Love me.

一人が、つまらないなら…ここまで、おいで?

4月17日。

2005年04月18日 | Weblog
遺跡に潜る。

騒がしい通路、角を曲がれば見知った一人と知らない二人。
探していた人物に遭遇できて安心したのもつかの間。
なにやら様子がおかしい。
その様子のおかしい彼を、俺の知らない二人は宥めているように見えた。
近寄っていこうとすれば、次々に辻斬りが現れる。

辻斬りに襲われるなんてのは、か弱い女性の専売特許のようの思っていたよ、俺は。

ジャンキーとじっちゃん騎士。俺とGとか言うサムライ。
遺跡にて、剣を交える。
背後で、ティーダとセクトの気配を感じる度に気が気でなかった。
殺し合いなど、見ていてあまり気持ちのよいものではないから。

じっちゃんは、どうやら若かったようだ。
髭やらヅラやら吹っ飛んだ。
じっちゃんさいこー。

俺はと言えば。
左足を斬られる。
久しぶりに、まともに自分の血を見たような気がする。
怯えたセクトに反応したのか、大量の蛾が集まってきた。
視界を塞ぎ、麻痺毒を含むりんぷんを撒く蛾のおかげで、辻斬りとの戦闘は流れた。
足を斬られれば、当然自由は効かなくなる訳で。
俺は、蛾に…セクトに助けられた。

ティーダはセクトの兄なのだと言っていた。
よい関係なのだろう。微笑ましい。
何があったのかは、わからないが。
セクトは酷く怯えているようだった。
心が壊れてしまったのだろうか?
それでも、俺の行為に対する反応…怒った様なあの仕草は。
やっぱりセクトで。
笑わずにはいられなかった。
ティーダとセクトと俺と…三人で街へと帰る。