友人の結婚で、色々と思いを馳せることがあります。
思えば、夫には、私が逆プロポーズしました。
27の時に、夫の仕事が忙しくなり、「会う日が減る」と言われ、「なら結婚して」と言いました。
そもそも、出逢って3ヶ月で、「私達は結婚するわ」と言っておきました。
夫「せめて3年は付き合おう」
……そんなに待っていられないと思いました。
半同棲期間があり、夫の実家から「ちゃんとしなさい」(婚約しなさい)と言われていたにも関わらず、夫は先伸ばし。
単に面倒なだけ、それが先伸ばしの理由です。
なので、ある日私は、一人で宝飾店に行きました。
サイズはペアリングと同じにして、マリッジリングを購入しました。
それまでの人生で、5番目に高い買い物でした。
そのお店とは、未だにお付き合いがあります。
接客してくださった店員さん(同年代)も、今ではすっかり偉い立場になりました。
サイズ直しや刻印後に、夫に不意討ちで嵌めた(プレゼントした)のですが、
さすがに逃げられないと観念していました。
この話を人にすると、
「男前」
と言われます。
姉には、「女がやることじゃない」と非難されました。
姉は割りと、古風かもしれません。
指輪は、アンティークから現代のものまで、幅広く大好きです。
あんまり有名なハイブランドのお店に行ったら、きらきらし過ぎていて、倒れます。
海外のアンティークの指輪も、もっと現地で見たいです。
アンティークの指輪は、御祈祷と共に、ご依頼頂いた方にお届けしています。
いずれ、現代のプラチナやゴールドの指輪も、コレクションからお譲りしたいと考えています。
写真はマリッジリングではなく、当時のペアリングです。