奄美自然観察記

高のフィールドより

大木倒れる  イタジイ(スダジイ)

2014-08-06 18:53:43 | 植物




台風11号が近づきつつあって、夕方から少し風が強めになってきました。台風が来る前にと、午前中は調査で湯湾岳の森に入りました。森のなかで、これまでも何度か撮影していた(写真1枚目、今年2月撮影)かなり大きなイタジイの大木が倒れていました。おそらくこの間の台風12号のときに倒れたのでしょう。根の周りが大きくえぐれていて、赤土が剥き出しななています。ちょっとショックでしたが、でもこれで終わりではありません。根がまだ少し土の中に残っていますので、何年か生き続けて、大きな幹から新しい枝が立ち上がって命をつないでいきます。大木が倒れた周辺は光が差し込んで、新しい植物たちの命も芽生えてくるでしょう。台風は森の若返りの役割の一旦も担っています。

5年前の今日

【島口バージョン】(キシゆむた)
長くなりましたの省略いたします。すみょうらん。


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