ピクトスクエア上で開催の
日本史オンリー同人誌即売会「時の旅人」
いよいよ6/9となりました。
主催でございます。
さて、主催は「配置」ができるのですが
「自動配置」もできるのがピクスク、オンラインイベント。
しかしシステム上の関係で、これが自動と言ってもランダムではなく
「申込順」なのです。
配置について考えたことがありますのでお話しします。
イベントというのはリアルイベントでも
配置に対するクレームというのは昔からありがちなのではと思います。
例えばリアル即売会の場合は
「合わないサークルと隣接して不快だった」
「場所が悪くて誰も通らない」
「隣が大手?うちのスペース前を人が塞いだ」
そんなとこですか。
同人誌即売会はアピールの場であり、楽しい場でもあるからね。
しかし上記のようなものはほぼ「物理」
の問題です。
Web即売会で隣接と言ってもリアルで同席はしないよ!
大手列でスペース塞ぐ前にサーバが落ちますw
そこで残る問題は「場所」になります。
ちょっとこちらをご覧ください。
ピクスクの「自動配置」とは、申込順です。
したがってマップは左上①から詰まります。
てことは何かい
早々と申し込みしていただいた方が①エリアに…
キャラ操作はBダッシュできたっけ?「会場内走らないで下さい」
なので歩行のまま、下の入り口から中央大通りを進むわけです。
ということは、ぶっちゃけ言いますね。
一番いい場所は中央。
「売上」をめっちゃ気にするサークルほど
「最初に申し込むのは損だな。だって誰も来なさそうなんだもの。
頃合いを見計らって、中央付近の良い位置か
手前を狙いたい」
てならんか?という。
そうすると、申込は「後の方が得」とかなりませんか。
しかし、後で申し込むと問題②
中途半端に100埋まらないと、手前の「こ」エリアは
ドーナツ状に空いてしまいます。
人は商店街手前の3店舗シャッターが降りていると「何もない」で帰るのでは…
(なんかの本にあったわ)
というわけで、左奥のみ手動配置もありか
と思いましたが、そうするとなるほど
左奥は?右奥は?になります。
「不公平だから全部手動にしろ」にならんか。
(あ〜。しかし私もそこまで暇がない^^スマン)
手動だと「主催が一番いい場所取りやがって…」にもならんか。
それもいやだなあ。じゃあどのサークルをどう配置にするわけ?
あみだくじ?とか…
そして最大の問題は
「コンセプトとズレる」
エリア、ジャンル分けという「カテゴライズありき」は
あれは二次創作の方法論にすぎません。
コミティアのカタログでも議論されてましたが
個人的には、二次創作の方法論をオリジナルでやると
早い話「小さく」なるんですよ。
オリジナルはもっと雑多で、逞しく、「それもあり」の驚きと共にあってほしい。
歴史と言っても
転生モノでしたが、現代の学生さんの中身が信長だとか
それこそ医者が幕末にタイムトリップした「JIN」だとか
それこそ刀の擬人化だとか…
「そういうアクセス方法あるんだ」というのも面白いと思うのです。
時旅のコンセプトとしては
「時空のカオスエリア」です。
最初の動機としては
新型コロナ禍であったことも手伝って
「Webでとんでもない遊びをせんとや」でした。
いろんな時代がごちゃ混ぜで存在する日は1年に1度「時の記念日」
…という。今年は10日は月曜なのでズレたけど。
マイナーな歴史人物や時代を扱えるのが同人誌の良いところでは。
己の推しを推しまくるわけでございます。
一般向け商業誌ではできない事ができるのにもっと誇りを持つべきです。
それができなくなったら創作は死にます。
そして
興味というのは狭くなるより、幅が広い方が良いのです。
いろんな時代、いろんな人物に出会えば出会うほど
人生豊かになるじゃないですか。
「時代順」という考えもありますが
別の時代や世界とのリンクを見出すのも21世紀型の考え方です。
だから
「まだ知らない時代や歴史人と出会ってみないか」
というわけで、
時空カオスでやろうということで。
ざっくり「日本史メインのオリジナル」にしました。
ゲームやドラマ二次創作はご遠慮にしたのは、
ピクスク側がWebで「登録なし参加OK」になったのもあります。
海外も閲覧可だからです。
しかし、どうするのかとなんやかんや心配していたら
結局「こ」エリアは無事埋まったwので
問題は解決してしまいました;
あはは…
あとは奥の方まで回ってもらう為に
MAPグラフィックを頑張りました。
理想としては一次創作の場合
ピクスク配置「自動」に「ランダム」があると良いのですが。
同人誌にはエリアわけジャンルありきの二次創作方法論が、理由なきまま
方法のみ先に来ているので
私の考えてるような事は言ってもなかなか通じないでしょう、とは思います。
リアルの既存のものにできない事は
新しく作っていくしかない
それは、概念も同じだと思います。
しかし…
なかなか理解は得られないだろうなあ^^