今日は一日中ほぼ曇りで、雨は降りませんでした。南部の森の中で、木の幹にいた体長約1,5cmほどの小さなカマキリのサツマヒメカマキリの幼虫を観ました。最初は翅がない小さなカマキリなのでヒナカマキリかと思って、そのように書いたのですが、その後読者の方からコメントをいただき、ヒメカマキリの幼虫ではないかとのご指摘を受けました。それからさらに別の方からのコメントで、「ヒメカミキリとヒナカミキリは卵で越冬するはずです。12月に幼虫なので、幼虫越冬するサツマヒメカミキリと思われます。」とのご指摘を受けました。私の手元にある『昆虫の図鑑』(南方新社)でも、サツマヒメカマキリは「幼虫越冬で初夏に羽化」となっていますので、このカマキリは、サツマヒメカマキリの幼虫だろうと思われます。
【島口バージョン】(キシゆむた)
長くなりましたので省略いたします、すみょうらん。
これはヒナカマキリでなく、ヒメカマキリの幼虫です。
見分け方のポイントは顔の形と腹部です。眼の痛くなるような悪い画像でもこれらを比較すると分かると思います。2番目の画像の脚の関節部に突起も見えます。
手元の『昆虫の図鑑』(南方新社)によりますと、確かにサツマヒメカマキリは「幼虫越冬で初夏に羽化」となっています。おっしゃるように、この個体はサツマヒメカマキリの可能性がたかいようですね。近々訂正して書き換えようと思います。ありがとうございました。