輪の華

占い師 祈祷師 霊媒師
占室輪協同運営者

【霊視・予知予言・タロット】

子供の頃の占い

2017-03-30 23:53:31 | 日記


9才の時、子供向けの雑誌で、タロットカードが付録でした。

強烈に欲しいと感じました。

事実上の保護者(母・養父)は機能しておらず、養父がパチンコ店に行くのについていき、9才の子供が、当時のスロット台に目押し(動体視力だけで絵を合わせること)をして、お金を得ていました。


稼いだ金額のごく一部から、雑誌を買って貰いました。


嫌な話ですが、昔はそのような光景を見て見ぬふりする人々しか居ませんでした。パチンコ店に夜間、子供が入れましたし、賭事で遊んでいても、何も言われませんでした。


初めてのタロットカードは、簡単な22枚(大アルカナといいます)でした。


意味が分かりやすく、スプレッド(並べ方、展開)もすぐに覚えました。


最初に一週間の占いをした時、水曜日に死神のカードが出ました。逆さではなく。
「怪我をするのか…」
と直ぐに思いました。


それは当たり、水曜に、ハサミで指先をバッサリ切る怪我をしました。




友達を占い出すと、当たると言われ、学年単位で噂が広がり、しばらくタロットを休むようになります。それには色々な理由がありますが、占うことが怖くなりました。


疲れてしまう。
辛いことが、先に分かる。
友達に伝えるのが、苦しい。
当たることも怖い。


「黒魔術ではないか」
と年上の子に言われたことも応えました。
違うと感じても、証明の仕方がわかりません。
「呪い」
「魔女」
そんなことも言われました。
いじめというよりは、敬遠でした。
一方で、助けてほしいと来てくれる子も、何人もいました。




母親が働いていた飲食店の内部で、夜間、宿題をして待っていました。

店内の一画がバーになっており、そこで初めて、大人を占い始めました。

大人は、私の占いを責めません。

逆に、沢山褒めてくれました。
それまで、大人から真っ当に褒められたことがなかったので、やっと、微かに、自尊心が生まれました。

あの経験が、今に繋がると思っています。










不動産業の姉

2017-03-29 23:23:58 | 日記


姉は、自分では霊感がないと言いますが、そんなことは無く……。


不動産業だからか、それなりに不思議な体験も有ります。



聞いた話では、人の亡くなったアパートは分かる、と。



姉が、管理している物件の一室を点検に行った際、何だか嫌な気配を感じたそうです。


首を傾げながら、その時は会社に帰ったのですが。


後日、ご遺体がその物件から発見されたとのこと。


「見つけて欲しかったのかしらね」

と姉は申しておりました。




私達姉妹の血縁の父は、早くに亡くなっています。


姉は、人生の要所要所で父が来ているのを感じると言います。
(国家試験の際など)


私もそうです。出産時、陣痛の間から守ってくれていました。
(私は子宮にも障害・病がある為、万全ではなかったからだと思います。)



他、育った家庭が崩壊状態で奇妙だったせいか、姉の中学時代の記憶は有りません。


その頃の姉が、やはり乖離状態だったことを憶えています。

「自分がもう一人いる、分身がいる」

ということを話していました。


当時、14才ながら、無理に水商売をさせられていた姉です。人格が枝分かれしても、おかしくはありません。


しかし、乖離性同一性障害(多重人格)なら、もっと人格が存在しますし、現在の姉はごくごく普通の社会人なので、霊的な現象でしょう。


あの時の姉の姿には、背筋が凍りつきました。幽体離脱した際に、他の霊が姉の身体を乗っ取ろうとした、ということ。




まさに姐御肌で、多くの人に慕われている女性です。
自慢の、良い姉ですが、私のことは得体の知れない妹だと感じてます。


何だか寂しいものを覚えますが、仕方のないことです。






娘に受け継がれているか

2017-03-28 22:23:08 | 日記


娘は、やはり2歳の時、当時住んでいたマンションで錯乱状態になったことがあります。


私自身も恐い体験でした。

急に、夕方、その様になり。
(夫は夜中近くまで仕事)


「あかいの、いる」

娘が押し入れを指さしました。

なぜか、娘に言われるまで、私には分かりませんでした。

巨大な、赤い光を発する、鬼のような形相の。

一目で、これは私だけでは駄目だ、と感じました。

取り敢えず、九字切りを行い、経を上げ、一時的に押さえました。


翌日、近くの神社へ向かいました。

こちらの神社の宮司さんは、お若いのに大変、徳の高い方です。私は後光が眩しくて、目を開けられない位です。
(私がこれまで会った中では、最高に魂が崇高な方)

詣の後で事情を話すと、染々とよく聴いてくださいました。

お祓いに幾らお納めするか分からなかったので、尋ねたり、また、日取りを考えたり、少し相談をしました。

お札を頂いて帰る時、神社の中で、あまりにも安心して涙が勝手に流れ落ちました。しばらく、そうしている時。

ふわっと、金色の光に全身が包まれました。

あ、神様だな。

と思いながら、何てあたたかいんだろう、と、えもいわれぬ心地よさに浸り切りました。

全くレベルが違うのですが、温泉と少しだけ似ています。


違うのは、絶対的な安心感です。


同時に、ご神木の緑の匂いが、濃く漂いました。

[家移り]


音ではなく、聴こえました。



さて、賃貸ですから、確かに引っ越しは出来ます。

しかし、霊は、普通、その家や土地に憑いている霊でなければ、一緒に尾いて来てしまいます。


私は、あの赤い霊は、娘が偶然視えたから、保育園周辺から尾いて来たのだと考えました。


ならば、あのマンションだけを記憶したのかも知れない。私が一時的に出したが、あそこにいる限りは、また来るだろうと。


お札は、やはり一時的なものです。
しかし、有ると娘が泣きません。

娘が怯え始めると、私はいちいち押し入れを改めました。本当に、疲れる期間でした。

不思議なことに、現実主義の夫が引っ越しを承諾し、姉(不動産業)がトントン拍子に違うマンションを探してくれました。

引っ越しは、一ヶ月も経たずに、すぐに行いました。文字通り、逃げるように。


引っ越し先で、娘は落ち着きを取り戻しました。



今、娘は5歳です。亡くなっている曾祖父と話をしています。

また、ふと空を見上げ、「赤ちゃんがたくさん降ってる」と言ったりもします。

ある出版社経由で、データ分析派の占いの先生に、娘を観て貰いました。

生まれた時間がぞろ目なので、それも判断材料になさっていました。

「理知を大切にする占師になる」と言われ、夫が理系なので、納得した次第です。

占いは、科学的な側面も有ります。

私のような、感覚のみの占師よりは、まだ根拠が有ると言えます。





ニュースは観ることが出来ない

2017-03-26 22:02:38 | 日記



基本的には、TVは観ません。
特に、ニュースは。


TVは、映し過ぎていて、あらゆる視たくないものが視えます。




どうしても受け付けないのが、児童虐待・強姦・動物虐待・凶悪事件(殺害)です。


事件現場の外観が現れただけで、もう駄目です。


呼吸困難や、パニックが起きます。しばらく、視た映像(これはTV内の映像ではなく、霊的なもの)が離れません。


しかも嫌なことに、記憶が変な具合に定着し、その映像を忘れられません。下手をすると、夢でまで再生します。


子供を出産してから、ようやく、どうすれば良いのか解るようになって来ました。


微力ですが、犠牲になった魂に祈ることです。


聖地ルルドから届いたマリア像があり、キリスト教徒ではありませんが、祈るようにしています。



避けていても、外出先で偶然に事件を知ってしまったり(人から聞いたり、文字からも視えます)、家族がTVを観ているところを通り掛かったり……そういう場合は、祈りを捧げることにしています。


しかし、小さな祈りではとても、救われるはずがありません。



敬愛する巫女が、自分を無力だと何度も言っていましたが、力のある人ほど、そう感じるのだと思います。


ある僧侶が、犠牲者を減らす為に、自分の手足を落とし、最後は自害したという話を聴きました。



私には、そんなことは出来ませんし、自分は無力だと知っていても、敢えて考えません。


自分に出来ることをしよう、と考えて、現在の仕事をしています。



視え始めた経緯

2017-03-25 22:38:04 | 日記


母親からの愛情を、あまり注がれずに育った子供(特に女児)の典型として、摂食障害に罹患しました。

重度の拒食症です。

元々食べない子供でしたが、小三の頃から始まり、二十歳で入院を進められました。

心機能が異常に衰えていました。

その頃は、毎日金縛りでした。

ごく普通に、霊が話し掛けて来る。

心底、恐いこともあれば、霊だと気付かない、気付けないこともありました。

足が痛いと泣いているお婆さん。

ベッドで、まるで生きている人間のような顔をして襲って来た男性。
(私の最も恐かった経験でした。……この部分も、後日消すかもしれません。)

道案内をして欲しいというおじさん。

怖い話が苦手な方もいらっしゃると思うので、詳細は伏せます。

多分、自分自身が死に掛けていたのだと思います。

はっと気が付くと、冬の夜の海辺に居たり、墓地に居たりしました。

自分の意思かどうかわからない、自殺未遂もありました。

森での首吊りで、丁度、ロープを吊るした枝が枯れ木だった様です。

枝は、痩せ細った体の重さをも支えずに、折れました。

その時でした。樹が話をしているのがわかりました。

[ここで、死ぬな]

確かにそう言っていました。

優しさで庇う、助けてくれた、という感じではありません。単に屍体で、森が穢れるのが厭だったんだろう、と思います。

それをきっかけに、森が騒ぎ出しました。土地を守っている神様が、とても怒っていました。

怖くなり、逃げ出したのですが、
その時に着ていた服が喪服だと気付き、自分のことなのにゾッとしました。

精神医学では、乖離と分類されます。
虐待を受けた人間に生じます。
(母親はともかく、義理の父からは酷い目に遭いました。書ける時が来れば、書こうと思います。)


以来、人が考えていることが透けて視えたり、予知が起きるようになりました。

透視が非常に冴え渡る時もありますが、やや、ばらつきもあります。

二十歳以前にも、霊的現象はよくあったのだし、幽体離脱を日常的にしていましたので、体質ではあった、と思います。

きっかけとしては、二十歳の頃だと考えています。