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空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

高幡不動

2021-04-20 00:00:00 | 神社・仏閣巡り
土曜日が出社だったので、休めそうな日を狙って先週の木曜日におやすみしました。前日の雨が不浄なものを洗い流してくれたようにも思えるようなすっきりした青空が広がっていました。

近所の氏神様にご挨拶してから、初めての高幡不動へ。

高幡不動は関東三大不動のひとつです。
関東三大不動は、高幡不動、成田不動尊、不動ヶ岡不動尊になります。


着いてみて思ったのは、敷地が広い!
ハイキングコースや山内八十八箇所巡拝コースなどもあります。最近は神社へばかり参拝しているので、お寺への参拝の仕方が分からず、迷える子羊状態です。

◉本殿
仁王門を入って正面にあるのが本殿、その後ろに奥殿があります。せっかく来たので護摩炊きに申し込み、時間になるまで散策しようと歩き回っていました。

◉弁天堂

本殿に向かって左手前に弁天池と弁天堂があります。お線香に火をつけようと思ったのですが、どうすればいいの?とウロウロ。

本殿前のお線香が炊いている場所へ行くと、灰の真ん中に火種があると書いてありました。

戻って火種を探したのですが、よくわからない😭ただなんとなく真ん中あたりをグリグリしていたら火がついたので、灰の中に立てると今度はお線香の灰が手に落ちて熱い💦人がまばらでよかった。

◉土方歳三像

なんの予備知識もなく訪れた高幡不動でしたが、弁天堂の入り口付近に土方歳三像があり、ゆかりがあるの?と不思議に思っていました。それは大日堂の拝観で謎が解けました。

◉大師堂
弘法大師(空海)様が祀られています。

◉聖天堂

◉お鼻井戸
「建武2年(1335年)8月4日
夜の大風の為、不動堂が倒れた折
不動尊像が落ちて鼻をついた所と
伝えられています。」
とあります。


◉大観音像


奥殿の拝観と参拝


奥殿(寺宝展)は朱塗の建物で鮮やか。拝観もできるようになっています。賽銭箱の1メートルほど手前に天井から紫と緑と水色だったかな?、リボンが垂れ下がっていました。これ、なんだろう?と少し引っ張ってみたりして。わからないので、とりあえずふつうにお参り。ガラス戸の向こうに不動明王さまが見えました。

次に参拝に来た方が、そのリボンを手に持ちお参りしていたので、参拝が終わったのを見計らって声を掛けて教えていただきました。
「手に巻いてお参りすると、ご不動さんとご縁が結べるんですよ。あなたもぜひやってみてね」とにこやかに答えてくださいました。


「古来日本一と伝えられる平安時代の丈六不動三尊」とあります。

不動明王坐像(平安時代・重要文化財)
矜羯羅童子像(平安時代・重要文化財)
制咜迦童子像(平安時代・重要文化財)

後で奥殿の展示物を拝観したのですが、順路の最後は御堂になっていて、よく見るとお不動さんの指先とさっき垂れ下がっていたリボンの先が、繋がっていました。ご縁を結ぶという意味がわかりました。





新撰組との関係が解明!
鳴り龍体験に感動


鳴り龍ってなんだろうと思いながら、拝観入り口の大日堂の右側の建物へ。


手前に仏足がありました。拝観料を払って中へ入り、渡り廊下を歩いて本堂へ。右回りが順路だったのですが、間違えて左回りに。歴代の和尚さん?(呼び名がわかりません)の肖像画がいくつか飾られている部屋の畳の上に寝転んでいる人を発見😅入ろうとしたら、寝ていたのでびびりました。相手の方も焦っていましたけど(笑)。何かと対峙されていたのでしょうか。

さらに先を行くと、壁いっぱいに位牌が並ぶ場所へ。人が全くいないので、少し怖かったのですが、奥へ進むと真ん中辺りに土方歳三の写真が飾られていました。

高幡不動がある高幡山金剛寺は、新撰組の土方歳三の菩提寺だったのですね!土方歳三の位牌や新撰組隊士慰霊の大位牌がありました。

そこを抜けるとぐるりと回って帰るかたちになるのですが、鳴り龍の前に。拝観せず、お参りだけの方用に襖が少し開けられていました。私はよくわからずに、大日如来像の近くまで進み、書いてあるとおりに柏手を打ちました。すると不思議な音色がしてびっくり。さらに天井を見上げると、龍の絵が描いてありました。

京都にも鳴り龍があるそうですね。私は初めてだったので、感動しました。誰もいないので、貸し切り状態。贅沢な時間を過ごすことができました。

まだまだ見所が満載ですが、今回は駆け足にてこの辺で終わります。やさしい雰囲気のご不動様に会いにまた行きたくなる癒やしの場所でした。


高幡せんべい🍘がいただけました。😊