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Kokoro-integrate代表 の、日頃思うところ。

精神分析の残念なとこ

2014-03-04 19:40:18 | いろいろ精神分析
周りの人に「精神分析のイメージは?」と聞いてみると、
フロイト、ユング、という名前はちらほら上がってくるんだけど、実際詳しいことは知らない、というのが現状。

流派が色々あって、画一化されていないから
私も精神分析を語れるほど、知っているわけじゃないんだけど、、


とにかく、精神分析の何が残念か、というと


論理をあまり信じてもらえないこと。



夢分析の話をしてみると「夢を分析して無意識を探るだなんて、面白そうだね」とは言ってくれるのに、

「ま、そう解釈することもできるよね~~」としか思われない。。


都市伝説みたいな感じになっちゃってるんだよね。



ネット上でも、「精神分析は遅れている」とか、「科学的根拠がない」とか言われてしまって、
実際、医療場面で使われることもなく。

いや、実際、無意志というのは数値で測れるものではないし、
臨床例を論文として発表する人なんてほとんどおらず、

科学的根拠を示すのはすごく大変で、、
この先も、証明していけるようにはならないかもってことは、認めざるをえないのだけれど。。


残念な感じです。。


けど、ちゃんと論理立てて説明すれば、とても論理的な学問なんですよーーー!!
と声を大にして言いたい。


じゃないと、引き寄せの法則なんて、まさに都市伝説になっちゃうし。
(学問として見てる人なんていないかもだけど)


にょ





あと、もうひとつ残念なことは、、

精神分析を受け続けると、葛藤の壁を乗り越えないといけない状況に必ずぶち当たるんだけど、、

それが辛すぎて、行くの止めちゃった、という人が多いこと。


そういう人は大概、「もう俺には必要ない」とか、「金の無駄だ」とか、「あの臨床家はダメだ」とか言って、
自分が精神分析を続けないことを正当化するのよね。


実際は、壁に立ち向かう勇気がないだけなんだけどなあ。


ただ、この壁に向かう勇気は、臨床家がうまく引き出してあげるべきで…。
なので、その引き出し方が未熟だ、というのは否めないのです。猛省します。



いやね、根本治療を目指す精神分析は、

傷をきちんと癒してから前に進む、というのが治療の道。


傷と向き合うのが苦しいということは、
正直、自分だって教育分析(実際に分析を受けること)をして痛いほど知っているんだけど、、


壁にぶち当たったときこそ、「よし、自分を変えて、絶対幸せになってやる!」と思えたら、

そこから先に、今まで見えなかったものが見えてくるのになあ、
そこで止めちゃもったいないのになあって思うのれす。



夢分析をした後に、無意識に追いやっていた記憶が掘り起こされて、
気分が悪くなる人もいれば、頭がショートして帰り道の記憶がない、っていう人もいるみたい。

そこまでしてやることない、とか、過去には触れずに前だけを向いていけばいい、って言われたこともあるし、

私個人的には、それも一理あるな、と思うのだけれど、


苦しい思いを乗り越えて、それでももっと良くなろう、良くしよう、って思えるクライアントたちは、
本当にものすごく強い人だし、心から幸せになりたい人たちだと思う。


***


保険が使えない上に、治療に時間がかかるわ、即効性を感じられないわ、じゃ、
贅沢なお金の使い方だとは思うけど、

ここは、触れた人にしかわからない世界があるような気がする…。

経験しないとわからないって…それもまた、残念なポイントだよね。。
うまく伝えられるよう、努力しよ。。


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占いと心理学

2014-02-25 00:05:08 | いろいろ精神分析
占いは好きですか?

私は結構好きです。初詣に行けばおみくじも引くし、
香港や台湾、アメリカのニューオリンズでも占ってもらいました。

(ニューオリンズは、霊能力スポットで有名らしいですよ!)


だけど、占いがすべてだと信じているわけではありません。

私は心理学の理論ですべて世の中の事象は説明できるんじゃないか、と
思っているタチなので、

占いが当たる時もある、というのは、心理学的な要素が絡んでいると思っています。


心理学ではとても有名な、引き寄せの法則。
これを使って説明します。


引き寄せの法則に従えば、人は、無意識にあるものすべてを引き寄せます。
ポジティブなものも、ネガティブなものもすべてです。

じゃあ、無意識にある、という状態は何か、というと
一度でも思い描いたもの、考えたものは、もう無意識に入っている、と思っていいでしょう。


それでも、考えたことがすべて現実になるわけではないですよね。

現実にならないのはなぜか。
それは、考えたあとで、「…なわけないか」と、疑っているからなんです。

いくら「お金持ちになるんだ」と考えていても、
「…けど、働いた分しか稼げるわけないか」と思っていたら、
働いた分しかお金は手に入ってきませんし、お金持ちになることは引き寄せられません。

ちょっと脱線しますが、なので、宝くじが当たる人というのは
本気で「宝くじを買えば当たる」と信じている人だけなのです。



占いの話に戻します。


無意識にあるもの、一度イメージしたものが引き寄せられるんだから、

占いで「近い将来、こうなるわよ…」という予言を聞くことは、
引き寄せの法則を働かせるのに、とても効果があります。

特に、占いの結果を信じれば信じるほど、その予言は引き寄せられます。


たとえば。

「あなた、何年か前に分かれた彼と復縁して結婚するわよ」なんて言われたとしますね。
すると、嫌でも、「今どうしてるのかな~」って元カレを意識しちゃいます。

ここで、「いやいや、ありえない」と、占い結果を断ち切ってしまえる人には
復縁は引き寄せられないのですが、、


逆に「あ、私、元カレと結婚するのかあ~」と疑問もなく、
すんなりと受け入れられるようだと、確実に引き寄せます。

そして、不思議と、相手から連絡がきて告白される、なんつー出来事が起こるんですよ。
本当に。

それで、「占いが当たった!!」と大騒ぎになるわけです。

よく当たる占い師のところに行く人は、
すでに「この人の占いは当たるから信じよう」という、疑わない心が出来上がってますので、

占いにいって結果を聞くだけで、その結果を引き寄せるんです。







無意識にあるものはポジティブでもネガティブでも引き寄せるので、

たとえば、「あなたは一生結婚できない」とか、
ネガティブなことを占いで言われてしまった人がいたら、


すぐにその考えを止めて、「あいつヤブだな」と思って、ザッパリと占い結果を捨ててください。


もし、「占いで言われたから…結婚できないのかも」と真に受けてると、
ずーーっと「私は結婚できない」というワードだけが無意識にとどまって、

ネガティブな状況を引き寄せてしまいます。



もうね、占いとはいえ、すべての行動は、自分の無意識が動かしてるんですよーー!!
それに気づいてほしいのですが、無意識って見えないから、、なかなか難しいですよね。。



何かの目標達成をサポートするとき(コーチング)には、
必ずこの引き寄せの法則を使います。


なので、占いに行くことは、コーチングに行くことと仕組みは同じ、だと思うんですよね。

ただ、占いの方が「当たらぬも当たらぬも八卦」という面がある分、気楽なんでしょうね。
コーチングだと「自分が変わる」という、努力がベースになってしまうから。


結果を早く求めるのであれば、絶対コーチングの方が近道なんですけどね。



私の今年の占い、6月に、ビジネス的にいい出会いがあるって書いてあったなあー
そう思うとわくわくするし、本当に引き寄せちゃうのかもね~


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自己愛の強い上司の対応

2014-02-24 01:24:12 | いろいろ精神分析
機能不全家族で育った子供は、様々なパーソナリティ障害をかかえることがあります。

種類は色々あるんだけれど、
まずは、社会でも結構見かける、自己愛性パーソナリティ障害について。

以前、「毒親の連鎖を止める」というエントリーで書いたのですが、
毒親はこの障害が多いです。

wiki先生によると、

ありのままの自分を愛することができず、
自分は素晴らしく特別で偉大な存在でなければならないと思い込む
パーソナリティ障害の一類型。


とのこと。


自分の中にある「自分像」が膨れ上がってしまって、

俺は偉い、何でもできる、周りの人は俺のために働くべきだ、
自分ほどすごい人間はいない、愛されて当然なんだ、という、

自己陶酔、誇大妄想、万能感を抱いています。


言ったら、自分大好き人間ですね。自分がすべて、という人です。


そんな自己愛性パーソナリティ障害の人は、

自己愛が強く、自分が評価されている時はいたくご機嫌ですが、
批判をされるとなると、必ず他の人のせいにして激怒します。


たとえば、
「俺の企画は良かったのに、お前のプレゼンが悪いから営業取れなかったんじゃないのか?」とか、

「馬鹿ばっかりで、俺のすごさをわかるやつがいない。」

「俺を誰だと思ってるんだ、俺のためにもっと仕事しろよ」

という感じでしょうか。
こんな上司がいたら、部下はしんどいでしょうね…
モラハラの域です。


私は実際、自己愛性パーソナリティ障害だった(であろう)社長の秘書をしていたことがあります。

スケジュール調整や、顧客管理がメインの仕事でしたが、
業務の8割は、常に社長をご機嫌でいさせる、ということで、

社長にとっての精神安定剤なのかな?という感じでした。



機嫌を損ねないようにするにはどうしたらいいか、
自分がストレスを貯めないようにするにはどうしたらいいか、

心理の理論も活用した上で、対応策を編み出して、結局4年くらい働きました。


もしあなたの上司も自己愛性パーソナリティ障害ちっくなのであれば、
その対応策、少しは参考になるかもしれないです。

いくつか書いてみますね。









1、まず、「この人は赤ちゃんなんだ」という認識をする

いくら仕事ができたって、社会的な評価が高くったって、精神的には5歳児。

「ママー、私を見て!」「こんなことできたよ、褒めて!」という世界から抜け出せていません。

「上司のくせに」とか「社長のくせに」とか思うと、
理想像とのギャップにイライラが募るので、あくまでも、相手は赤ちゃんだと思うようにするんです。


2、対応は、母親的態度で臨む

イメージ的には、「しょうがないわねえ、よしよし」と、頭をなでる感じで接します。
そして、ご機嫌でいさせるためには、とにかく「まなざしを送る」&「褒めまくる」です。

まなざしは、「興味を向ける」でもいいです。

「ちょっと顔色悪くないですか?」と少し気にかけるだけでも、
「この人は自分のことを見ててくれてる人だ」とご満悦になります。


また、不思議なことに、精神年齢が低いからか、いくら口先で褒めても、
馬鹿にされたとは感じないようです。どんどん褒めてあげてください。

子供は「そうだね~、よくできたね、すごいすごい」と、
本心でなくても言葉で言うだけで満足するのです。


3、いつでもニュートラルな精神状態でいる

相手は赤ちゃん。こちらのリクエストについては、応じてくれる時とそうでない時があります。

赤ちゃんが思い通りに動いてくれないのは当たり前ですので、

拒否されても、おどおどすることなく、「あ、今日はご機嫌ナナメな日ね」くらいに考えて
暖かく見守りましょう。


自己愛性パーソナリティ障害の人は、他人が自分の影響を受けて、イライラしたりおどおどしたりするのを見るのが大好きです。
というのも、「俺は人の感情をコントロールできる!」という自己陶酔、万能感に浸れるからです。

なので、言動に過剰に反応してしまうと、「俺はこいつをコントロールできる」と思って
もっともっとコントロールしようとしてきて、それまで以上に態度が横柄になるでしょう。


それを避けるためにも、常にニュートラル。
イライラ、おどおどは見せない方が得策です。


4、「あなたしかいません」は最高の言葉です

そして、何か不都合があると、相手はあなたのせいにしてくるでしょうし、
散々に頭ごなしに怒られることがあると思います。

そういうとき、実際に失敗をしたなら反省をする必要はありますが、
へこみ過ぎる必要はありません。

人は、カーッと頭に血が上ったときは言い過ぎるもので、
特にこの自己愛性パーソナリティ障害の人は、
自尊心が傷つかないように、無意識の防衛機制として攻撃をしているだけですので

怒っているのはあなたを凹ませたいわけではなく、
「自分は偉いんだぞ!お前は俺の奴隷なんだぞ!」というのをわかってもらいたいだけです。


弱い犬はほえる、というのと同じですね。


なので、凹んでいる演技をしつつ、

「怒らせてごめんなさい、けど、先輩にしか見つけられないミスでしたね。さすがです」
「僕にそうやって厳しく接してくれるのは先輩だけです」

というのを見せると、満足して怒りは収まります。


***


総合的に見て、それなりに精神年齢が成熟していないと、対応は難しいですね。

自分も同じように自己愛が強い場合、精神年齢は子供のままですので
「なんでこいつだけ好き勝手やってんだ、俺だって賞賛されたいのに」という不満がたまります。



なので、対応策を書いておいてなんですが、、

基本対応は、パーソナリティー障害だな、という人から離れること。
疲弊してしまう前に、部署を変えてもらったり、転職をしたり。


そして、対応するのであれば3年以内くらいに。

自己愛の健全な人でも、パーソナリティー障害の人のそばにいることで
無意識の中のコンプレックスが刺激されて、精神が病理に侵されるリスクがあります。

精神疾患って移ることもあるんですよ。。

実際私も、3年経過したところで体を壊した時がありました。。
ストレスが積み重なっていたようです。


もし、3年以上一緒にいられる人がいるとしたら、その人の自己愛も不健全ですね。

「私はこんなすごい人と一緒に仕事ができているなんて幸せ」、
「一緒に仕事ができるのは私にも才能があるからなのね…」的な。

オウム真理教の信者と同じような心理構造でしょうね。
だいぶ病んでます^^;




危険なものから離れる勇気。
自分を守るために、逃げるが勝ち、ということもアリだと思います。



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メンタルトレーニングの重要性

2014-02-22 12:14:28 | いろいろ精神分析
ソチオリンピックでの、フィギュアスケート真央ちゃんの話。

ショートで、今までに見たことがないような失敗をしたあと、
フリーではそれを挽回するような、見事なスケーティング。

涙が出ました。

前日の失敗にとらわれずに、よく1日でここまで回復させたな、と思いました。
頑張った、なあと。


推測だけど、

「失敗したらどうしよう」という1日目から、
「もうやるしかない」という気持ちに変わったんでしょうね。

あそこまで点数に差があると、逆に気持ちを切り替えやすいのかもしれないけど、、
きちんと切り替えられて、実際に結果を残したというのは、さすがです。


ただ、やっぱり、ショートでのミスがなかったら!という感じが否めない。。

誰もが、あの失敗は、きっと緊張からだろうなあって思っただろうし、
真央ちゃん自身もそう思っているはず。。

メンタルトレーニングをもう少し専門的に取り入れたら
なにか違っただろうになあ…と思ってしまいます。。



これは推測だけど、

もしかしたら、両親やコーチなどから

「応援してくれる人に感謝をしなさい」
「みんなが応援してくれてるんだから、頑張らないと」

とか言われていたかもしれないなあと。


んで、「応援してくれる人たちを喜ばせたい!」っていう気持ちが、どこかで


「がっかりさせてはいけない、だから失敗はしちゃいけない」


というネガティブな言葉に置き換わってしまったんでしょう。


「失敗しないように」と考えれば考えるほど、
どうしても、失敗するイメージばかりが頭に浮かんでしまう、というのが心理の法則。


メンタルトレーニングのサポートをするときは、
この失敗のイメージを成功のイメージに変えるべく、誘導を行います。

プレッシャーに強い選手は、
いくら失敗しても、「次は大丈夫」という成功のイメージを作り出す力があるんでしょう。








真央ちゃん、フリー後のインタビューで、「恩返しが出来たと思う」という言葉を2回も言ってました。


きっと普段から、「結果を出して、恩を返さなきゃいけない」という
プレッシャーを感じてたのかな、と思いました。


そんなこと気にすることないのに。



もともと「恩を返したい」という言語だったのに、
無意識の中で「返さなきゃいけない」とすりかえてしまうこと。

こういうことをしがちな人には、あるタイプがあります。


それは、

「~~すべき」「~~でなくてはならない」という言葉をよく使う人。

朝ごはんは食べるべき、夜更かしはしないべき、結果は苦労しないと得られないものだ…

など、すべてにおいて例外を排除するタイプの人です。

「別にいいじゃない」という観念はあまりなく、完ぺき主義者になります。


真央ちゃんは、きっとそういう言葉に囲まれて育ってしまったんでしょうね。。。





けど、昨日、一晩明けてのインタビューを見てたら、
結構さっぱりした顔をしていて。

本人的に満足したのなら◎

このまま悔しさが執着になって、スケートが楽しくない状態になったらもう、
負のスパイラルに陥って、ポジティブなことを引き寄せない。

続けてもらいたい、という人は多いだろうけど、
私はここで一旦やめる道を強く勧めたい。

もし続けるのであれば、メンタルサポートを入れるといいと思います。


人生においてもメンタルトレーニングは重要です。
口癖が自分を追い詰めてないか、客観的に確認しながら、
毎日ハッピーに過ごしたいですね^^

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恋愛と精神分析

2014-02-16 23:47:13 | いろいろ精神分析
「引き寄せの法則」というのをご存知ですか??

これは、人は、イメージしたものを引き寄せながら過ごしている、ということで
言いかえれば、「思考は現実化する」ということです。

今までに何人もの人が同じようなことを本に書いていて、
実際、イメージトレーニングの重要性は多くの分野で証明されています。






スピリチュアルと思われるかもしれないけれど、
潜在意識の世界があることを考えても、実際に起きたことを考えても、臨床例をみても、

この法則は確実。


なので、恋愛場面においても、
もし、いいパートナーと出会いたい!と思っているのであれば、

理想像をイメージして、モンタージュを作っておくことが重要なんですね。


ただ、引き寄せるのは、無意識レベルにあるもの。

成功している人達はなぜ成功を引き寄せられたのか、というと、
目標を達成するまでの筋道や、達成している姿を、何度も何度も思い描いて、
無意識に刷り込んでいるからなんです。


なので、例えば、年収の多い人と結婚したい場合、

口で言っているだけでは、まだまだ弱いです。

きちんと、年収が多い人と付き合っているイメージが湧いて、
しかも、無意識レベルに落とし込めている状態にまでしていないと引き寄せられません。

もし高年収の人と出会いがあったとしても、イメージが固まっていない状態であれば
結局は付き合うまでに至らないもんなんです。


あと、不倫から抜け出せない女性や、浮気症の彼氏を捨てられない女性…
こういう人達にも、ダメンズを引き寄せる原因(無意識)があります。


ちなみに、私はどうして結婚できないんだろう…と悩んでいる女性については

結婚しているイメージが湧いていなかったり、

私なんか結婚できない、とネガティブな無意識を持っていて、
それが縁を遠くさせていたり、

「結婚生活は苦しいものだ」という、誤ったイメージを持っていたり。


無意識は人それぞれだけど、必ず原因があるものです。


そこで、その無意識をさぐるのに有用なのが、夢分析。

夢を分析することは、
その人が無意識的に結婚をどう思っているのかを探る近道になるんですよね。


***


数年前、私、婚活をしていた時期がありました。

引き寄せの法則は知っていたので、もちろん、
理想の人を紙に書き出して、こういう人と結婚して家庭を持って…という
イメトレを毎晩のように行っていました。


婚活パーティーなどにも参加して、努力を続けていたというのに、
中々しっくりくる人に出会えない。

どうしょうもないので、何が原因なのか、スーパーバイザーに夢分析をしてもらうことにしました。

いくつかの夢を伝えたところ、うちの師匠が気になったのは、
私が、部屋でウサギのぬいぐるみを燃やしている夢でした。


この時に重要なのは、私にとってウサギが何を意味するか…です。

人によって違うと思うけど、

私が連想するのは、ウサギ=泣かない(鳴き声をあげない)、攻撃しない、というイメージと、

昔に読んだ神話(仏話?)で、神様へのお供え物を見つけられなかったウサギが、
「僕を食べて」と自分から火の中に飛び込むっていう話があったなあ~ということ。


まあ、教育分析と言って、師匠にはこれまでに様々な話をしているし、
その流れがあったから、というのもあるけど、

「そのウサギはあなた自身のことじゃないですか?」と。

そんでもって、火に飛び込むウサギ=「自己犠牲」というキーワードが、
私の頭の中で「結婚」と結びついている、という結論に至りました。


無意識に、結婚=自己犠牲 だと思ってたということです。
まあ、、言われてみると、実際にそう思ってたかもなあ、と心当たりがあって。


誰と付き合っても、

約束をドタキャンされたり、メールをしても連絡がないまま待たされたりということがあって、

薄々と「彼女なのに大事にされてないなあ」と思うことはあったんですよね。

けど、いつも、自分の気持ちを押し殺して、我慢することでしか、
恋愛を長続きさせる方法はない、と考えていました。

そして、結婚となれば尚更、と。


引き寄せの法則で言うと、

無意識で「結婚=自己犠牲」と思っているわけなので、

どうりで、大事にしてくれない人を引き寄せるわけです…。


このおかげか、無意識が少し書き換えられたらしく、
その後、幸せなことに、我慢しないでも付き合える人と出会いました。
向こうも私に我慢していることはあまりないようです。

本当楽ちん。


夢分析で無意識を知って、無意識を書き換える。
そうすることで、引き寄せたいものを確実に引き寄せられるようになるんですよね。

引き寄せの法則って、そういうこと。


夢分析、あまり知られてないけれど、一度試してみる価値はあるやも。



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