空想のねじ

好奇心のおもむくままに、チャレンジしたこと、行動したこと、感じたこと、思ったことを綴っていこうと思います。

木曽路の神社巡り

2024-08-31 08:08:00 | 神社・仏閣巡り
赤沢美林へ向かう途中の山道に、突如現れた木の鳥居。帰りに寄ろうと決めていました。その神社は、姫宮神社ーー。

「今から800年前、安徳天皇の御代、源平の争いがあり宇治の戦に敗れた後白河院の皇子高倉宮以仁王の姫君(御年15才)は、平家の追手を逃れて京都から美濃を経て木曽路へ来られた。小川の里、島部落で発見されて麻畑に身を隠したが、村人は後難をおそれてかくまってはくれなかったので、西の方、高倉峠を越えてこの地に至り、ついに逃れるすべもなく、自らこの淵に身を投げて若い生命を絶った悲しい伝説が秘められている。この先200mに姫宮を祀った姫宮神社がある。」
と姫渕の説明書きにあります。

鳥居の柱の裏側。ご縁が深いのでしょうか。
吊り橋を渡ります。

吊り橋を渡った先には、神社への細い道が続いていました。



★姫宮神社
1〜2分といったところでしょうか、お社がひっそりと鎮座していました。
人影もなく、訪れる人もさほどいない印象を受けました。静かにお詣りができました。
日本伝承大鑑によれば、高倉宮以仁王の姫君は東国に落ち延びたとされる者はおらず、京都で生涯を終えているとありました。

姫宮神社 | 日本伝承大鑑

【ひめみやじんじゃ】上松町の市街地から西へ進み、赤沢自然休養林へ向かう一本道の途中に木製の吊り橋がある。これが姫宮神社の入口になる。この神社の祭神は以仁王の姫君...

日本伝承大鑑

 
本当のところはどうなんでしょうね。

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くるまやでお蕎麦を食べた後は、御嶽山大和本宮へ。じつは中山道を走っているときに山の中腹にある大きな神社が目に入ったのです。大きな大きなお社。それが御嶽山大和本宮でした。お盆というのもあって、祖父が信仰していた御嶽山に呼ばれたのかな?(笑)


☆印が神社、背景に見えたのは御嶽山(おんたけさん)でした。


 ご祭神 
◎御嶽大神(以外、三神の総称)
 国常立尊
 大己貴命
 少彦名命

昔ながらの神社のご祭神は、錚々たる神様方ですね。
比較するものがないのですが、大きさ感がわかりますか?

私の目線で見える景色がこれです。

◎晴明瀧

お不動様が祀られていました。

御嶽山といえば、2014年の噴火が記憶に新しいと思います。たくさんの方が犠牲となり、ショックを受けました。

改めて、この辺りはフォッサマグナに近いのだなと、地図を見て思いました。諏訪湖は、糸魚川・静岡構造線、中央構造線の交わる場所。
もともと日本は東と西に分断されていて、フォッサマグナによって繋がったといいます。富士山も入っていますね。能登の地震も糸魚川・静岡構造線の影響でしょうし。プレートが動くと、連動して噴火を誘発することを考えたら、日頃の備えと正しい知識は必要なのだなと思います。

備えあれば憂いなしーー。

辰年は水害の多い年といわれていますが、気象予測では夏の気温が高いとラニーニャ現象が発生する確率が高くなるといいます。大雨も発生しやすいと。

危機感を持って行動しなければ、と思う今日この頃です。


※画像借用

鎌田浩毅の役に立つ地学:日本の活断層/1 中央構造線/上 | 週刊エコノミスト Online

「内帯」と「外帯」に地質を大分断/125  日本には大きな災害を引き起こす活火山とともに活断層が数多くある。日本列島で最も長大な大断層帯は、関東から四国まで長さ1000...

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夏休みの一日

2024-08-18 08:08:00 | 日記
先週の数日間は姪っ子がインターンで東京に来ていました。平日ということもあって、いつものように相手はしてあげられなかったのですが、毎日私より忙しそうでした。でも、毎日楽しそう(笑)。ちょっぴりうらやましい伯母でした。☺️

そのまま夏休みに突入したので、一緒に帰省。母も連れてドライブがてら木曽へ。

阿寺渓谷





エメラルドグリーンが美しい大桑村の景勝地です。9月までは交通規制がされているので、上まで車で行くことはできません。10時前には着いたのに、駐車場は満席。思いつきでは行かない方がいい場所ですね。💦景色が素晴らしく、川で泳いでいる人たちが気持ちよさそうで羨ましかった☺️。



トレッキングやキャンプなどもできます。
入り口付近の写真だけ撮って、次の場所へ。

日本三大美林の一つです。
ここに来るのは2度目で、かなり久しぶりでした。今回は母がいるので、トロッコに乗ってみました。往復25分という短いものですが、楽しめました。




トロッコに乗っている時の説明でびっくりしたのですが、伊勢神宮の式年遷宮の時はここの檜が献上されているのだそうです。

そういえば、入り口付近で「御神木来曳車」を見つけて、後で読もうと写真を撮っていました。


日本人が大切にしている自然への感謝の気持ちが今も受け継がれているのだなと感慨深くなりました。

トロッコから見えた御神木となった木の切り株。基準がとても厳しいらしいです。

駐車場の近くにある吊り橋を渡り、川へ降りてみました。



森林浴で心も体も癒されました。姪っ子の大学の課題制作の材料集めでもあったのですが、写真や動画などをいろいろ集められて満足してくれてよかった☺️。

お昼はくるまやのお蕎麦。
本店は蕎麦が終わってしまったとのことで、道沿いのお店へ。本店のお蕎麦が久しぶりに食べたかった!