Love me.

一人が、つまらないなら…ここまで、おいで?

4月4日。

2005年04月05日 | Weblog
港街にてシーツ怪人を発見。

案の定、俺の探し人。
シーツにすっぽりと包まった姿でもぞもぞと動いていた。
アルビノのヤツが日中表をうろつく為にとった苦肉の策だったのだろう。
なかなか、笑える姿だったけれど。

好き、大切、愛している…
口に出して言うだけなら誰にでも出来る。
証明する事は容易い事ではないから。
証拠などなくとも信じてもらえるような行動を…俺は今までとってきたか。
そう考えると…正直わからない。
それでも俺は、自分のしたいように、自分の思うようにしてきた。
だから、俺の口から出る言葉は。
そのときの俺の求める事、望む事、真実を告げているのだろう。
大事なのは、その瞬間だけの感情ではなく、それを持続させていく事だ、と。

親愛を表現する手段としてヤツが俺に告げたのは…キスで。
おねだりに弱い俺は。
嬉々として、そのおねだりを受け入れる訳だけれど。
シーツの中から出てきたヤツの髪が。
真っ白なセクトの姿が。
愛らしい天使のように見えたなんて事は。
口にしてもきっと信じてはもらえないだろうから、これは黙っている事にしよう。


アクセサリーの店で、今更ながらホワイトデーのお返しを購入。
時間があれば、ゆっくりと…彼女と過ごしたいと思った。