奄美自然観察記

高のフィールドより

雨に濡れて咲く  ナギラン

2023-06-14 18:01:27 | 植物

朝夕は雨の降る天気でした。昨日のオサラン同様、今日も雨に濡れたラン科ナギランの花を観ることが出来ました。ナギランは、本州の関東南部以西から奄美・沖縄にかけてみられ、葉が常緑高木のナギに似ているところから、この名が付いたようです。光合成をおこなうと同時に、菌類に栄養依存もしている部分的菌従属栄養植物です。蕾もありましたが、すでにくたびれ始めている花も観られました。雨のためか花弁が十分開いていなかったのですが、白い唇弁の内側には紫色の斑紋があるのが分かります(写真3枚目)。

 

5年前の今日  10年前の今日 

 

【島口バージョン】(キシゆむた)

ひかんまよね方や、あむぃぬ降りゅん天気だりょうた。きぬぬオサランとぅ同じ、きゅうだかあむぃぬ濡れぃたんラン科ナギランぬ花ば、にゅんくとぅぬでけりょうたっと。ナギランや、本州ぬ関東南部以西ら奄美・沖縄じにゃあってぃ、葉ぬ常緑高木ぬナギとぅ似しゅんどろら、くん名ぬ付ちゃんあんぶぇじゃ。光合成ばしゅんとぅまあじん、菌類ら栄養ばむらとぅん部分的菌従属栄養植物だりょっと。すぼみっくゎだかありょうたんじゃが、きっさなえなり始むぃとぅん花だかにゃあたっと。あむぃぬたむぃか花びらぬちゃんとぅあっしゅらんたんば、しるかん唇弁ぬ内側じや紫色ぬ模様ぬあんくとぅぬ分かりょっと(写真3枚目)。

 

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