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市川稔の米(マイ)情報

市川稔が感じたこと、想うことを随時更新します。米の生産、流通、消費、行政など。
グルメ、クルマも。

米の価格はどこで決まる?

2021年08月13日 05時37分00秒 | Weblog
米先物市場、10年試験上場してきたが

農水省の判断で本上場出来ない、廃止が決まり

波紋呼んでいる


朝日新聞 堂島取引所、農水省に反論 コメ先物本上場で意見聴取

NHK “姿消す”コメの先物取引 ~背後に何が?


業界新聞ベテラン記者の目

本当にコメ先物市場は無くなって良いのか?【熊野孝文・米マーケット情報】

実に的を得ています



モノの価格はどこで誰が決めるか?


価格というものはその商品の価値を決めることになるわけだからすごく重要


今度は、農水省が米現物市場創ると????


今から断言します!


うまく機能しません!


かつて「コメ価格センター」というものがあり10年前に姿消しました



日本のコメは補助金、交付金抜きには語れません


水田の減反は交付金で成り立っている

主食用のコメ生産減らすために交付金で誘導している


米生産者への直接払いだけで3千億超えています


なにを言いたいか?


米の価格は市場原理では決まらないということ


現物市場が出来てそこで売買価格は決まるだろうが、それが右ならえになるかといえばそうならない

まして、官が創る市場がうまく機能するとは思えない


国の補助金、交付金と常にリンクするので市場機能は持たせられない


また、農政というのはずっと続いているが、生産の方ばかり取り組んでいる

流通、消費があって初めて生産が出来るのだ

考え方が逆


出口(消費・流通)戦略から始めないとうまくいかない



小生の会社はどうするか?


そういう「官製」の取り組みとは離れたところで商売する


弊社で取り組んでいる生産者は「自分で作ったものは自分で売り先つける」人ばかり

米は小規模生産者が数の上ではまだかなりありますが、数量ベースでは大規模生産者のものがかなりのシェア占める


実態はすでに変わっています



振り回されないように!









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