススメをリレー形式で山に登っていくなんて、なんて楽しそうなことを考えるんだろうと素直に感心。と、そうなると
「オススメの山ありますか?」
き、来ました。来ましたよ。
・・・さぁ、皆さん。アピールの時間です! サイテイとして、ばぁんと、言ってやって下さいな。あ、ただ彼ら、まだ靴が揃いのコンバースですから、そのあたりを加味して答えましょうね。物事には、順序ってものがありますから。
「甲武信か雲取あたり?」
・・・いやいや、トシちゃん。sanaeさんの教育の賜物なのでしょうか、どんだけスパルタに育ってしまったんでしょう。
「じゃあ、大山あたりは」
これではちょっと楽チン過ぎるらしい。
じゃあ、
「高尾山」
「高水三山」
「塔ノ岳・三ノ塔・鍋割山」
「筑波山」
「金時山」
・・・とまぁ、山を知らない人達にオススメを考えるというのは、意外に難しいものでして、皆さん思いつくまま、ああでもない、こうでもない、と回答をしていましたが、役にたってくれればいいですね。この靴で難しいのであれば、靴を買ってもいいという前向きな発言もありましたし、こういった若い方が増えると、楽しくなりますものね。ほらほら、我々のオネエサマ達も終始笑顔でとても楽しそうにしていましたし。・・・って、『私は皆から見てオネエサンの部類に入るか』なんて質問しないで下さいよ、○○○さん。
ただね。
ただ、サイテイとしては、もう少し埼玉の山を出せたらなぁ・・・と、思ってしまったのですが、自分も上手い場所が出なかった事が悔やまれてなりません(サイテイ失格です)。
若い方とのふれあいもあって気力十分。とはいえ、冬山は下山の方が気が抜けません。往路の様子を見ていましたから、帰りは躊躇無く軽アイゼンを最初から各自装着しておきます。今回は、好天が続いていたため、軽アイゼン無しでも行けましたが、間違いなくあった方が安全です。低山だから大丈夫などと、強がらずに付けましょう。
帰りは、若者組が疾走して、ベテラン組がゆっくりといったペースに。もちろん自分は、ゆっくり組。ユルユルと下っていきます。

先発は、heppoco隊とまゆ太隊と若いメンバーで固められています

登山道自体には雪は少ないので、そんなに怖い場所はありません

写真を撮ろうとすると、いつの間にかお二人ともカメラ目線
すっかり警戒されている・・・というより、モデル魂?!

怖い場所は、やはりこういった緊張する場所ですね
この場合は、軽アイゼンが木道にめり込んでしまう方が怖いようです

こちらは別の橋
やっぱり怖いですね

今回初参加の女将さんとは、同じ箇所が膝痛となる膝痛仲間と判明
これから一緒に頑張りましょう

我々と女将さんを引き合わせるために多大な労力を使った親方さん
この日の親方さんの背中からは、とても頼れる大人のオーラを感じました

トシちゃんが女将さんベッタリとなってしまったので
何となく寂しそうなワンショットのsanaeさん

親方さんも女将さんのサイテイ初参加に関しては、どんな評価となっているか気になるところでしょうね
我々も気になってますから、そのあたりも報告お願いしますね

今回分かったことは、女将さんは、なかなかお洒落さん
山頂からの行程では、下山道もそんなに怖い所はありませんでしたが、やはり最後のアイスバーンといいますか氷の道には、ヒヤヒヤさせられました。何せ、皆さんが何かを期待してカメラを構えているんですから・・・。しかし、今回被害に遭ったのは、自分ではなく一番安定感のありそうな、¥さんと隊長さんという意外な面々ですし、「うわぁ」という声と共に氷上を転んだ姿は何としても見たかったところです。とにかく、下山道での軽アイゼンは必須としておいた方が安心です。

何の工事か分かりませんが、鳥居周辺は広くなっておりました

壱丁目に到着
これにて武甲山登山も終了です
そんなこんなはありましたが、ようやく一の鳥居に戻って来まして、今回の山行も無事終了です。
予定の下山時間も大幅に過ぎまして、このまま駅まで歩いていくと暗くなってしまいそうな時間となってしまったので、駅までは、タクシーを使うことを考えておりました。先発組は、既にタクシーの確保に向かっているようで、こちらから見えない位に先行しております。下山途中の休憩時での話では、一の鳥居で携帯をかけて、今回スタート地点となった生川でタクシーに乗り込むように考えていましたが、予想外のことが起こっていたのです。
そう、圏外・・・。
一の鳥居で工事をしていたオジさんが、親切に教えて下さったところによると、二つ目の工場まで圏外になってしまうため、そこまで歩いて西武秩父からのタクシーを待つよりは、歩いた方が早いとのこと。しかし、今更そんな話を聞いたところで既に先発隊は、タクシー求めて行ってしまったので、さてどうしたものやらと思案どころ。そうそう、この時に、携帯が繋がらないことを携帯で連絡しておけば・・・・なんてべたなことを考えてしまったのは自分ですが。
そのうちに先発隊も気付く事を願いつつ、舗装道路を歩いておりましたが、夕方の寒さでアスファルトが、うっすら白くなっておりました。そう、本当の恐怖はここからだったのです。

山行は終了したものの
水で湿ったアスファルトが凍りつつあり、予想以上に滑ることが判明
そんな凶悪さは露知らず、アイゼンを外した我々に容赦なく襲い掛かってきたのでした。最後まで油断は禁物ですね。先発隊は、工事の方が言っていたより、少し早く携帯電波が届く場所を見つけておりまして、出発場所となった生川に我々が到着する頃には、タクシーが到着しておりました。

そのままタクシーで武甲温泉へ
今日の山行の疲れを流しつつ、休憩室にて今年のサイテイのスタートを乾杯です

徒歩8分程度で西武線 横瀬駅
heppocoさんは、皆さんとの別れを惜しみ涙を浮かべて・・・ん?
==
武甲山(最高峰・武甲山 1,304m・埼玉県)
所要時間(諸々含む):7時間10分(歩行時間・5時間5分)
※ タクシー利用
生川(9:40)~ 25分 ~一の鳥居(10:05)~ 45分 ~不動滝(10:50)~ 45分 ~大杉の広場(11:45)~ 40分 ~御嶽神社(12:30)~展望所(12:35)~下山開始(14:20)~ 2時間5分 ~一の鳥居(16:25)~ 25分 ~生川(16:50)
==
予定していた時間よりも長くなってしまったのは、スタート・ゴールの場所が変更となったこともさることながら、やはり、凍っていた場所が多くなっていたため、慎重に移動する場所が増えたこともあります。安全のためには、軽アイゼンとストックは必携ですね。また、今回最初に検討した時は、帰りは、浦山口駅に抜けるコースを検討しておりましたが、下山路及び舗装道路に日陰の部分が多く、今回のコースよりもより危険な場所が多く考えられるため、表参道往復を選択しました。春先~秋であれば、そちらをお勧めいたしますが、今の季節は、皆さんの経験値とあわせてご判断下さい。
久しぶりの武甲山でしたが、書いている通り見た目以上に林道歩きが続きますので、夏よりは、こういった冬の澄んだ季節や、春先の花の季節がオススメです。登り一辺倒とはいいながら、かなり緩やかな登りが続きますので、ちょっと時間は掛かりますが、初心者でも十分楽しめる山だと思います。特に、見た目だけで敬遠している方は、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います。
今回は、オーソドックスに、表参道のコースでしたが、大持山・小持山、武川岳、蕨山などと組み合わせでの登山も可能ですので、地図とにらめっこしながらお楽しみ下さい(冬はあまり無理しないコース取りを)。
<おしまい>
登山道では、外観から予想もつかないほど樹林に囲まれていたため、周囲の展望が殆ど無かったのですが、山頂からは好展望が期待出来ます。行ってみると、まるで模型のように町並みが一望! 手摺から身を乗り出さんばかりに景色を眺めています。あれが両神山で、あれは浅間山、宝登山はどこ? といった感じで、気になるのは、やはり登ってきた山々となりますね。

第1展望所・・・ということは第2もあります
ここから右手にあるのですが通常は閉じているようなので、今回は寄っていません

オトコ衆4人と紅一点なオネエサマ
「あれでしょ」 「いや、こっちだよ」
トシちゃんとheppocoさんは、山座同定白熱中

山頂からの眺めは、このような感じ
遠くの山々まで一望できます

山頂の石碑を見て、なぜか計算できない面々が多数・・・ヲイヲイ
+9は最近付け加わった値ですが、何で増えたんでしょうかね?

アームレスリングチャンプ
・・・ではなくて、違いの分かる測量士
「なんか、ここも両神山と同じで曲がってるんだよね」
山頂の展望所は、丁度誰もいなくなったものの、雪に覆われていましたので、神社の方に再び戻って右手にある休憩所(最初、第二トイレかと思いましたが)にてお昼休憩にします。出発地点が予定よりも遠かったため、やや遅れ気味のスケジュールがいささか心配ですが、とにかくお昼は大事です。腰をすえて臨みます。

第1展望所は、こんな感じ

さすが、目の付け所が隊長さん
我々の中で物議を醸した、神社に付けられた洋式取っ手
今回は、山頂は寒いので長居は出来ないだろうとの考えもあって、珍しくお昼ごはんは各自での用意することとなっていました。しかし、いきなり登場したのが、巨大なバームクーヘン(ねんりん家)。何が始まるかと思いきや、な、なんとバースデーケーキに早変わり。
・・・って、自分のお祝いだったのですね。
いやはや、この歳になって皆さんから祝って頂けるなんて、嬉しいやら、恥かしいやら、どうしてよいやら分かりませんでした。ハピバスデの歌まで歌って頂いたのですが、何故か皆さん(変な)歌詞まで呼吸ピッタリと・・・また美人秘書さんが暗躍していたようです。嬉しいじゃないですか、こんちくしょう!
親方さんからは、スパーリングワインのプレゼントを頂き、皆さんからプレゼントまで頂きまして、とにかく猫尽くしに感謝、感激です。自分のお祝いとなると、写真が撮れないのが甚だ残念ですが、皆さん、有難う御座いました。ただ、この歳になって「たっくん」はありませんよ、「たっくん」は。
もっと大人のオトコを目指しているんですから・・・。
そんなサプライズもあったためか、話のネタに担いできたジェットボイルは、すっかり忘れ去られてしまうわ、¥さんと被ってしまうわで、今回は、残念ながらあまり日の目を見ませんでした。ただ、そのジェットボイルが違う意味で大ブレークしたのが、いつもクールな¥さんでした。サイテイメンバー全員、まゆ太さんから噂では聞いていたものの、普段からは想像もつかないその話に半信半疑ではありましたが、初めてその光景を目撃するのでした。
ジェットボイル点火・・・ボフッ!!
「うおっ!」ヽ(゜Д゜; )ノ
¥さんの周囲から異様なガス臭がするのは、気になっておりましたが、周囲に漂うガスに点火したからか、巨大な炎が¥さんの髪を襲います。
ジェットボイル沸騰・・・ゴボゴボゴボ
「!!」 (゜Д゜;)

ジェットボイルが熱湯を撒き散らすの巻
まるで間欠泉の如く、ジェットボイルの上蓋の隙間から吹き出してくる熱湯に周囲は騒然。しかし、慌てずに熱湯なんてお構いなしに火を止める姿は、凄いなぁと感心してしまいます。自分のボイルは、沸騰してもこんなにはならないと不思議に思っていましたが、まゆ太さんは理由をご存知でした。そう、水の入れ過ぎです。以前の奥多摩テント内事件と同じ事を繰り返した¥さんには、まゆ太さんお説教タイムがしばらく続いておりました・・・。
バームクーヘンに女将さんの手作りドイツクッキーやミカン、イカ煎餅、あんぽ柿などが振る舞われ、しばし談笑が続いていましたが、楽しい時間は、あっという間に過ぎてしまうもの。めいめい片付けていると、4名の大学(院)生がこの休憩所にやってきました。我々の妙な集団っぷりを見ても憶すること無くお昼休憩をしていますから、良い人に違いありません(?)。話を聞いてみると、最近山を登り始めたとのことで、前回の山で一緒になったおばさんから聞いた話から、この武甲山がいいと聞いて来たとのことでした。そんな素直な行動に、誰もが胸をズキュンと打たれてしまいましたが、そうやってオススメをリレー形式で山に登っていくなんて、なんて楽しそうなことを考えるんだろうと素直に感心。と、そうなると
「オススメの山ありますか?」
き、来ました。来ましたよ。
・・・さぁ、皆さん。アピールの時間です! サイテイとして、ばぁんと、言ってやって下さいな。あ、ただ彼ら、まだ靴が揃いのコンバースですから、そのあたりを加味して答えましょうね。物事には、順序ってものがありますから。
「甲武信か雲取あたり?」
・・・いやいや、トシちゃん。sanaeさんの教育の賜物なのでしょうか、どんだけスパルタに育ってしまったんでしょう。
「じゃあ、大山あたりは」
これではちょっと楽チン過ぎるらしい。
じゃあ、
「高尾山」
「高水三山」
「塔ノ岳・三ノ塔・鍋割山」
「筑波山」
「金時山」
・・・とまぁ、山を知らない人達にオススメを考えるというのは、意外に難しいものでして、皆さん思いつくまま、ああでもない、こうでもない、と回答をしていましたが、役にたってくれればいいですね。この靴で難しいのであれば、靴を買ってもいいという前向きな発言もありましたし、こういった若い方が増えると、楽しくなりますものね。ほらほら、我々のオネエサマ達も終始笑顔でとても楽しそうにしていましたし。・・・って、『私は皆から見てオネエサンの部類に入るか』なんて質問しないで下さいよ、○○○さん。
ただね。
ただ、サイテイとしては、もう少し埼玉の山を出せたらなぁ・・・と、思ってしまったのですが、自分も上手い場所が出なかった事が悔やまれてなりません(サイテイ失格です)。
若い方とのふれあいもあって気力十分。とはいえ、冬山は下山の方が気が抜けません。往路の様子を見ていましたから、帰りは躊躇無く軽アイゼンを最初から各自装着しておきます。今回は、好天が続いていたため、軽アイゼン無しでも行けましたが、間違いなくあった方が安全です。低山だから大丈夫などと、強がらずに付けましょう。
帰りは、若者組が疾走して、ベテラン組がゆっくりといったペースに。もちろん自分は、ゆっくり組。ユルユルと下っていきます。

先発は、heppoco隊とまゆ太隊と若いメンバーで固められています

登山道自体には雪は少ないので、そんなに怖い場所はありません

写真を撮ろうとすると、いつの間にかお二人ともカメラ目線
すっかり警戒されている・・・というより、モデル魂?!

怖い場所は、やはりこういった緊張する場所ですね
この場合は、軽アイゼンが木道にめり込んでしまう方が怖いようです

こちらは別の橋
やっぱり怖いですね

今回初参加の女将さんとは、同じ箇所が膝痛となる膝痛仲間と判明
これから一緒に頑張りましょう

我々と女将さんを引き合わせるために多大な労力を使った親方さん
この日の親方さんの背中からは、とても頼れる大人のオーラを感じました

トシちゃんが女将さんベッタリとなってしまったので
何となく寂しそうなワンショットのsanaeさん

親方さんも女将さんのサイテイ初参加に関しては、どんな評価となっているか気になるところでしょうね
我々も気になってますから、そのあたりも報告お願いしますね

今回分かったことは、女将さんは、なかなかお洒落さん
山頂からの行程では、下山道もそんなに怖い所はありませんでしたが、やはり最後のアイスバーンといいますか氷の道には、ヒヤヒヤさせられました。何せ、皆さんが何かを期待してカメラを構えているんですから・・・。しかし、今回被害に遭ったのは、自分ではなく一番安定感のありそうな、¥さんと隊長さんという意外な面々ですし、「うわぁ」という声と共に氷上を転んだ姿は何としても見たかったところです。とにかく、下山道での軽アイゼンは必須としておいた方が安心です。

何の工事か分かりませんが、鳥居周辺は広くなっておりました

壱丁目に到着
これにて武甲山登山も終了です
そんなこんなはありましたが、ようやく一の鳥居に戻って来まして、今回の山行も無事終了です。
予定の下山時間も大幅に過ぎまして、このまま駅まで歩いていくと暗くなってしまいそうな時間となってしまったので、駅までは、タクシーを使うことを考えておりました。先発組は、既にタクシーの確保に向かっているようで、こちらから見えない位に先行しております。下山途中の休憩時での話では、一の鳥居で携帯をかけて、今回スタート地点となった生川でタクシーに乗り込むように考えていましたが、予想外のことが起こっていたのです。
そう、圏外・・・。
一の鳥居で工事をしていたオジさんが、親切に教えて下さったところによると、二つ目の工場まで圏外になってしまうため、そこまで歩いて西武秩父からのタクシーを待つよりは、歩いた方が早いとのこと。しかし、今更そんな話を聞いたところで既に先発隊は、タクシー求めて行ってしまったので、さてどうしたものやらと思案どころ。そうそう、この時に、携帯が繋がらないことを携帯で連絡しておけば・・・・なんてべたなことを考えてしまったのは自分ですが。
そのうちに先発隊も気付く事を願いつつ、舗装道路を歩いておりましたが、夕方の寒さでアスファルトが、うっすら白くなっておりました。そう、本当の恐怖はここからだったのです。

山行は終了したものの
水で湿ったアスファルトが凍りつつあり、予想以上に滑ることが判明
そんな凶悪さは露知らず、アイゼンを外した我々に容赦なく襲い掛かってきたのでした。最後まで油断は禁物ですね。先発隊は、工事の方が言っていたより、少し早く携帯電波が届く場所を見つけておりまして、出発場所となった生川に我々が到着する頃には、タクシーが到着しておりました。

そのままタクシーで武甲温泉へ
今日の山行の疲れを流しつつ、休憩室にて今年のサイテイのスタートを乾杯です

徒歩8分程度で西武線 横瀬駅
heppocoさんは、皆さんとの別れを惜しみ涙を浮かべて・・・ん?
==
武甲山(最高峰・武甲山 1,304m・埼玉県)
所要時間(諸々含む):7時間10分(歩行時間・5時間5分)
※ タクシー利用
生川(9:40)~ 25分 ~一の鳥居(10:05)~ 45分 ~不動滝(10:50)~ 45分 ~大杉の広場(11:45)~ 40分 ~御嶽神社(12:30)~展望所(12:35)~下山開始(14:20)~ 2時間5分 ~一の鳥居(16:25)~ 25分 ~生川(16:50)
==
予定していた時間よりも長くなってしまったのは、スタート・ゴールの場所が変更となったこともさることながら、やはり、凍っていた場所が多くなっていたため、慎重に移動する場所が増えたこともあります。安全のためには、軽アイゼンとストックは必携ですね。また、今回最初に検討した時は、帰りは、浦山口駅に抜けるコースを検討しておりましたが、下山路及び舗装道路に日陰の部分が多く、今回のコースよりもより危険な場所が多く考えられるため、表参道往復を選択しました。春先~秋であれば、そちらをお勧めいたしますが、今の季節は、皆さんの経験値とあわせてご判断下さい。
久しぶりの武甲山でしたが、書いている通り見た目以上に林道歩きが続きますので、夏よりは、こういった冬の澄んだ季節や、春先の花の季節がオススメです。登り一辺倒とはいいながら、かなり緩やかな登りが続きますので、ちょっと時間は掛かりますが、初心者でも十分楽しめる山だと思います。特に、見た目だけで敬遠している方は、ぜひともチャレンジしていただきたいと思います。
今回は、オーソドックスに、表参道のコースでしたが、大持山・小持山、武川岳、蕨山などと組み合わせでの登山も可能ですので、地図とにらめっこしながらお楽しみ下さい(冬はあまり無理しないコース取りを)。
<おしまい>
ちゃんと寝たんですか?
また○ら○増えますよ。
で、ねこさん膝痛なんですか?
それならなおさらアイゼン早めにしないと!
なかなか男気のあることでその成長振りに感心しましたが(^^ゞ
>何となく寂しそうなワンショットのsanaeさん
そうきましたか!
ねぇねぇ、これって準主役?
もしかしてまだ続きがあるの?
このレポ、寝ながら書きましたから大丈夫ですよ。ただ、そのせいで乱文になっているのはご愛嬌。皆さんのことが変に書かれていたら、寝ぼけて書いたからと諦めて下さいね(笑)。
膝痛は、最近まで大人しくしていたのですが、年末から毎回になりました。今回は大丈夫でしたが、やはり体重過多の影響は大きいようですから、ジョギングでも開始しますかね(汗)。
これ位で準主役だなんて、まだまだですよ。もしかして、ご希望でしたらsanaeさん主役でレポ書きますよ。ふふふっ。
あのまま温泉までヘロヘロ歩いて行ったら・・(泣)
>まゆ太さんのお説教タイムがしばらく続いておりました・・・。
そうそう「私を誰だと思ってるんだ!!」って言ってましたっけ?
登りの時に¥さんが
昨日の会社の会議の時に「あなた誰?」と聞かれて、
「俺を誰だと思ってるんだ!」とは言えなかったな~、
とこぼしてました。
その¥さんの話、面白過ぎですって(笑)。
「俺を誰だと思ってるんだ!」
¥さんの名文句の中でも珠玉のこの言葉。なかなか普通の人には使いこなせません。あの山上の教え、他の言葉も何かに書いておけば良かったと後悔してます。
まゆ太さん言ってませんよ。また地雷こしらえてしまって、知りませんよ。
お説教タイムは、¥さんには念仏にしか聞こえてないようですよ(全く効果なし)。説教というより、みんなにグチってたって感じかな(笑)。
カメラ、1日でどんどん使いこなしていってる感じですねー。よっ、さすがメカに強いお方!
それと、やたら「早く歩きたい人」って書いてあるから、補足しておきますけど、今回人数多かったから、団子にならないようにした方がいいかなっていう美人秘書の気遣いだったんですけれども(あっ、¥さんは違いますよ)、今回もなんだかなぁ。あんまり考えすぎないほうがいいようですね(汗)。(って、また人生相談になってる?)
あっそうそう。招き猫ちゃんは1回折ると1回いいことがあるはずなんで、5回はいいことあると思います。なんで、5回は駆け落ちできますよ(笑)。
pocoちゃん専属きゃめらまんって感じで、写真集が出せそうな勢いです。
『アームレスリングチャンプ』はそのものにしか見えないし、モデルさんにポーズとらせていません?(笑)
そうそう、今回はあの伝説の¥ボイルも生で拝見出来てとっても貴重な経験させて戴きましたね。
笑って火消している背中が語っているのを感じました。
『俺を誰だと思っているだ!』
やっぱり、器の大きさが違いますなぁ。次回も見れるでしょうかね(笑)
いやいや、かけおちはいい事じゃないでしょ(笑)。あれ10枚ありましたから、幸せは10回やって来るんですね。慎重に折らないと。
美人秘書さんのお気遣いに気がつかずに失礼いたしました。m(_ _)m
そんなステキな配慮があったとは…さすが美人秘書さん、全体を見られる能力にたけてますね(メモメモ)。
いつの間にそんな新しい言葉が…意味をつけて慣用句にしたくなりますね(笑)。
撮った自分も不思議なのですが、ポコちゃんのあの格好は、一体何をしていたのですかね?「あたい結構強いわよ?」的な姿にしか見えませんが、こういったステキな写真となるのもポコちゃんの魅力ですね。ただ、ポコちゃんには、専属カメラマンが既にいらっしゃいますから、自分なんてまだまだ専属なんておこがましいですよ。
と、実際は、皆さんの写真もあるのですが、載せられないのが残念でなりません。内輪用にレポ作りたい位ですから(笑)。