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キヤノンEOS R5markⅡ

2024年07月01日 | 機材について
何度も噂になりながらまだその詳細がわからないEOS R5markⅡ、いよいよその発表が近づいてきたようです。
キヤノン「EOS R1」と「EOS R5 Mark II」の発表は7月の第3週?

R5markⅡスペックの詳細はまだ不明ですが、R1と同時発表ということは、DIGIC Acceleratorも当然積んでくると思われます。R1のスペックは
キヤノン「EOS R1」の電子シャッターの読み出しは1/500秒?
によれば
2400万画素裏面積層型CMOSセンサー
- 読み出し速度は約2ms(そう主張されている)
- 16bitメカシャッター
- 14bit電子シャッター
-QPAF(クアッドピクセルAF)
- 動画は6K RAW 120fps
ということですが、フル画素の動画を120fpsで読み出せるとすると、当然AFもおこないながらいうことで、QPAFでこの4倍のデータを読み出していることが考えられます。静止画の場合、撮影データはQPAFのデータを加算して使うので、加算した後に読み込むとすると動画の4倍で、ちょうど2msecでつじつまが合います。つまり DIGIC Acceleratorは今までよりも非常に高速に画像をセンサから読み出して処理できるのではないでしょうか?

R5markⅡは当然8K対応のはずですし、競合と考えられるZ8が8K60Pを実現しているので、同じく8K60P対応していると考えられます。R1がクアッドピクセルAFでR5markⅡがデュアルピクセルAFというのが納得いかなかったのですが、同じように全画素読み出しながらの動画で8K60Pの4倍の処理はできなかったので、デュアルピクセルAFとしたというのはあり得るような気がします。
クワッドAFになれば一眼のクロスAF同様完全な水平線でも合わせられますし、メリットは多いと思いますが、今のところニコンZ9にしろソニーα1にしろクロスAFに対応していないので優先度は低いのかも知れません。(ちなみに最新機種でクロスに対応しているのはOMDSのOM-1とOM-5のみ)
この推定が当たっていればR5markⅡは
4500万画素で
・読み出し速度は約4ms
・デュアルピクセルAF
- 16bitメカシャッター
- 14bit電子シャッター
となります。センサ内メモリに一時的に記憶する場合と異なり、バッファがある限りは最高速で動作可能なので、深度合成やピクセルシフトも高速でおこなえるようになりそうです。つまり一瞬であれば250fpsで撮影可能(R1は500fpsで)なはずでまさにモンスターです。

最近OM-1の深度合成を良く使います。ニコンは今のところ深度合成はPC上でしかできないので、いささか不便です。キヤノンはボディ内合成が可能なので、これがR5クラスの画質で、かつOM-1より高速で実現できればかなり魅力的です。
ニコンやキヤノンでもやって欲しい機能としてOM-1のライブNDがあります。読み出しと次の露光開始がほとんど同時におこなうようにして動画のように読み出した画像をデジタル加算することで、長秒時露出と同じ効果が得られるというものです。デジタルセンサは飽和してしまうとデータが記録できないので、明るいところで長秒時露光はできないのですが、この機能であれば最小の読み出し時間の露光で飽和しなければ、原理的にはいくらでも長時間露光をおこなうことができます。ただ読み出し時間以上高速なシャッターは使えないので、それにより使用できる最高速が決まります。OM-1は/125秒ぐらいなので、すごく明るいところだとF22まで絞らないと対応できません。μ43の場合かなり画質は低下します。これがフルサイズでF11ぐらいまで使えると、画質低下は気にしなくて良くなりそうです。そういった意味でも高速読み出しカメラがどんどん出てくることを期待しています。

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