石巻アートカフェ再び！２

※「いもにあーとプロジェクト」の趣意書はコチラをご覧ください。 趣意書
※発足までの現場での様子はコチラをご覧ください。さぶの被災地からのアートセラピーレポート

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次のお客様は、「修学旅行で行ったのよ」と、
平等院鳳凰堂や清水寺等が並びます。
昔を懐かしむお話や、豆知識などが飛び出し、
周りのお客様も「私も修学旅行で行った」
「へ～そうなんだ」等と話が盛り上がります。





次のお客様は行ってみたいところと
美味しそうなものを合体！！
少し欲張っちゃった？と照れ笑いされていましたが、
周りのお客様に、「美味しそうー」と言われ、
「そうよねー美味しそうよね」ととても楽しそうです。





次のお客様は若い女性。
アートカフェは初めてということでしたが、
たくさんある写真の中から、可愛いものを集めました
と笑顔で答えてくれました。

何の素材を選ぶか（その人の視点）によって、
同じ場所で作品を創っていても全く違うものができるんだ。
違うから楽しいということを改めて感じました。





最後は、いつも遊びに来てくれる小さな女の子とお母さん。
大好きなお肉の写真を貼り、クレヨンでもお絵かきします。
今日は、タムさんがいろんな種類のクレヨンを
準備してくれたこともあり、椅子の上にたちあがり、
いろんなクレヨンを使って遊んだり、
夢中でお絵かきしてくれたりと、とても楽しそう。

その一方で、タムさんとお母さんは、
これは書きやすい、これは発色が良い、
これは食べても大丈夫な素材と
クレヨンの素材や値段等のお話で盛り上がります。

ボランティアできたはずの私なのですが、
なかなか見られないたくさんの素材を前に、
会話に混じりながら、触ったり試し書きしてみたりと、
お二人からいろいろ教えていただいちゃいました。







今日も、長いようで
とっても短いアートカフェの時間が終わってしまいました。
毎回、いろんな出会いがあり、
和が広がっていくのを感じます。
そして、毎回違う感動や感謝の気持ちがあふれます。

それも、毎週同じ曜日で同じ時間帯に
アートカフェを提供し続けているタムさんと、
生協のみなさん、
そして足を運んでくれる石巻の皆さんがいるから。
いつ行っても変わらず受け止めてくれる場所があるって幸せだなと、
なんだか心が和みます。

また、時間を見つけて、
石巻の皆さんの笑顔を見に行きたいと思います！！

最後に辰年にちなんで、ご紹介。
津波で流されてきた流木を、
女子美大の教授や学生さん、
そして石巻の八幡町の子供たちが、
巨大な龍木に変身させたのだそうです。
うろこを見ると、一枚一枚にメッセージが書かれています。
この昇り竜によってメッセージが天に運ばれ、
街の復興は１日でも早く、
心の復興はそれぞれのタイミングで進むよう祈っています。