冬にはすべての葉が落ちる落葉樹のアブラギリ、その若葉が出始めて
います。昨年は4月下旬に美しい花を咲かせていました。若葉のアブラ
ギリも近くで見つめると意外と美しく、すでに花芽も出始めていました。
中国が原産のアブラギリは、その実から油がとれることで持ち込まれた
地域もありますが、奄美でもすでに野生化しているようです。
【島口バージョン】(キシゆむた)
冬や葉ぬ全部いてぃんアブラギリ、うんわーさん葉ぬいじ始めとぅりょう
たっと。くずや4月ぬ終わり頃きょらさん花ぬ咲しゅりょうたが。わーさん
葉ぬアブラギリだか近かさなんてぃゆんまにいばきょらさぬ、なぁきっさ
花芽だかいじ始むぇとぅりょうたっと。中国がくんきぃぬうーむとぅぬアブ
ラギリや、うん実ら油ぬでけんちし持ち込まったんどろもありょうんじゃが、
島じだかなぁきっさうんぼてぇなんてぃあんにししゅりょっか。
では紅葉する落葉樹が少ないように聞きました
が、アブラギリのように落葉樹がいくらかある
ようですね。あれはカエデ科に関してのみの話
でしたか?
若葉は目に優しく保養になります。
いまがそのシーズンです。
は少ないものの落葉樹もいくつかあります。このアブラギリやイイギリなどのほかに、ハゼノ
キやシマウリカエデなどがあります。また、照葉樹でありながら落葉するヤンバルアワブキや
シマタゴなどのような木もあります。