遺跡に潜る。
騒がしい通路、角を曲がれば見知った一人と知らない二人。
探していた人物に遭遇できて安心したのもつかの間。
なにやら様子がおかしい。
その様子のおかしい彼を、俺の知らない二人は宥めているように見えた。
近寄っていこうとすれば、次々に辻斬りが現れる。
辻斬りに襲われるなんてのは、か弱い女性の専売特許のようの思っていたよ、俺は。
ジャンキーとじっちゃん騎士。俺とGとか言うサムライ。
遺跡にて、剣を交える。
背後で、ティーダとセクトの気配を感じる度に気が気でなかった。
殺し合いなど、見ていてあまり気持ちのよいものではないから。
じっちゃんは、どうやら若かったようだ。
髭やらヅラやら吹っ飛んだ。
じっちゃんさいこー。
俺はと言えば。
左足を斬られる。
久しぶりに、まともに自分の血を見たような気がする。
怯えたセクトに反応したのか、大量の蛾が集まってきた。
視界を塞ぎ、麻痺毒を含むりんぷんを撒く蛾のおかげで、辻斬りとの戦闘は流れた。
足を斬られれば、当然自由は効かなくなる訳で。
俺は、蛾に…セクトに助けられた。
ティーダはセクトの兄なのだと言っていた。
よい関係なのだろう。微笑ましい。
何があったのかは、わからないが。
セクトは酷く怯えているようだった。
心が壊れてしまったのだろうか?
それでも、俺の行為に対する反応…怒った様なあの仕草は。
やっぱりセクトで。
笑わずにはいられなかった。
ティーダとセクトと俺と…三人で街へと帰る。
騒がしい通路、角を曲がれば見知った一人と知らない二人。
探していた人物に遭遇できて安心したのもつかの間。
なにやら様子がおかしい。
その様子のおかしい彼を、俺の知らない二人は宥めているように見えた。
近寄っていこうとすれば、次々に辻斬りが現れる。
辻斬りに襲われるなんてのは、か弱い女性の専売特許のようの思っていたよ、俺は。
ジャンキーとじっちゃん騎士。俺とGとか言うサムライ。
遺跡にて、剣を交える。
背後で、ティーダとセクトの気配を感じる度に気が気でなかった。
殺し合いなど、見ていてあまり気持ちのよいものではないから。
じっちゃんは、どうやら若かったようだ。
髭やらヅラやら吹っ飛んだ。
じっちゃんさいこー。
俺はと言えば。
左足を斬られる。
久しぶりに、まともに自分の血を見たような気がする。
怯えたセクトに反応したのか、大量の蛾が集まってきた。
視界を塞ぎ、麻痺毒を含むりんぷんを撒く蛾のおかげで、辻斬りとの戦闘は流れた。
足を斬られれば、当然自由は効かなくなる訳で。
俺は、蛾に…セクトに助けられた。
ティーダはセクトの兄なのだと言っていた。
よい関係なのだろう。微笑ましい。
何があったのかは、わからないが。
セクトは酷く怯えているようだった。
心が壊れてしまったのだろうか?
それでも、俺の行為に対する反応…怒った様なあの仕草は。
やっぱりセクトで。
笑わずにはいられなかった。
ティーダとセクトと俺と…三人で街へと帰る。