赤沢美林へ向かう途中の山道に、突如現れた木の鳥居。帰りに寄ろうと決めていました。その神社は、姫宮神社ーー。
鳥居の柱の裏側。ご縁が深いのでしょうか。
私の目線で見える景色がこれです。
◎晴明瀧
お不動様が祀られていました。
「今から800年前、安徳天皇の御代、源平の争いがあり宇治の戦に敗れた後白河院の皇子高倉宮以仁王の姫君(御年15才)は、平家の追手を逃れて京都から美濃を経て木曽路へ来られた。小川の里、島部落で発見されて麻畑に身を隠したが、村人は後難をおそれてかくまってはくれなかったので、西の方、高倉峠を越えてこの地に至り、ついに逃れるすべもなく、自らこの淵に身を投げて若い生命を絶った悲しい伝説が秘められている。この先200mに姫宮を祀った姫宮神社がある。」
と姫渕の説明書きにあります。
鳥居の柱の裏側。ご縁が深いのでしょうか。
吊り橋を渡ります。
吊り橋を渡った先には、神社への細い道が続いていました。
★姫宮神社
1〜2分といったところでしょうか、お社がひっそりと鎮座していました。
人影もなく、訪れる人もさほどいない印象を受けました。静かにお詣りができました。
日本伝承大鑑によれば、高倉宮以仁王の姫君は東国に落ち延びたとされる者はおらず、京都で生涯を終えているとありました。
本当のところはどうなんでしょうね。
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くるまやでお蕎麦を食べた後は、御嶽山大和本宮へ。じつは中山道を走っているときに山の中腹にある大きな神社が目に入ったのです。大きな大きなお社。それが御嶽山大和本宮でした。お盆というのもあって、祖父が信仰していた御嶽山に呼ばれたのかな?(笑)
☆印が神社、背景に見えたのは御嶽山(おんたけさん)でした。
ご祭神
◎御嶽大神(以外、三神の総称)
国常立尊
大己貴命
少彦名命
昔ながらの神社のご祭神は、錚々たる神様方ですね。
比較するものがないのですが、大きさ感がわかりますか?
私の目線で見える景色がこれです。
◎晴明瀧
お不動様が祀られていました。
御嶽山といえば、2014年の噴火が記憶に新しいと思います。たくさんの方が犠牲となり、ショックを受けました。
改めて、この辺りはフォッサマグナに近いのだなと、地図を見て思いました。諏訪湖は、糸魚川・静岡構造線、中央構造線の交わる場所。
もともと日本は東と西に分断されていて、フォッサマグナによって繋がったといいます。富士山も入っていますね。能登の地震も糸魚川・静岡構造線の影響でしょうし。プレートが動くと、連動して噴火を誘発することを考えたら、日頃の備えと正しい知識は必要なのだなと思います。
備えあれば憂いなしーー。
辰年は水害の多い年といわれていますが、気象予測では夏の気温が高いとラニーニャ現象が発生する確率が高くなるといいます。大雨も発生しやすいと。
危機感を持って行動しなければ、と思う今日この頃です。
※画像借用