


東シナ海側の海岸近くにあるアオギリが花を咲かせ、その花から実になっていく様子を観ようと訪れたら、たくさんのアオバハゴロモが付いていました。アオバハゴロの幼虫は、尾の端から白い蝋物質を分泌して全身にまとうため、枝に白い粉が付いているだけのように見えます。成虫は子どもの頃から馴染みが深く、方言で「ハト」とか「ハトっくゎ」と呼んでいました。もちろんこれは、体長(翅の先端まで)が、約1cmほどの緑色の前翅をもつ三角形の形から、そう呼んでいたのでしょう。いずれも、指で突いたりすると飛び跳ね、成虫はそのまま飛んで行くので、子ども頃は面白がってよく飛ばしていました。成虫は、メジロなどの小鳥類がよく捕食しているようです。



東シナ海側ぬ浜近さじあんアオギリぬ花ば咲かし、うん花ら実ちなてぃいきゅんどろばにょっち行じゃっとぅ、いっぱいぬハトっくゎ(アオバハゴロモ)ぬ、くっかとぅりょうたが。ハトっくゎ(アオバハゴロ)ぬくゎっくゎ虫や、じぶぬ先らしるかん蝋ばいじゃし、どぅ全体ちかぶりゅんかな、枝じしるかん粉ぬくっかとぅんだけにしにゃあれぃっと。ふっちゅ虫や、わらぶぇぬ頃らいちんけんにしゅてぃ、方言し「ハト」ちんきゃ「ハトっくゎ」ち言しゅたっと。当たり前ありょんばくぅれぃや、どぅうぬ長さ(翅ぬ先がれぃ)や、てーげ1cmべりぬ緑色ぬ翅ばむちゅん三角しゅんだっから、うがし言しゅたんだろや。でぃるあたんち、いゅぶぃしつちゃりすぃれぃば、とぅび跳ねてぃ、ふっちゅ虫やうんままとぅでぃ行きゅんかな、わらぶぇぬ頃や、ちょぶぇしひったとぅばししゅりょうたっと。ふっちゅ虫や、スィバムィんきゃいなさんトゥリっくゎぬ、ちかむぃてぃかどぅりょうたっと。