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市川稔の米(マイ)情報

市川稔が感じたこと、想うことを随時更新します。米の生産、流通、消費、行政など。
グルメ、クルマも。

情勢日替わり(コメ)

2025年06月06日 05時41分00秒 | Weblog
コメ問題を報道しない日はない(もちろんそのうちおさまりますが)

こちらは主にお米を扱う会社を経営しているのでもちろん関心あり

ただし、現在話題の江藤備蓄米、進次郎備蓄米は扱いません
話題の中心は3年前、4年前の進次郎米
大手小売業に直接玄米で江藤米の半値以下で売り飛ばし
米業界をスルーして小売事業者に売り渡した

わたしは大問題になると予想します

第一、精米袋詰めする工場は簡単に見つかりません
米袋もありません

スタートダッシュの早いところをメディアに出していますが、それは絵になるからでありまして
店舗販売で開店前に並んでいる人見ると
なぜか男性が多い
そりゃ、朝から開店前に並ぶというのは現役世代では無理で、高齢者かいわゆる主婦ということになります

ほぼ全農が落札した江藤備蓄米
あとから随意契約で半値以下で小売事業者に売却した進次郎米

江藤備蓄米は進次郎米が出たので小売事業者がキャンセルしてるようで、
玄米行き先なくなれば政府に返品ということも

あとからなんでもあり
ルール変えると先が読めない

関税㎏341円払って輸入したコメも進次郎米(古古米、古古古米だが)が安く売られたら行き場失う恐れもあり

大手小売業に直接販売した2022年、2021年産玄米

8月までに引き取るということになっていますが・・・
わたしは売れ残す事業者たくさんあると思う
ルール通りであれば、在庫抱えることになる
古古古米を売り残したらどうなるか?
通常では考えられないが
あとからルール変えるので返品OKとなる可能性もある

4年前のコメ返品で戻れば翌年はエサ米として5㎏せいぜい100円ですよ



なので、先が読めない


6年産銘柄米はどんどん在庫なくなります

次の話題は7年産の価格がどうなるか

7年産の作況、品質どうなるか


弊社は6年産の契約米を粛々と販売してまいります





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