いっぽ堂スケッチ～２００６年夏の終わりに～＆『アッキーのちょっとだけＲＯＣＫ』

いよいよ８月最終日となってしまいました。つまり、七夕まつり以後からずっと言い続けてきた「夏」もいよいよ終わろうとしています。
その締め括りとして今回は、僕の今年の夏を支えてくれた歌２曲をご紹介したいと思います。
ちなみになぜか２曲とも女性ボーカルで、自分でも口ずさんだりしていたのですが、例えば、歌手の徳永英明さんが最近、女性ボーカルの曲ばかりをカバーしたアルバム『ＶＯＣＡＬＩＳＴ２』を発表しましたが、多分近い感覚なのだと思います。つまり、女性の視点での言葉や旋律の方が流暢で美しく感じるというか、それでも相変わらず男性ボーカルの曲も好きな自分は健在なのですが、特にちょっとしみじみとした感じや、胸がキュンとなる感じはやっぱり女性ボーカルの曲の方が向いているのだと思います。この話の流れで言えば、やしきたかじんさんの曲もかなり好きです。興味のある人はぜひ聴いてみてください。たかじんさんはオリジナルアルバムよりも、ベストアルバムの方が聴きやすいです。
前置きが長くなってしまいスミマセン！ではまず１曲目。

　プリンセスプリンセス　『世界でいちばん熱い夏』

　それこそ学生時代の曲なんですが、最近深夜のＴＶでよく通販の番組があり、そのセレクションＣＤの収録曲として久し振りに流れてるのを聴いたら、ＰＶの奥居香さんのステップがすごくカワイくて良く、また日本的なポップな疾走感に溢れてて大好きになりました。実は学生時代のバンドでプリプリはカバーしてましたが、この曲は演ってませんでした。ちなみにその時もボーカルは男でした（笑）
　テンポは今聴くと少し遅く感じるかもしれませんが、
　「たいくつな　イルミネーション　ざわめく都会のノイズ　ステレオタイプの毎日が　ほら蜃気楼の彼方に消えてく」
　サビの直前のここらの旋律がなんともキュンとなるんです。ぜひ一度聴いてみてくださいね！あ、でももう夏が終わっちゃうから、夏を思い出して聴くか、来年の夏にでも思い出して聴いてくださいね（笑）

ということで２曲目。

　中島美嘉　『ＳＴＡＲＳ』

　これは彼女のデビューシングルですね。高橋克典さんと共演したＴＶドラマ「傷だらけのラブソング」と共に世に出た曲ですが、なんか、いちばんピュアで、切ない感じが詰まった曲だと思います。この曲を聴いてから、僕はたまに携帯のメールなどで、「☆」を使うようになりました。なんか、気持ちが未来に向かっているというか、希望を感じるんですよね。友人でも仕事の同僚でも誰でも、連絡を取り合った互いが前向きになれる気がするんです。これもひとえに、この曲のおかげです！これは秋に聴いてもピッタリだと思いますが、昼間より夜に聴くことをオススメします。空は晴れてても曇っててもどちらでも聴けると思いますよ！

ということで、今回は僕の夏のおすすめ２曲をご紹介しましたが、みなさんそれぞれに好きな曲があって、その曲を通じて思い出す自分のその頃……という光景があると思います。以前ご紹介したニューヨークドールズもそうですが、音楽には人を励ます力があると思います。直接歌詞がそんな内容でなくても、ただその曲を聴いたり、口ずさんだりするだけで良かったりします。だから自分は音楽が大好きなのだとあらためて感じました。　

もしよければ、みなさんの好きな曲も教えて下さい。好きな理由は、公表できる範囲内で結構です（笑）そうやってまた新しい音楽に出会っていけたら楽しいですよね！
いっぽ堂がそんな話もできる場でありたいといつも思っています！ちなみに、写真は僕のギターです。いっぽ堂２階でちょっとしたインテリアと化しています（笑）

今回かなり長くなりスミマセン！最後にちょっとお知らせです。いっぽ堂の営業時間は午前１１時から夜８時までで、水曜定休という基本は変わっていませんが、普段はできるだけ８時以降も営業するようにしているのですが、９月１０日（日）までは私事（地元の獅子舞に参加）のため、夜８時ジャストに閉店とさせていただくことをどうかご容赦ください。もちろん、その前の営業時間中ならば、ゆ～っくりしてってもらって構いませんからね～。どうかよろしくお願いします！！