いきなりだけど、
「ナボナはお菓子のホームラン王です」って分かる方々は立派なオッさん、オバちゃん(笑)
かたやブルース界のホームラン王、B.Bキングさん。先日お亡くなりになられました。享年89歳。
先日、先輩バンドのお手伝いでギター弾きに行った時にもB.Bの話になり、やはり偉大な人だったんだなぁと思ったが、
ネットやSNS等で、色んな方々が追悼の記事を載せてるのを見ると、「なんだ、実はみんな好きだったのね?」と、その影響力の凄さを再確認した訳である。
というのも、80年代後半~90年代にブルースブームというか、変にブルースが流行った時期があったが
その時に、「B.B好き!」と言うと一般の人からは「誰?」、知ってるマニアからは「まだそんな王道聴いてるの?」と、敬遠されがちだった気がする(笑)
まあマニアなんて、そんなもんだよね(笑)。人気が出ると嫌いになるという、ひねくれ者(笑)
もちろん、自分もそうですが(笑)
でも、1950年代から第一線で活躍してきたB.Bキングさん、言ってみればブルース界、米国音楽業界の最後の生き証人だった方。
心からお疲れ様でした!、ご苦労様でした!の気持ちですよ、ええ。
僕個人的に、B.Bのアルバムで本当によく聴いたのはコレ。
「Blues Is King」1967年のライブ盤。
一般的に名盤と言われてる「ライブ・アット・リーガル」が1965年のライブ盤だから、その2年後のライブアルバム。
だけど僕はリーガルより、こっちなんですよねぇ~(ひねくれ者? 笑)
いや!でもこれは、ライブならではのお客さんとの一体感が凄い!!
個人的には、ダニー・ハサウェイの「ライブ」、サム・クックの「ハーレムスクエア」に並ぶ3大ライブアルバム。
オーティスのヨーロッパのライブや、J.Bのライブも凄いし、大好きなんだけど、
この3枚は、規模の小さい黒人クラブでライブしてるから、場末感というか、地元感みたいなのがリアルで、場の一体感が凄いのよ!!(ダニーのライブは白人クラブでのライブも入ってるんだけどね)
B.Bが歌い出すと、その場の紳士淑女は「ギャーー!!」。
バンド紹介でB.Bが自分のギター「ルシール」を紹介しようとすると、お客さんが食い気味に「ルシール!!」。
もうメチャクチャで最高(笑)
そんな場でやってるからか、B.Bの歌もギターも最高潮。ノリノリである(笑)
「ルシール」ってギターの話が出てきたんで、ついでに
ギタリストという視点から見ても、このアルバムの凄い所は、曲によって実に多彩なトーンを出してる所。
「ルシール」
リバーブ深めの、伸びのある艶やかな音だったり、カチカチとしたドライなクランチ気味の音だったりと、聴いてて飽きないんだよね。
そんなに、ギター弾きながらボリュームやトーンを調整するタイプではない人だと思うんだけど。
敬愛する国内屈指のギタリスト、吾妻光良さんがB.Bと共演した時の話だと、
ライブ始まって、自分の音が気に入らないのかB.B、おもむろにアンプの前にツカツカとやってきて、すべてのツマミをフルにしたそうな(笑)
僕も同じ光景をチャック・ベリーのライブ映像で見た事がある(笑)
ギターやらない方々には「なんのこっちゃ?」だろうけど、これはねぇ~(笑)
なかなか凄い事なんだよ(笑)
もう全て自分の指で、音をコントロール出来るって事だからね。もはやギターとかアンプとか、機材関係ないもん(笑)
やっぱり、超のつく一流の方々は「弘法、筆を選ばず」だなぁと思った次第である。
あ、かといって僕みたいにボロボロの機材を使ってる訳じゃないよ(笑)
とにかく、歌の素晴らしさもさる事ながら、ギターという楽器で歌う事の出来る
数少ないアーティスト、B.Bキングさん。
亡くなられたのは本当に残念だけど、機会があれば彼の音楽に触れてみてはいかがでしょう?
ギターが歌うっていいなぁ。僕も精進しなきゃね。
最後に、
「これはB.Bの様に歌ってる!」って思う、個人的に最高だと思うギターソロ。
ロッド・スチュワート「マギー・メイ」でのロン・ウッドのギターソロ。
バンバンバザール「スウィングジャズを」での富永寛之さん(現ブルームーン・カルテット)のギターソロ。
この2曲を最後に挙げておきます。
お付き合いありがとうございました!
「ナボナはお菓子のホームラン王です」って分かる方々は立派なオッさん、オバちゃん(笑)
かたやブルース界のホームラン王、B.Bキングさん。先日お亡くなりになられました。享年89歳。
先日、先輩バンドのお手伝いでギター弾きに行った時にもB.Bの話になり、やはり偉大な人だったんだなぁと思ったが、
ネットやSNS等で、色んな方々が追悼の記事を載せてるのを見ると、「なんだ、実はみんな好きだったのね?」と、その影響力の凄さを再確認した訳である。
というのも、80年代後半~90年代にブルースブームというか、変にブルースが流行った時期があったが
その時に、「B.B好き!」と言うと一般の人からは「誰?」、知ってるマニアからは「まだそんな王道聴いてるの?」と、敬遠されがちだった気がする(笑)
まあマニアなんて、そんなもんだよね(笑)。人気が出ると嫌いになるという、ひねくれ者(笑)
もちろん、自分もそうですが(笑)
でも、1950年代から第一線で活躍してきたB.Bキングさん、言ってみればブルース界、米国音楽業界の最後の生き証人だった方。
心からお疲れ様でした!、ご苦労様でした!の気持ちですよ、ええ。
僕個人的に、B.Bのアルバムで本当によく聴いたのはコレ。
「Blues Is King」1967年のライブ盤。
一般的に名盤と言われてる「ライブ・アット・リーガル」が1965年のライブ盤だから、その2年後のライブアルバム。
だけど僕はリーガルより、こっちなんですよねぇ~(ひねくれ者? 笑)
いや!でもこれは、ライブならではのお客さんとの一体感が凄い!!
個人的には、ダニー・ハサウェイの「ライブ」、サム・クックの「ハーレムスクエア」に並ぶ3大ライブアルバム。
オーティスのヨーロッパのライブや、J.Bのライブも凄いし、大好きなんだけど、
この3枚は、規模の小さい黒人クラブでライブしてるから、場末感というか、地元感みたいなのがリアルで、場の一体感が凄いのよ!!(ダニーのライブは白人クラブでのライブも入ってるんだけどね)
B.Bが歌い出すと、その場の紳士淑女は「ギャーー!!」。
バンド紹介でB.Bが自分のギター「ルシール」を紹介しようとすると、お客さんが食い気味に「ルシール!!」。
もうメチャクチャで最高(笑)
そんな場でやってるからか、B.Bの歌もギターも最高潮。ノリノリである(笑)
「ルシール」ってギターの話が出てきたんで、ついでに
ギタリストという視点から見ても、このアルバムの凄い所は、曲によって実に多彩なトーンを出してる所。
「ルシール」
リバーブ深めの、伸びのある艶やかな音だったり、カチカチとしたドライなクランチ気味の音だったりと、聴いてて飽きないんだよね。
そんなに、ギター弾きながらボリュームやトーンを調整するタイプではない人だと思うんだけど。
敬愛する国内屈指のギタリスト、吾妻光良さんがB.Bと共演した時の話だと、
ライブ始まって、自分の音が気に入らないのかB.B、おもむろにアンプの前にツカツカとやってきて、すべてのツマミをフルにしたそうな(笑)
僕も同じ光景をチャック・ベリーのライブ映像で見た事がある(笑)
ギターやらない方々には「なんのこっちゃ?」だろうけど、これはねぇ~(笑)
なかなか凄い事なんだよ(笑)
もう全て自分の指で、音をコントロール出来るって事だからね。もはやギターとかアンプとか、機材関係ないもん(笑)
やっぱり、超のつく一流の方々は「弘法、筆を選ばず」だなぁと思った次第である。
あ、かといって僕みたいにボロボロの機材を使ってる訳じゃないよ(笑)
とにかく、歌の素晴らしさもさる事ながら、ギターという楽器で歌う事の出来る
数少ないアーティスト、B.Bキングさん。
亡くなられたのは本当に残念だけど、機会があれば彼の音楽に触れてみてはいかがでしょう?
ギターが歌うっていいなぁ。僕も精進しなきゃね。
最後に、
「これはB.Bの様に歌ってる!」って思う、個人的に最高だと思うギターソロ。
ロッド・スチュワート「マギー・メイ」でのロン・ウッドのギターソロ。
バンバンバザール「スウィングジャズを」での富永寛之さん(現ブルームーン・カルテット)のギターソロ。
この2曲を最後に挙げておきます。
お付き合いありがとうございました!