IMONI ART PROJECT ~アートセラピーによる震災ケア in 福島~

小野町に避難された広野町のみなさんとのアートセラピーによる交流の様子をお伝えしていきます。

生活に彩りとうるおい

2012-02-12 12:00:00 | 宮城県石巻市
※「いもにあーとプロジェクト」の趣意書はコチラをご覧ください。 趣意書
※発足までの現場での様子はコチラをご覧ください。さぶの被災地からのアートセラピーレポート

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ワーク終了後、生協の社員さんとともに、
生協さんのイベントで作られていた杵でついた本格的なお餅
(わざわざ残しておいてくれたんです。感激!)
を食べたりお菓子をつまんだりしながら、しばし閑談。


ご自分で作った作品を
「今日は、こんなのを創ったのよ」
と嬉しそうに見せる方がたくさんいらっしゃったそうです。
自分の作品を見せて喜びを表現できるってすごい!!
まるで大きな家族のようです。
石巻のアートカフェにはそんな暖かい空気があるんです。


お客様の中には、仮設住宅には何にも色がないから、
この作品を飾るのが楽しみといってくれた方も。
ここで創られた作品が、
生活の中の彩の1つになるのかと思うと、嬉しくてたまりません。

そして、何より嬉しかったのは、
いろんなことを話したり、作品を創ったりした後の皆さんの笑顔を見られた時。
「こういう場所があることに本当に感謝している」
「この場所で久しぶりに笑うことができた」
「人との繋がりを感じた」
「ここで、新たな友人ができた」
「毎回楽しみにしてくるの」
「いつきても誰かがいるのでホッとする」

表現は人それぞれですが、お客様と生協さん、
そしてアートセラピーを提供しているタムさんが、
本当にこの場所を大切に思っていて、
その気持ちがこの暖かい場所を創っているんだと胸が熱くなりました。

少しでも力になれればと参加した私でしたが、
比較できないくらいたくさんの感動や温かい言葉のプレゼントをいただきました。
また是非石巻にきたいと思います。


ナオミ

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