奄美自然観察記

高のフィールドより

夏の枝手久島観察会ーその1

2007-07-22 18:58:28 | その他


奄美大島の南西側のはずれに位置する枝手久島(えだてくじま)は、面積
5,81k㎡の奄美群島最大の無人島で、最も小さい有人島・与路島(よろじ
ま)の約半分位の大きさです。宇検村宇検からは目の前にありながら、海
を隔てているためなかなか訪れる機会のない島で、私は20年ぶりの訪島
でした。



宇検村宇検の艀から船をチャーターし、参加者10名でいざ集発! 



すぐ目の前に、枝手久島。一番高い烏帽子岳(標高322m)が真ん中辺り
にみえ、無人島の割には結構高い。



焼内湾(やけうちわん)内のマグロの養殖をしているところのブイにいた
エリグロアジサシ2羽。



近くには、ベニアジサシも飛んでいた。赤いくちばしと脚が目立つ。



外洋に面した場所は、さすがに風当たりが強いため荒々しい岩場が多い。
所々にソテツが生え、ヤギの姿も。日曜日のためか、こんな岩場にも釣り
をする人もいた。



島を一周し、再び焼内湾へ。陽が射してきてサンゴ礁もみえてきた。



島の海岸線には、一部にヒカゲヘゴの群落もみられる。



さあ、いよいよ上陸だぁ!
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