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ソニーの2億6000万画素センサー

2024年04月22日 | 機材について
しばらく前にソニーの2億6000万画素センサーがソニーのカタログに載っているという記事を見ました。ソニーのホームページを見ると確かに載っています。
https://www.sony-semicon.com/files/62/flyer_industry/IMX811-AAQR_Flyer.pdf
産業用イメージセンサーとしての紹介なので、カメラ用途ではなさそうですが、フジフィルムのX-H2用のセンサとセルのサイズは同等、面積が5倍ほどですが、読み取りスピードもその分遅くなっています。
センササイズとしてはフルサイズの1.5倍。APS-Cとの差とちょうど同じです。
価格がどれほどになるかはもちろん判りませんが、単純に面積を大きくするだけであれば、それほど高くはならないかもしれません。
このような大きなサイズのセンサをカメラに使えないものか妄想してみました。

カメラ市場がシュリンクしているので、あまり大きな開発投資はどこも厳しい状況です。ソニーがα7でフルサイズミラーレスを出すとき、APS-Cマウント用に開発したEマウントと電池NP-FW50を使用しました。同じようにマウントと電源系はフルサイズから流用します。もちろんマウントはフルサイズ用では少し小さい訳ですが、ソニーがEマウントで成功しているところを見ると、よほどの大口径レンズでなければ問題なさそうです。マウント以外の部分についてはミラーレスであれば、センササイズによって変更しなければいけない部分はさほどありません。メカニカルなシャッターと手振れ補正機構はカメラ内に設けると、独自に設計しなくてはいけませんし、可動部が大きくなるのでたいへんですが、レンズ側に設けることにしてしまえば、本体のメカニズムは非常にシンプルなものになります。フィルムカメラでもシートフィルムを使用するものは、本体の機構は大変シンプルで、シャッターや絞りといったメカはレンズについていました。

上記のようにそれほど開発負荷かけなくてもできそうではありますが、さすがにEマウントではサイズ的に厳しいと思われれますし、キヤノンがデュアルピクセルAFではないRFマウントのカメラを出すとも思われないので、残るのはニコンZマウントとパナソニック/シグマのLマウントぐらいしかありません。フルサイズ機のハイエンドクラス+α程度の価格であれば売れそうな気もするのですが、誰かつくってくれないかなあ。

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